3月があっという間に終わり4月になってしまいました。
3・11以降、違う世界が始まり、未だ落ち着かない毎日を過ごしている感がありますが、先日、早稲田大学ビジネススクールを無事修了することができました。
修了式典は勿論中止となり、学位記をゼミ単位で先生より頂く形の質素な門出となりました。
振り返るにはまだ早い感じもするのですが、一応区切りということで少しだけ感傷に浸りながら早稲田大学ビジネススクールの2年間を総括してみたいと思う次第です。
「MBAって何かカッコイイなぁ」
社会人になりたての頃、ミーハーな気持ちでいつかは海外でMBAを取れたらいいなぁと漠然と考えていました。
その後、気持ちこそ持ち続けていたものの具体的にアクションすることなく月日が流れていたのです。
そんな2008年の秋、仕事で知り合った友人と久しぶりにランチをしたときのこと。その友人から国内MBAの話を聞かせてもらったのが早稲田大学ビジネススクールを受験する直接のきっかけでした。
「そうか、海外にこだわらず国内大学でMBAをとればいいんだ」
その日のうちに調べてみると、意外と選択肢があることを知るわけです。
働きながら通うとなると、どうやら早稲田大学ビジネススクール(WBS)が一番良さそうであり、まだ出願に間に合うことをしり、受験準備をスタートさせたのです。
ついでに、母校である筑波大学にも可能性があることを知ったわけですが、結局、筑波大学MBAには出願しませんでした。
そんなこんなで、運良く合格させてもらい、2009年4月、WBSでの生活がスタートしたわけです。
入学に際して、紆余曲折ありそれまで9年間務めてきた会社を退職することになり、入学と同時に転職、さらに1年後にはその会社も一旦辞めさせてもらい、サラリーマンを辞め学生中心の生活をスタートさせるという波乱万丈な2年間でした。
会社を辞めさせてもらったり、転職したり、また辞めたりと、迷惑をかけてしまったこともあったと思います。それでも、そんな我儘を許してくれた方々には感謝感謝です。
色々とありましたが、全ては必然だったように思えるから不思議な感じです。
そして、その2年間の社会人兼学生生活。
将来、「あの2年間があったから今の自分があるんだなぁ」と思えるよう時を過ごそうと心に誓い入学したわけですが、
卒業した今、素晴らしい師、そして仲間に巡り会え本当に幸せな2年間を過ごすことが出来ました。
出会いももちろんながら、沢山勉強もしました。こんなにお勉強が好きだとは思いませんでした。そんな2年間を総括するならば、
「究極の自己満足」
であったかと今、思っています。
そんな自己満足な人生を爆走することができるのも、家族の理解と支え、そして仕事でお世話になっている皆さまがいてくれるからなんですよね。
一生感謝し続けないと。
それ故に、この2年間を自己満足のままに終わらせてしまってはイケナイとも当然思っているわけです。その為にも、
ビジネスを通じ、成果をもって社会に還元できるよう努めていくこと。
が大切なことであり、課せられた使命だと思っています。
ただ、もっとストレートに心持ちを表現すると、
「MBA持っていたって全然仕事できないし、ダメダメじゃない」
と思われるような自分では、お世話になってきた人、大学の恩師、先輩、同期、後輩に申し訳が立たないから頑張る、というのが正直な気持ちですかね。
ということで、長いようであっという間の2年間が終わり、また新たな春を迎えました。
良き協力者をえることができ、この春より本格的に事業展開すべく現在会社設立準備をしています。
そして、勢い、博士課程後期に合格してしまったので、これからは研究者のたまごとして勉強も続けていくことにしました。
会社立ち上げと同時に博士課程スタート、うん、それもまた面白い人生。
今後も、日々の戯言、会社・仕事のこと、博士課程のことなど徒然に本ブログを続けていこうと思います。
相変わらずのまとまりの文章ですが、そんな感じです。
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