BOSSのマーケティング1の第二回。

本講義は、基礎科目ってことで、当然ながら基礎的な内容です。

マーケティングの基礎を抑える為の構成であり、超王道的な事例ばかりです。

前半が講義で、後半がケースを使った内容。

本日は、STPと4Pでした。
使ったミニケースは「グリコGABA」(これは昨年のイントロダクション合宿で使ったケースですね)と、「ギルバート社」(アメリカの玩具メーカー)でした。

ということで、以下は順不同で講義メモ。


◆ビジネスの2本柱とは?

 イノベーションとマーケティング by P.F.ドラッカー

ちなみに、自分は、商品力と営業力だと思っています。

◆マーケティング環境の変化(キーワード)

1) Commodity Hell
2) Contact Point
3) Confusion

◆コモディティ化している市場 ≠ 成熟市場

◆ビジネスの力と技

力=技術開発力・生産力など
技=マーケティング

◆ポジショニングとは何か?

「顧客の心に位置づける」ということ。
製品に手を加えることzではない
ポジショニングが成否を左右する鍵

◆STP(とくにTとP)変更による成功事例

Panasonic「JOBA」
エスエス製薬「ハイチオールC」
ライオン「リードクッキングペーパー」

◆選択バイアスの罠

第二次世界大戦中、アメリカ空軍は戦闘機の強化についての検討を進めた。 そこで、帰還した戦闘機の被弾状況を調べると、ある部分の被弾が他の部分の被弾よりも多いことが明らかになった。
軍関係者と統計学者エイブラハム・ワルドは、解決策について議論をすすめた。

軍関係者 : 被弾している箇所を補強せよ。
ワルド : 被弾していない箇所を補強せよ。

この話は有名らしいのですが知りませんでした。

統計学者としては、被弾しているところは、致命傷にはならず、むしろ被弾していない箇所に被弾すると致命傷になる可能性があるという見解ということです。

それは被弾し墜落した戦闘機を入手し分析しないと正確には判らないことではありますが、戦時中に、それは現実的に不可能ということで、限られた情報の中から結論を見出さねばならない。

これは成功事例(=被弾しても墜落しなかった戦闘機)のみを元に検討しているっていう事ですね。
本来なら失敗事例(=被弾して墜落した戦闘機)の情報を持って検討する必要がある。

片方だけだと、立場により導き出される解が異なる。ってことですね。

ビジネスの世界でもありますよね。

例えば、購買者のデータは入手できるが、購買しなかった人のデータは入手できない。そんな状況下で、購買者データから、購買しない人への施策を考えるというのが近いかな。

限られた情報の中では、意思決定に際してバイアスがかかる、バックグラウンドにより異なる意思決定がされる。

成功事例だけを学ぶと選択バイアスの罠に陥り易いので注意が必要ってことでした。

これとは別に、「成功した起業家に共通する要素」という話もありました。
それってのは、成功した人の共通項を洗い出しているので、最もらしい内容になるが、実は、失敗した起業家にも共通する要素だったりする。
という内容でした。

うん、確かにその通り。一方だけ聞いてしまうとバイアスがかかる。


◆マーケティングとは?

これは様々な定義があるところですが、「定めたSTPに対して施策が適合させること」
と「儲ける仕組みを作ること」とするが定石。 


ということで、もうすぐ都電荒川線の終着「三ノ輪駅」に到着しそうなので今日はこのへんで。

そうそう、授業の冒頭、マーケティング関連の書籍の紹介がありました。

 
先生の本で最も売れたのは、コレ↓。
文庫サイズで読みやすく、価格も手頃だから。


マーケティング (日経文庫)マーケティング (日経文庫)
著者:恩蔵 直人
販売元:日本経済新聞社
発売日:2004-11
おすすめ度:4.5
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監訳で最も売れたのはコレ↓。
自分はこの本がきっかけでマーケティングを勉強し始めました。


コトラーのマーケティング・コンセプトコトラーのマーケティング・コンセプト
著者:フィリップ・コトラー
販売元:東洋経済新報社
発売日:2003-05-02
おすすめ度:4.0
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機会改めて、まとめて本の紹介はしたいと思います。 
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