ホントは1冊ずつちゃんと記録書いていくつもりだったのですが・・・。
ひと言コメントつけながら、自分自身の読書記録ってことで。4月はブック・オフ祭でタイトルのみでポチポチ買った本が中心。

著者:成毛 眞
販売元:文藝春秋
(2003-11-08)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
成毛さんの10年前の著書。成毛さんの価値観が、「働き方・生き方」を中心に据えあれやこれやと多方面で書かれている。10年たった今読んでも古さを感じないのは、この10年日本が変わっていないからなのかな。いや、変わってはきているけど本質的な問題は全く解決されていないってことなのかな。
エピローグに「さあ!会社を辞めて、会社をはじめよう」という項目は勇気をもらえた。

著者:金子 勝
販売元:筑摩書房
(2002-12)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
上記は金子勝氏が著書となっていますが、成毛さんとの対談形式の本。やはり10年前の本なのですが、結局、最近の本と言われても違和感がない。
一貫して、世の中の価値観が変わってきていることを理解し、それに合わせた生き方・そしてビジネスを考えようというメッセージ。
日本の現状を悲観的に見る傾向が未だ抜け切らないところですが、過去の成功体験を捨て去って、現状を楽しみ、日本の良い点、可能性に目を向けて明るく前向きに仕事をして生きていかないといかんってことです。

著者:内田 和成
販売元:ゴマブックス
(2007-07-04)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
WBSでお世話になった内田先生の本。これ読んで無かったのですよ。2年間のMBA生活で内田先生の講義は内田ゼミの人と同じだけ、つまり取れる限り全てを受講しました。先生は講義の端々にコンサルタントとしての考え方、仕事の進め方を話しをしてくれていましたが、その内容がまとまっているそんな1冊です。講義で聴いた覚えのあるネタも多数。講義を受けていた当時を懐かしく思い返しながら読んだ次第であります。

著者:ダラス マーフィー
販売元:日本経済新聞社
(2003-06)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
タイトルだけで、ポチッとした1冊。監訳が嶋口先生ってのがポイントでもあったのですが、内容は総じて浅く、構成もとっ散らかりな1冊。まとまりが悪い。著書はフリーランスのライターでマーケティングの専門家でないってのも理由かな。マーケティングの概論を学ぶなら他に良書が多数あります。

著者:梶原 しげる
販売元:新潮社
(2010-07)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
これも、気になっていたタイトルだったので、内容知らずでポチった1冊。「即答するバカ」を考察し深掘りする内容を期待したのですが、前書きで「そのような本ではない」と断りが書いてありました(笑)
アナウンサー出身らしく、様々なシチュエーションにおける会話のテクニックが事例とともに散りばめられています。要は、状況にあわせた言葉の使い方、話し方が大切ですよってことが書かれています。

著者:藤井 龍二
販売元:PHP研究所
(2010-02-25)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
マンガです。昔、PHPのビジネス書「The21」で連載していたモノのまとめ本です。ブランドの研究をしている端くれとしては、ロングセラー商品がどう作られ維持されてきているのかは常に関心を持っているところ。取り上げられている商品が現在においも売り上げ・利益的に安泰なものばかりではありませんが、ブランド力はあるモノばかり。そのうち、自分もブランドの研究の一環で企業取材をしてネタが溜まったらマンガテイストでアウトプットするのは良いなぁとぼんやりと思ったりしてます。

販売元:永岡書店
(2007-02-10)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
本ブログで、毎月安定的にアクセス数を稼いでいるのが、下記のエントリー。
焼き芋屋は荷台で火を炊いていても違法ではないみたい。
同じような疑問を感じたが、読んでくれているようです。その中で収益について考察しているのですが、本書でも、やきいも屋の収益について考察されています。まぁ、ほぼ同じでした。
他にも、場末のスナックが潰れない理由や、ケータイ電話0円モデルが成り立つ理由、ラーメン屋の経営など具体例を通じて、会計について書かれています。
「こんなんでも本が1冊書けるんだぁ」ってな感想を持ってしまいました。まぁ、その程度です。移動時間の時間つぶし程度にはちょうど良いかと思います。
インド人はなぜゼロを見つけられたか (小学館文庫)
著者:門倉 貴史
販売元:小学館
(2007-01-06)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
これはタイトルに騙されました。ゼロの発見経緯を紐解く内容ではなく、成長するインドという国について経済的側面の解説書です。

著者:世界の「ふしぎ雑学」研究会
販売元:三笠書房
(2009-07-28)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
子供の頃、両親から「マンガばかり読まないで本を読みなさい」と言われると、この手の雑学本ばかり読んでいました。1項目が短いので、大概トイレに持ち込んで読みます。ただ、読んだその瞬間だけ「へ〜」と思うのみで、読んだからといって、その内容が頭にちゃんと残るかっていうと殆ど右から左に抜けていくのですけどね。

著者:堀江貴文
販売元:宝島社
(2010-11-10)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
これもマンガですね。マンガ版でも今の自分には充分でした。「お金=信用=価値の創造」ってことです。仕事はお金の為ではなく、仕事を通じて価値を創造し信用を積み重ねることで、お金がついてくる。まだ会社は不安定極まりない状況ですが、お金に振り回されることのないような仕事をしていきたいとおもう次第です。
![ブランドの達人[改訂版]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51S7xdLumpL._SL160_.jpg)
著者:ブランドデータバンク
販売元:ソフトバンククリエイティブ
(2008-03-19)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
発売当時に立ち読みした程度の本でありましたが、105円だったので買ってみました。大規模なアンケート調査を元に49の「◯◯な人」という形で消費パターンに分けているわけですが、自分はどれにも該当しませんでした・・・。
マーケティングにおいてSTPは大切ではありますが、消費傾向が固定化されにくく、価値観がハイスピードで流動している昨今の状況下、一生懸命、定点観測して分類することにどれだけの価値があるのか疑問に思うところです。

著者:小飼 弾
販売元:イースト・プレス
(2009-10-22)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
読書本です。まだまだ読書が生活の一部になっていない自分には時にこうした本を読むのは良い薬になります。納得感が強烈にあった項を3つだけ引用させていただきます。
・本に付箋を貼るな!〜目次で構造を掴めないノンフィクションはクソ本だ!
・本の表紙は嘘をつく〜目次や索引などメタデータを見てから本を買おう
・クソ本は青汁だ〜どんな内容のない本でも、アンチテーゼとして糧にできる
ブックオフオンラインで、タイトルだけで買うのは結構バクチですが、クソ本でも糧になると思えば良いですかね。
ここまでは、そのブックオフオンラインで105円〜210円で買った本たち。
以下は4月にアマゾンさんで定価で買った本を2冊。

著者:佐藤剛司
販売元:幻冬舎
(2012-03-19)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
この本の著者である佐藤さんは、名学館という塾の創業社長。縁あって発売前にお会いする機会があり紹介され読んだ1冊です。
子供の学力を伸ばすためには親の役割が大切であるということが書かれています。 意図して相当、柔らかに読みやすい内容にしたと言われていましたがそのとおりの本です。タイトルも出版社の意向に添って「売れる為」のタイトルにしたとのこと。
「親→子供」という関係性で、学力向上の視点で書かれた内容ですが、そのままビジネスにおけるマネジメントに使える内容でもありました。人材育成という点では、どちらも同じってことを認識させられた次第です。
本書の中でもあがっていた山本五十六の名言、
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」
さらに、この続き部分、
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
全てはここに集約されますね。

著者:井上達彦
販売元:日経BP社
(2012-03-08)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
イノタツこと井上先生の新著。アカデミック畑の人向けのみならず、ビジネスパーソンにも売れる本を狙った感じですが、こういう本、大好きです。
P-VERのフレームワークを用いた事業創造のステップを、クロネコヤマト宅急便や、スタバとドトール、ライアンエアなどお馴染みのケースで解説しています。
ビジネスにおける「良い真似の仕方」を知る為の本です。
全くのゼロから誰も想像しなかったようなビジネスを起し大きく成長させることを目指すのもエキサイティングですが、まぁ、極めて難しいこと。
これだけ世界が水平化され情報化された環境下では、「模倣」からスタートさせ「模倣できそうで模倣できないビジネス」を如何にして短期間で仕立て上げられるかが重要だなぁと。
模倣のお作法をしっかり身につけ、今後、新規事業支援の仕事で活かしていこうと思う次第。自分にとってはバイブルになる1冊になるかな。
ってなことで。以上でありやんす。
もっともっと本を読まなきゃ。
スポンサードリンク
コメント