研究ノート(大学教員の徒然)

なかたにじゅんいちの個人ブログです。

マーケティング研究ブログするつもりが、最近は専ら戯言の類(主にアニメネタ)ばかりです。本当にスミマセン。
※本ブログの内容は個人的見解であり、当然ながら所属組織及び企業の意見を代弁するものではありません。

大学教員兼マーケティングコンサルタントをしてますが、小学校の卒業文集には、将来の夢を「建築家」って書いてました。
就活講座

ということで、しばらく「やりたいこと」についてです。

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■就活ヒント:「やりたいこと」ってなんだろうか?(その1)
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さて、早速ですが、
小さなこと「将来の夢」とか「大人になって就きたい仕事」といった類の作文を書いたことはないでしょうか?

その当時の夢を今なお追いかけ、突き進んでいる人もいるかと思いますが、多くの人は、そうした事を書いたことすら忘れ、就職活動がスタートし、改めて「自分がやりたいこと」を考えている状況かとおもいます。

就活において、皆さん自身の「実現したいこと」「やりたいこと」を一生懸命考えていることは大切ですが、あまり考え過ぎないことと、執着しすぎないことが大切です。

何故ならば、企業において新卒採用は「投資先の見極め」でしかありません。

ゆえに学生の「やりたいこと」は企業にとって極論必要ないのです。

会社にとって将来有望であるかどうかを見極めているのであって、皆さんの「実現したいこと」「やりたいこと」を実現させてあげるために採用しているのではありません。

就活では、

「その会社に入ったらいかに活躍できるか、将来有望であるか」

をアピールすることが必要なのです。

この当たり前すぎることを理解できず、「自分アピール」ばかりしていても良い結果は得られません。

かといって、「やりたいこと」が不要ということではありません。その活かし方が大切なのです。

現段階での皆さんの「やりたいこと」「実現したいこと」は何ですか?

ぼんやりしたイメージでは就活で活かすことはできません。
これも、やはり書き出してみながら考えることが必要です。

次回も引き続き、「やりたいこと」について考えてみたいと思います。

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ちきりんさんの以下のtweetが各方面で話題になってますね。


このtweetの主旨は、「自分の時間の使い方は自分のアタマで考え判断して生きなさいよ」ってことであって、大学の授業をサボりバイトに生を出すことや、海外に出ることを絶対的な価値として推奨しているわけではありません。

ただ、ちきりんさんは、自身の大学時代の経験が今につながっているので、授業に真面目にでるよりバイトを通じ社会経験を積んだり、海外放浪したりした方が余程価値があるとは思っているようで、このtweetに難癖つけている人が発生してしまっているのですね。

どんな難癖がつけられているかご興味があれば以下をご参照ください。

ちきりん 「あたしは大学時代、つまらない授業をほっぽってアルバイトに精を出し社会勉強をし、そのお金で海外放浪して世界を知った。」 −togetter まとめ −

「自分の時間の使い方は自分のアタマで考え判断して生きなさいよ」という、ちきりん女史の意見、何の異論もございません。おっしゃる通りです。

自身も学生たちには常々そうあって欲しいと思っています。すくなくともその訓練を大学時代にして欲しいと思っていて、事あるごとに講義でもそのことを伝えているます。(伝わってるかは不明)

かくいう私自身も、まさか自分が大学教員になる日がこようとは思いもしませんでしたが、大学時代、1年目2年目はサッパリ大学の講義に出席していませんでした。アルバイトばかりしていました。
(サッパリといっても、留年しないための最低限の出席(そして代返画策)をしていました。ちきりんさんもきっとそうであったと思います)

3年目は遂に、休学。お金貯めて半年海外生活となったわけです。

親の金で大学行かせてもらいながら、今思えばなんとも申し訳ない事であったかもしれません。

でも、そんな大学時代があっての今だと思っていますので、何の後悔もしていません。
※ちなみに、海外生活を通じ、あれこれ考え、帰国後卒業までに2年間は相応に勉強したつもりです。
 
もう一度、大学時代に戻れるなら、きっと勉強頑張ると思います。「今の人生経験を持ったまま戻れるならば」という条件付きですがw

そんな大学時代を過ごしていますので、教員となった今、「授業に出席しろ!」なんて学生に強制出来ませんよね。

大学のあり方に対しては様々な意見があるとは思いますが、私は、義務教育ではないので、勉強したい人がしたら良いというのが基本的なスタンスです。

ただ、全ての学生が向学心をもって大学進学し、一生懸命勉強するかといえば、そうでもありません。
また大学の講義も、学生のその分野への興味関心を引き出し、専門性を高める一助となるような良い講義ばかりとも言えません。面白くない講義をする教員も沢山います。

色々なレベルの大学があります。教員も様々です。(その議論はここでは割愛)

そして、ちきりんさんや、私が大学生をしていた時代とは今は違います。大学全入時代です。

そんな環境下、学生集めに苦労する大学は少なくありません。というかほとんどの大学、特に地方私立は学生集めに苦労しています。(つまり経営が大変ということです)

となれば、経営的に大学は学生を「お客様」とし、サービス業のごとくあらねばならない部分が生じてきます。(学生を一人でも多く集めるために)

自身が籍を置く大学は、いわゆる偏差値的には決してレベルは高くありません。

それは、高校までいわゆる「お勉強」をしてこなかった結果なだけであり、人間的な能力や可能性が低いわけではありません。

ただ、そした学生ですから「勉強をしたい!」という強い思いをもって入学をしてくる学生ばかりでないのも実情です。(なんとなく大学進学です)

そうした学生に、昔ながらのような講義をしてもニーズに合いません。
関心のない分野、好きでない勉強をしたくなるような講義をし、講義をサボりたくないと思わせるのも大学教員に求められることだと思っています。

と、何やら、話が脱線して、まとまりがなくなってきたな...。

「自分のアタマで考え自分で決める訓練を積み重ねる大学時代を過ごして欲しいな」

と、常々自身が大学教員として学生に対し願っていることを、ちきりん女史のtweetをみて再確認したので、徒然書き綴ってみました。

明日の講義も頑張ろ。

ということで、こちらからは以上です。

自分の時間を取り戻そう
ちきりん
ダイヤモンド社
2016-11-25




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