久しぶりに大学院について。入学への大きなハードルが出来たというお話。
「本ブログは自分のために書いています。」
誰かの役に立つ情報を発信できるようになりたいなぁと想いは持っていても、結局ブログって自分の為に書いるんだなぁと常々、思っていました。
常にチェックしているαブロガー「いしたにまさあき」さんのブログ「みたいもん!」にそんな記事がありました。
【2009.2.3】たつをさんに聞くブログを「広く」するコツ
なるほど、まずは自分の為に、そしてそれらをあとからまとめてみると、他の人にも役立つ情報になることがある。そういうことなのですね。
そんな情報を今日得て、大学院に関して、書くべきか悩んでいたことを「自分の為に」まず書いてみます。
早稲田大学大学院(MBA:夜間)に合格してはいるのですが、入学するには非常に大きな決断を要する状況になっています。
(仕事、会社に関わることなので、特定されないよう慎重に書きたいと思います。)
自分が新卒入社し現在8年目を迎えている会社、半年前より業績が急激に悪化しています。平たくいえば、赤字続きなのです。その為に、事業リストラ、人員削減を急激なスピードで進めているという状況なのです。コンサル的な会社なので、コストの大部分は人件費、キャッシュを生み出すような資産があるわけでないので、売り上げ減は、即キャッシュフローマイナスになるのです。
無事合格した12月、会社の状況は予想以上に深刻な状況になっていました。それでも、まだ楽観的希望もみえていたのです。
合格後、昨年末に、役員などに報告、相談した結果、現在の事業部から、自分自身の研究テーマに直結する仕事が出来る事業部への異動と、4月から働きながら大学院に通う事に折り合いが一度はついていたはずなのですが、年が明け、状況が一変。
年明け以降、経営状況はさらなに深刻さをまし、さらなる事業リストラ、人員整理の断行という状況ということになりました。ということで、当初、年明けすぐに異動という心づもりだったのですが、一旦ペンディングになり、それまでの業務を継続していました。
現在の業務というのが、100%子会社の新規事業立ち上げというもので、この1年間はその新規事業立ち上げの為に、出向する形で子会社社員となっていました。
ところが、事業リストラの波は、小生が出向している子会社にも及びました。株式の過半数以上を外部企業に売却という決定がなされたのです。
なるほど、こういうことが年明け以降検討されていたのか・・・
小生には役員より選択肢が渡されました。残るか?子会社と一緒に行くか?という二択です。ただし、残った場合、当初話をしていた部門ではなく、支援企業への出向。子会社と一緒にグループを離れる場合は、状況的に大学院との二足のわらじは認められない。という条件付き。本体に残り、新たに出向となったら、なお、無理ということです。
ある程度は予想していたのですが、非常に残念な状況になりました。年末に一旦決まったと思った異動先の部長は、必死に自分を部門に残し、学校との両立を実現できるよう努力してくれたのですが、最終的には、役員陣の判断だったそうです。
ま、業績低迷、次々と事業リストラ、人員整理している最中、「仕事もしながら、春から大学院に行きます。」という事を行っている人間に対して良くは思わないですよね。特別扱いも出来ないでしょうし。要は、大学院に行くならば要らない、と宣告されてしまったのです。
ある役員からは、
「何を考えてるの?こんな時期に」
と、ストレートに言われもしました。
子会社の役員、つまり今の上司からも
「応援してあげたいが、今はそれが出来る環境ではない」
「一緒に移り、来年行くことにしたら?」
とも言われました。
受験を決意した8月頃、業績が下降しはじめていたものの、ここまで深刻な事態になるとは予想は出来ませんでした。
もうすぐ、入学手続きのための書類も手元に届くことになり、月末までには入学金・学費の納付もしなければならないわけで、
状況への落胆、現在の会社の事業内容、今後の可能性に、強い思い入れがあった分、センチメンタルな気分にもなりますが、現実を直視し、動き出さねばなりません。
幸い、現在の子会社を選択すれば、3月末まではいることができます。残り2ヶ月。
まずは、本当に大学院に行くべきか?という事を再度考えるところからです。大学院は思いつきで受けているわけでは当然ながらありません。将来の可能性を広げるための手段です。手段であり目的ではないので、手段に固執することは無いのですが、今の環境が望む形とならないのであれば、それが実現出来る環境を自ら探し得るということ。
大学院を諦め、現在の仕事、会社を選ぶ必然性が無いのです。会社もまた手段であるので。仮に大学院への入学を断念することになったとしても、現在の会社にはもう残らないでしょう。なぜならば・・・ ※これ以降を書き出すと危険なので割愛。
ということで、一旦、冷静に、今一度、現環境下の状況整理し、相談すべきところには相談しますが、九分九厘、大学院に通う事を選択すると思います。そうなると、転職活動をしなければなりませんが、大学院に通う前提で採用されるとも思えないので、独立するという選択も考えておかねばなりません。
幸い、独立起業するには大変恵まれた仕事環境下で8年を過ごしてきましたので、何をしたらいいのだろう?というレベルではないのですが、独立し事業を行う苦労は、身にしみて知っているので、出来れば避けたいのが本音。でも、転職となると会社にまた縛られるから、まぁ、でも最終的にそうなったとしても、それもまた良しかな、人生かな。
今後は、もしかしたら、転職活動ブログ、起業ブログになるかもしれません。
人生万事、塞翁が馬。別に会社辞めても死ぬわけではないしね。こんな状況も楽しみたいところです。
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