この数年は雑誌は買わない事にしてきたのですが、以下の雑誌を思わず買ってしまいました。

年始に1年計画やら自分の時間の使い方などを思案する人が多い時期に狙い撃ちという特集ですね。見事にやられました。 

PRESIDENT (プレジデント) 2010年 2/1号 [雑誌]PRESIDENT (プレジデント) 2010年 2/1号 [雑誌]
販売元:プレジデント社
発売日:2010-01-09
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大半はどうでもよい情報だったのですが、「時間ドロボーを退治する5大メソッド」という特集が良かった。特集は以下の構成。

1)林成之氏 「集中力が増す3つの仕掛け」 これは◎
2)伊藤良二氏 「課題設定7割、作業3割の法則」 これは△
3)P・Fドラッカー神 「付きあわない人を決める技術」 これは◎
4)蒲田浩毅氏 「究極の時間術、棚上げ・不完全法」 これは◯
5)向井万起男氏 「ウィッシュリスト100」の魔法 これは◯
 
脳科学好きの自分としては、林成之氏の話は特に興味深かった。指導に関わった北島康介の競泳を通じた説明もGOODだった。

 ◆ゴールを決めない:

人間の脳は自己報酬神経群が、結果を期待出来るところにくると働いてしまい、全力で頑張っているつもりでも、脳の機能が低下するとのこと。

実際、北島康介が残り10メートルまでは世界記録ペースにも関わらず、最後で失速するのは、自己報酬神経が働き、脳のパフォーマンスが低下し、体のパフォーマンスが落ちるという仮説を立て、ゴールを、壁にタッチして電光掲示板を見た瞬間をゴールとして認識する訓練を積んだ結果、1ヶ月後には世界記録を樹立したとのこと。
 
◆コツコツやらない:

 
コツコツ努力することは良いことのように思えるが、これは自己保存本能によるもの。コツコツ着実に努力するという言葉の背景には、失敗しないように慎重に事を運ぼうという意識が隠れているらしい。

反対に、とても到達できそうもない目的に向かって一気に駆け上がろうと考えると、脳は驚くほど高いパフォーマンスを発揮するとのこと。

 一気のダッシュを繰り返しを積み上げて行く事がベターと言うことらしい。

◆結果を求めない:
 
 
結果を求めすぎると能力を発揮出来なくなるリスクをともなう。結果を求めず、達成の仕方に全力投球するとき、人間は信じられない集中力を発揮するらしい。ポイントは「損得勘定抜きに」ということ。

  また、ライバルを意識すること、つまり「敵に勝つ」という意識は、脳の本能に反し、パフォーマンスを低下させるとのこと。ライバルとして意識するのではなく、自分を高めるためのツールと意識することが重要とも。


この記事がとても興味深かったのが、説明は競泳を軸に説明していたが、経営マネジメントにおいても応用できるというか、そのまま適用できる内容に思えてならなかったから。

予算の達成をゴールとすると、達成が見えてくるとパフォーマンスが落ちてくるので、目指すゴールを予算達成して開く飲み会に置くとか、

コツコツ積み上げていくマネジメントから、高い目標を掲げて、組織をあげてダッシュを繰り返すようなマネジメントにするとか、

競合企業を敵と位置づけるのではなく、自社が成長するためのツールとして認識するとか、
 
そんな感じで。 


今後の経営者には脳科学分野の知識が必須となる時代も近いかもしれません。となると、MBAでもそんな授業が必須授業になるかもしれませんね、と思ったら、ビジネスと脳科学の本も出されているのですね・・・
 
 ビジネス<勝負脳> (ベスト新書)ビジネス<勝負脳> (ベスト新書)
著者:林 成之
販売元:ベストセラーズ
発売日:2009-01-31
おすすめ度:4.0
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脳科学に関連してオススメ・マーケティング本はこれ。

 心脳マーケティング 顧客の無意識を解き明かす Harvard Business School Press心脳マーケティング 顧客の無意識を解き明かす Harvard Business School Press
著者:ジェラルド・ザルトマン
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2005-02-10
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