大隈塾は毎回ゲストスピーカーがくる授業です。
本日、6月9日は当初予定では枝野幸男行政刷新担当相(当時)でしたが、先週来の鳩山政権崩壊から菅内閣成立という流れのなか、ご存知の通り枝野さんは民主党幹事長になられました。
そんな中で、私自身は、「枝野さんは来られなくなりました」に3000点だったのですが、予想はあっさり裏切られました。
おそらく先週来、環境が急変し多くの予定が見直されていると思われる中、早稲田大学ビジネススクールの授業予定は変更せず、お越しいただけたことに、少し感動を覚えてしまいました。
で、肝心の話の内容はというと・・・
メディアも入っていない完全クローズドな環境の中でのお話だったので詳しく記載することはやめて、感想のみ記載することにします。
枝野幹事長のお話を伺いまして、民主党への偏見が少し無くなりました。
これからの日本の在り方や国家観について特に経済側面からをお話いただいたのですが、枝野さんの話されるそれらは、自分が考えるそれと非常に近いもので驚きました。
僭越な書き方になりますが「民主党にも、こういう考えの方がいるんだ!」っていう驚きです。
これも失礼な書き方になりますが「極めてまとも、真っ当な考え方だなぁ」と思いました。
何が?って気になると思いますが、誤解を与える恐れがあるので割愛。
学生からの質疑にも計30分程時間を割いていただきました。
色々質問があったのですが、それに一つ一つ丁寧に答えてくれました。
私も質問させていただきました。
「反小沢と言われていますが、小沢さんを個人としてどのように評価しているのか?(要は何が嫌なの?)」
「メディアを通じて知る民主党は主義主張があまりに異なる人が集まっているように思えるが、それってどうなの?」
という2つの質問。
後半の質問は、個人的本心としては、民主党の旧社会党グループってどうなのさ!っていう気持ちが入っていました。
枝野さんからの回答は・・・・ なるほど。でした。
私自身、自民党の方とは面識があり話を直接伺う機会がこれまでありましたが、民主党の方と直接相対してお話を聴くのは初めての経験でした。
基本、平将明さんを個人的に応援しているので支持政党は自民党なのですが、今後は民主党の枝野さんには注目していきたいと思います。
貴重な経験・時間でした。
やっぱり政治の事は、テレビや雑誌を通じてでは判らないですね。
<余談1>
大隈塾のファシリテーターは田原総一朗さんなのですが、休憩時間、エレベーターで一緒になった際に、
「小沢一郎はねぇ、〜〜省略〜〜なんだよ。だから〜〜省略〜〜 」
てな話をしてくれました。短い会話でしたが、これもこれで「なるほど」でした。
<余談2>
講義後、早稲田11号館の1階で枝野さんは沢山のメディアの人に囲まれていました。
※躊躇してしまい写真は撮れず・・・

著者:枝野 幸男
販売元:集英社
発売日:2010-04-16
おすすめ度:

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コメント
コメント一覧 (2)
心にそれぞれの化学反応がおき人、人間関係ともに育っていくんでしょうね。
> 心にそれぞれの化学反応がおき人、人間関係ともに育っていくんでしょうね。
コメントありがとうございます。
大隈塾のゲスト講師も素晴らしいですが、
参加者にMBA生以外にも企業や省庁から派遣で参加されている方がいまして、
毎回、刺激をうけています。
貴重な機会を活かしていかないとと思って受講しています。