熊野灘沖にて13日早朝にフェリーが座礁した。
乗員乗客に犠牲者が出なかった事が不幸中の幸いですが、
フェリー事故:傾く船 28人、励まし合って脱出
幸い中の不幸は、その乗員乗客の内訳が全国ニュースになったことではないでしょうか?このことが気になった人も多いのではないでしょうか?これは後々、いろいろな意味で話題になりそう。
ニュースによると、今回座礁したフェリー「ありあけ」に乗っていたのは、
乗客7人、乗員21人
乗客7人、乗員21人? 何かの聞き間違いかと思いましたが事実のようです。
「ありあけ」は、小さなフェリーなのか?そんなこと無いです。
「ありあけ」は、小さなフェリーなのか?そんなこと無いです。
http://www.aline-ferry.com/ship/ariake.html
ホームページによると、「ありあけ」の乗客定員は426人です。
誰がどう見ても、聞いても7人では大赤字じゃないですか、乗客の3倍の人数の乗員が乗っている長距離フェリー。
これはやばい、やばすぎますよ。東京〜志布志のフェリー。
高速道路1,000円により打撃を受け、さらに無料化の流れに猛反対しているのが、JRとこのフェリー会社といいますが、もう既に瀕死の状態ですね・・・
今後、どうするんですかね。経済合理性に基づけば長距離フェリーはもはや成長の余地が無い訳です。でも、容易には撤退も出来ないのでしょう。
結構、長距離フェリーって高いのですよね。現状の乗船率を思えば、価格を大幅に安くして、時間がかかっても安く移動したいという客層をがっちり押さえにかかるべきじゃないですかね。
そんなことを座礁事故を通じて感じた次第。
そういえば、先日、例の市橋容疑者が逮捕されたのは、大阪〜沖縄のフェリー乗り場。フェリー関連ニュースが続くのは、フェリー運営会社に世間を注目させるための、見えざる力が働いているのかもしれませんね。
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活用1)人知れず沖縄に行く。(乗船待合室注意)
活用2)大型フェリーの貸し切り気分を味わう。(座礁注意)
では、ないですよね?
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