研究ノート(大学教員の徒然)

なかたにじゅんいちの個人ブログです。

マーケティング研究ブログするつもりが、最近は専ら戯言の類(主にアニメネタ)ばかりです。本当にスミマセン。
※本ブログの内容は個人的見解であり、当然ながら所属組織及び企業の意見を代弁するものではありません。

こんばんは



これを読んでます。

電子債権 経済インフラに革命が起きる


仕事柄、金融とは縁があることもあり、
興味津々で情報収集している。


で、ちょっと必要が生じたので、中小企業のIT化と金融について簡単にまとめてみる。

なお、以下の内容に何の保障もしません。間違った理解もあるかもしれません。


日本の中小企業のIT化の状況。

日本における中小企業のIT普及率は中南米と同レベルらしい。
その基準は、

 「一人当たりのPC保有台数」

で測られている。

とさておき、

日本の金融機関の融資は、担保主義。
高度経済成長時代は、地価が年10%で上がったのでそれで良かった。

しかし、土地神話は崩壊して、莫大な不良債権を抱え込んだ。
そして、担保に頼る融資を銀行が出来なくなった。

直接金融市場も充実してきた。
上場企業は市場から直接資金調達をするようになった。
ベンチャー企業も新興市場が出来、上場しやすくなった。

中国の台頭により、中小製造業、特に下請け系は厳しい経営環境となった。
日本を下支えしてきた製造業。
高成長時代は、生産設備の投資が必要であり、そこに資金需要があった。

が、今は違う。大きな投資に消極的になってきた。

資産潤沢な優良企業には資金ニーズがない。
あっても、金融機関から借りる必要がない。
そうした企業に、メガバンクも地銀も群がった。

逆に、業績が低迷している中小企業は資金繰りが苦しくなる。
本業が苦しいのだから、銀行も当然ながらお金を貸したくない。

ITという麻薬が投下されて、ITバブルが起きた。
お金がIT企業というだけで集まった時代もあるが、今は昔。

変化の激しい経済環境。何が成長して、何が衰退するか判らない。

銀行は、土地担保が取れなくなったため、お金の貸し方がわからなくなった。

そんな状況で、消費者ローン会社の取り込んだ。
消費者ローン会社は、独自の手法でお金を貸す方法を知っていた。

しかも、暴利で。
暴利という言葉は適切ではないかもしれない。
10%を超える金利でも借りたい人は借りるということでしかない。

消費者ローン会社は、勢いを増して伸びた。
銀行は、消費者ローン会社に大量の資金を低利で融資をした。

それを、消費者ローンは、何倍、何十倍もの金利で個人に貸し出した。
そりゃ儲かるはずですよ。

個人の次は、もちろん事業者。
事業ローンという商品を銀行の名前で商品化した。

銀行からお金を借りているような感じがするだけで、消費者ローンから借りているのと、何も変わらない。

広告の下の方に「保証会社 ○○ 」 と必ず消費者ローン会社の記載がある。


当然、多重債務者が増えて、社会問題になった。

銀行がお金を貸してくれないのだから、仕方がない。
資金繰りが苦しくなった企業でも借りれたのだから・・・

そして、いま、グレーゾーン金利問題が取りざたされている。

米国系の消費者ローンは、一気に徹底計画を出している。
儲けるだけ儲けて、引くときは一気に引く。


長くなってきた。続きはまた明日。









こんばんは。



中国でも新幹線が走り出した。

2007/01/28-17:12 「新幹線」、中国で運行開始=日本から技術供与のはやて型
 【上海28日時事】中国鉄道省は28日、都市間輸送高速化のため導入した新型車両の営業運行を上海〜杭州、上海〜南京間で始めた。使用するのは日本の新幹線「はやて」がベースの「CRH2」。試験運行も兼ね、時速は最高160キロに抑えられているが、4月のダイヤ改正後はスピードアップし、時速200〜250キロでビジネス客などを運ぶ予定だ。
 CRH2は8両編成で610人乗り。中国メーカーが日本から技術供与を受け製造したもので、車両内の設備や座席配置は新幹線とほぼ同じ。同日早朝に杭州を出発した列車では「座席間隔が広く、ゆったりできる」「設備が使いやすい」と好評だった。



(1/28)中国で「新幹線」運行開始・「はやて」型、上海から

 日本の東北新幹線「はやて」をベースにした中国の高速列車「CRH2」(通称、子弾頭=弾丸)が28日、在来線の上海―南京(江蘇省)、上海―杭州(浙江省)の両区間で営業運転を始めた。中国の高速鉄道網整備の第一歩となる。乗客には「ゆったりして快適」「設備が使いやすい」など好評だったが、主要メディアが「国産」「自主技術」を強調しているため、日本からの技術導入を知らない人もいた。

 当面は従来の特別快速列車と同じ最高時速160キロメートルだが、4月のダイヤ改正後は同200―250キロで走る。1等車と2等車があり、料金は2等車で上海―南京が72元(約1120円)、上海―杭州が44元(約690円)。

 南京発上海行きの第1号列車(16両編成)はほぼ満席。発車前には中国では珍しい流線形の車体と記念撮影をする姿が目立った。

 はやて型車両は川崎重工業など日本企業6社が2004年に受注。一部を完成車両として輸出したほか、技術供与先の南軍四方機車車両(山東省)が現地生産している。(上海=渡辺園子)





えっと、時事通信と日経の同じことを対象とした記事を添付したんです。

ものすごく気になったので。

記者の心が新聞記事にはこもっていると感じました。


時事通信の記事だけを読んだ人は、

  「 日本の技術が中国でも活かされているんだなぁ 」
  
 とか、

  「 日本の新幹線は凄いなぁ 」

 とか、

  「 日本の『はやて』は全席禁煙だけど中国はどうなのかなぁ 」

  などと

 思いをはせるのでしょうけれど・・・・


 下の記事には

乗客には「ゆったりして快適」「設備が使いやすい」など好評だったが、主要メディアが「国産」「自主技術」を強調しているため、日本からの技術導入を知らない人もいた。


 という一文が入るだけで、そんな気持ちを吹き飛ばしてしまいますね・・・

 自分だけでしょうか?


 

 仲良くしようよ・・・
 
 

↑このページのトップヘ