終盤くらいからウルウルしてしてはいたのですが、観終わってからしばらく何故か涙が止まりませんでした。こういう作品、かなり好きです。

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 昨年劇場公開され話題になっていたし、出身地の富山県の上市・立山町が舞台になっていると聞いていたし、P.A.Worksが制作に関わっているらしいし、「時をかける少女」「サマーウォーズ」の細田守氏が監督だし、キャラデザインがエヴァの貞本義行氏だし、と、観る理由はいくらでもあったので観ること自体は決めていたのですが、ここまで感動させられる作品だとは思ってもみませんでした。

 この映画、激オススメです。最近のジブリ作品よりずっと良いです。普段アニメなど観ない人でもきっと満足できるアニメ映画です。各種アニメ関連のアワードを総なめにしているのも納得であります。

 内容は、おおかみ男との間に生まれた2人の「おおかみこども」を育てる母親の半生を、その子供が振り返り語る物語です。その語る役を宮崎あおいが務めているのですが、これがまた凄く良いわけです。涙の理由はその物語の内容もあるでしょうが、宮崎あおいの語りに半分くらいはヤラれたのかもしれません。

 これから観る人いるでしょうから、内容についてはこれくらいにして以下戯言を少々。

 この「おおかみこどもの雨と雪」、長編アニメ映画なわけですが、改めて最近のジブリ作品よりずっと良かったと思うわけです。敢えて「最近の」としているのは、個人的に最近のジブリ作品は、なんかもう商業的な成功を義務付けられてしまっている感が作品からプンプンしてきて狙いすぎというか、観る側にその作品の評価、解釈を委ねる領域が狭い作品が多くなってしまった感じなのが残念なんですよね。(当然、大金をつぎ込んでいますので完成度も高く、内容も相応に素晴らしい作品だとはおもうのですけどね・・・)
 昔の作品はそんな感じはしなかったんですけどねぇ。そんな自分はジブリ作品の中では「おもひでぽろぽろ」「耳を澄ませば」が好きなわけで、この「おおかみこどもの雨と雪」も自分の中では同じ系統。

 「おおかみこども」という非現実的な要素が入っていますが「子育て」をテーマに静かに静かに物語が進むのです。テーマがテーマゆえに観る人により感じ入り方が相当違ってくるような作品ではないかと。子供向けの内容では無いですね。完全に大人向けの内容。子育て真っ最中の人にとっては若干現実離れしてて評価がわかれるかもしれませんが、子育てが一段落している人にとっては色々思い出がオーバーラップしてかなりヒットするのではないかと。んじゃ、子供のいない自分が何故ボロ泣きできたのかというと、まぁ最近涙腺が緩くなっているからなのでしょうが、おそらく◯◯◯◯◯の◯◯◯◯◯に感情移入していたからだと思います。 (◯◯部分はネタバレになるので省略)

 いやぁ、細田守、恐るべしですよ。

 ちなみに本作品、日テレが制作に入っているので、おそらく今年の秋くらいに「地上波初登場」となるのでしょう。(映画も110分と金曜ロードショーで放映するのに合わせたような尺です。)そして今後10年くらいは2年おきくらいに放映して毎度確実に数字をとっていくでしょうね。日テレはまた1つジブリ作品、コナン、ルパンに代わるキラーアニメコンテンツを手に入れましたね。

 と、戯言もこれくらいにしておきます。

にしても、本当にアニメっていいですね。ということで、それでは次なるアニメ報告を御期待下さい。サヨナラ、サヨナラ。

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出演:宮崎あおい
出版: バップ
(2013-02-20)

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