春と秋、地域別5連休…混雑緩和で観光庁提案
3月3日:読売新聞


この時期に、賛否両論巻き起こりそうな施策案をだしてくる事に、ちょっと胡散臭さを感じるんですよね。

メディアがこの話題に食いついているうちに、あまり騒がれずにコッソリ通したい法案があるんじゃないかって。


ま、それはそれとして、この休日改革の件、

今後、様々な視点から賛否両論が出てくると思いますが、この施策が実施されるには、習慣という高い壁を超える必要がありますよね。

実施されては困るという意見はいくらでも出てくると思います。


例えば、

全国一律の暦を前提に組まれているシステムには、変更に伴い追加投資が発生し企業にとっては大きな負担になります。

全国に支店を持つ企業は支店ごとに休みになっては困ります。

地方で東京の顧客との取引が多い企業は休みが取りにくいでしょうね。

交通機関における平日ダイヤ、休日ダイヤはどうなるの?

カレンダー業者は何種類も作る必要が出てきて不採算極まりないでしょう。

単身赴任しているお父さんは、家族と休みが合わなくなりますね。


と、まぁ、あげればキリがないところ。

日本が日本という単位で同一の暦で経済が動いているわけで、この長らく積み重ねてきた商習慣をリセットするのは相当なメリットが見込まれないと動きにくいですよね。


大きな変化を起こそうと思えば、必ず反対意見は出てくるし摩擦も起きるところ。

でも、反面、新たなビジネス機会も生まれるといったメリットもあるのでしょうから、賛成する人も当然いるわけです。


実施によるメリットも客観的に並べて冷静に判断する必要があるかと。
新聞やテレビの情報に偏りがないことを願うばかりです。


本件に関して、個人的にはプラス面がマイナス面を上回るという試算がでるならば、実施してみれば良いのではないかと思います。


人も企業も大きな変化が必要な時期だと思うと、暦という、これまで日本全国一律というもっとも当たり前と思ってきたことをぶっ壊すのは意外と良策ではないかと。


実際、いまや業種業界によってはカレンダーどおりになど休んでいないわけですし、休みは地域ごと、個人ごと、企業ごとに決めるくらい何の問題もないでしょ。


今までの慣習に引きづられ続けて、自ら変化できないならば、ルールを変えてしまおう!ということで。


初年は色々と不具合も生じるでしょうが、2年目以降は意外とすんなり慣れてしまうような気がします。

と、ここまで書きながら、サマータイム制すら導入出きない国が、地域ごとにカレンダー上の休日を変えるなど到底無理なお話だろうなぁというのが本音。

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