土曜日の「企業間関係のマネジメント」も後半戦突入であります。

前半はイノタツ先生(井上達彦先生)でしたが、
後半は、横浜国立大学経営学部の眞鍋誠司准教授となりました。

後半戦初回は「アーキテクチャのオープン化」についてIBM事例を通じてお勉強。

ケースは1970年代から1990年代初頭までのパソコン業界。

課題は

1)なぜIBMはPC市場拡大の恩恵を独り占めできなかったのか?

2)PC市場において競争優位性を構築するためには、どのようにすればよいか(どのようにしているのか)。


という2つ。

今回の授業ははじめにケースとして50分程度のVTRを全員で視聴してからグループディスカッション、全体発表、先生によるまとめ講義という流れ。

視聴したVTRは、

「イノベーションの世紀:アメリカの革新」シリーズ
パーソナル・コンピューターの誕生と進化 〜Nerdたちの勝利 

というタイトルで、もう一回視たいなぁと思い、先生に問い合わせたら、MOT向けの教育教材として一般に市販していないモノとのこと。

motv
MoTVってベタすぎ・・・

Youtubeをちょいと探してみましたがありませんでしたので、少々内容について紹介。

タイトルの通り、IBMがメインフレームからパーソナルコンピューターに参入した頃から、その後のPC市場の拡大とIBMの覇権、そしてマイクロソフトの台頭と確執、IBMのPC市場における終焉、ちょうどWindows3.0が世に出る直前までのお話をIBM、MSを中心にスティーブ・バルマーやビル・ゲイツなど当時の関係者のインタビューを元に回想しているものです。

まさに、PC業界におけるマイクソフトの天下が訪れようとするまでの歴史。

とても示唆に飛んだ内容でした。

GoogleもTwitterもfacebookも影も形も無い時代。

ビル・ゲイツのインタビュー内容の節々には、自社の覇権時代が来ること、そしてその後のGoogleの台頭を予言しているかのような話がありました。

それはそれとして、VTRの中にて印象的な言葉がありました。

それは、

「楽しい事、それは『立ち止まれないという緊張感がずっと続くこと』」


という言葉。

この言葉は良かった。

当時のPC業界に限らず、現在の変化スピードが早くなったいずれの業界においても考えさせられるというか、それを楽しめるかどうかっていうのは、競争を勝ち抜くための必要な資質のように思います。


アーキテクチャについて書こうと思ったのですが、長くなってしまったので、それはまた次回にでも。


IBM、その後の改革といえば、この1冊ですね。

巨象も踊る巨象も踊る
著者:ルイス・V・ガースナー
販売元:日本経済新聞社
発売日:2002-12-02
おすすめ度:4.5
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