研究ノート(大学教員の徒然)

なかたにじゅんいちの個人ブログです。

マーケティング研究ブログするつもりが、最近は専ら戯言の類(主にアニメネタ)ばかりです。本当にスミマセン。
※本ブログの内容は個人的見解であり、当然ながら所属組織及び企業の意見を代弁するものではありません。



安易な増税はもちろん許されるべきではありませんが、
かといって何でもかんでも、増税反対!とするどこかの政党の主張に
違和感を感じています。

個人的には、
日本の危機的財政事情を考えると、増税は止む無しと考えています。

ただ、その増税となると必ず出てくるのが、たばこ税の増税。

やはり今回も、

「たばこ増税議連」、超党派で13日設立Nikkei Net

 自民、民主、公明など超党派の有志議員は10日、国会内で会合を開き、たばこ税の引き上げを目指す「たばこと健康を考える議員連盟」を13日に設立することを決めた。自民党の中川秀直元幹事長と民主党の前原誠司副代表、公明党の北側一雄幹事長らが共同代表世話人に就任する。今秋の税制の抜本改革に向けて引き上げ幅や財源の使途などを検討する。

 会合後、共同代表世話人の1人、民主党の小宮山洋子氏は記者団に「日本のたばこの価格は安すぎる。少なくとも倍か、それ以上にしたい」と強調。現在は1箱300円程度の価格を国際価格並みに大幅に引き上げるべきだとの考えを示した。税収の増加分に関しては「健康や福祉に還元していきたい」と語った。 (09:50)


それに呼応して、ここぞとばかりに、禁煙推進は気勢を上げるわけです。

1箱1000円たばこは一気に実現すべきだ



やれやれ。

それぞれの意見なので、完全否定はしませんが、
上記の、小宮山氏の

「日本のたばこの価格は安すぎる。少なくとも倍か、それ以上にしたい」

との発言、いかにもという感もありますが、

これは何?貴方様は本当に政治家?と思わざるを得ません。
他の国が高くしているから、日本も高くすべきってどうなの?
この論理がまかり通るならば、他にも応用できるわけです。

例えば、
欧米のマクドナルドではビッグマックは日本よりも100〜200円程度高い、だから日本も高くすべき!

とか、

欧米の消費税は10%を超えているから、日本も10%以上にするべきです。

これで良いじゃないですか。
是非、この理屈で次の選挙を戦っていただきたい。

そして、もし国ごとの価格差が問題と思うなら、
為替相場など無くすべきであり、世界中物価、税率を一律固定すべきでしょう。国ごと差があって当たり前です。

そして、また

税収の増加分に関しては「健康や福祉に還元していきたい」と語った。


健康や福祉に還元するのは良いと思いますが、
たばこが健康に悪い → だから禁煙推奨すべき → てっとり早く値段をあげよう → そのために増税しよう。

払いたくなければ煙草を辞めなさい ということですね。

この理屈がまかり通るなら、
メタボになるから、ジャンクフードはやめなさい。肉を控えなさい。健康に良いものを食べなさい。

となるわけです。

マクドナルドのハンバーガーの食べ過ぎはメタボになる。欧米は日本よりも高い。だから上乗せ分程度の増税はするべき。
そしてその増収分はメタボ撲滅の為に使う。

ハンバーガー税の完成ですよ。論理は記事にみる小宮山氏のたばこ増税と同じ。

肉でもOKです。欧米的な食生活がメタボにつながるとして、
輸入牛肉には一律10%以上の欧米税をかけましょう。

ま、もちろん、理にかなった意見を持っての発言だと思うのです。
ただ、マスコミは、小生のような、反応的な人種の反応を煽る為に、部分的にしか記事にしないわけです。

タイトルと本文がずれていました。

たばこが1000円になったら、たばこを吸う人は3割減、吸っている人もその量が5割減程度でしょうか?

仮にそうした結果になると現状税率水準で35%税収になるわけです。となると、3倍以上の増税が必要。1000円にするは3倍どころでないので、結果として税収が増えるということなのでしょうね。

JTの業績には大打撃、それはすなわち株価の低下を招くわけです。
あれ、そういえば、政府は、JTの大株主でなかったですかね?

いいのですか?株の売却益も財政難を克服するために期待しているんでしょ?


で、最後に当の小職は、
「1000円になっても、今と変わらず吸いますよ」とは流石に今の収入から、悔しいかないえない状況なので、
1日1箱が、おそらく3日に1箱程度に減らすでしょうね。

もしくは、手巻き煙草に変えます。
禁煙推進派としては、してやったりというところでしょうか?

それはさておき、今回は
すぐにたばこ増税が議論させる愚を感じて仕方がないということです。

悪代官と越後屋の悪だくみによりスタートすることになった

「タスポ」

なのですが、自分は思ったのです。

「 そういえば、免許証で年齢認証する機械が無かったっけ? 」
「 確か、その機械が自動販売機に設置されるんじゃなかったけ? 」

で、調べていたら、その認証機械を作っているメーカー社長のコラムがありました。

第24回「タスポがないと買えない」という宣伝のウソ
松村テクノロジー社長 松村喜秀氏 2008年5月23日
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/ea/24/

全国約52万台ある自動販売機が、場所によってはタスポ、場所によっては、免許証と、バラバラになっては、使う側が迷惑するわけですが、少なくとも、この松村テクノロジー社は、絶好のビジネスチャンスを奪われてしまったのでしょう。

なお、今回のタスポについて、ビジネスになっているのは、

2006年10月26日、NTTデータ、NECトーキン、ドコモ、大日本印刷、トッパン・フォームズ、トランスコスモス、日立製作所、ベルシステム24の8社は、社団法人日本たばこ協会(TIOJ)が取り組む「たばこ自販機成人識別施策」を実現する、taspo(タスポ)システムについて、2007年12 月のパイロットサービス申込み受付開始を目指して構築し、その運用を行っていく、と発表しました。


と、大手ばかりですね。


自分は、毎日1箱のペースで煙草を購入していますが、自動販売機で買うことはほとんど無いのです。コンビニで買っています。

でも、どうしますかね。折角なのでタスポの申込をしてみますか。

たばこ協会に、個人情報を取られて、どこで、どれくらい、どの煙草を購入しているか?すべて把握されてしまうのでしょうね。


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