先日、親しい友人から本ブログについて「最近、アニメネタをカモフラージュするために時々まともなネタを書いてるでしょ?」との貴重なご指摘を頂戴しました(笑)。匿名ではない状態でアニメばかりの話をしているのも流石に痛すぎるのでバランスはとるようにはしていますけど・・・。そんなこんなで、アニメネタは投稿年月日を超過去にして埋もれさせてしまおうかとも一瞬思いましたが、本ブログはその時折書きたい戯言を書く今のスタンスを当面継続していくことにいたします。
 と前振りしつつ、またアニメネタです(笑)。今回はアニメ師匠から勧められていたフリクリ(FLCL)です。テレビでは放映されてない作品、いわゆるOVAってやつです。(OVAに手をだすことになるとは・・・)

フリクリ - Wikipedia

 FLCL

 本作品はエヴァンゲリオンを作ったGAINAXが手がけたオリジナルアニメです。随所にエヴァっぽいというかGAINAXっぽい要素が散りばめられています。作品自体は6話完結と短いのですが、なんというか、一貫して先鋭的な現代アートを鑑賞しているような気分なんですよ。とにかく、ぶっ飛んでるんですよ。(ぶっ飛びすぎていてテレビ放映は厳しそうでもあります)

 んで、全体としては凄い面白いんだけど、何が面白いのかと聞かれると自分の中でそれを表現する言葉を持っていないのです。たとえるなら、これまで見たことも聞いたこともない異国の食べ物を口にしてみたら、不味くはない、むしろ美味しいと思えるのだけど初めての味すぎて何とも表現しようがないという感じですかね。

 物語の主旨がよく解らないまま始まり、何となく解ってきたかと思ったら一気に終わってしまって結局、解らないまま終わるのです。でありながら、観終わってからの満足感がちゃんとあるんですよね。2度3度繰り返し観れそうな気がします。(観ないけどね)

 そうそう、エヴァンゲリオンのアニメ版の25、26話あたりを初めて観た時の感情に似ています。「意味わかんねー、でもなんかスゲー」っていう感じです。自分の語彙力がないだけかな・・・。

 2000年から2001年に発売されたということなんですけど、全く古さを感じさせないところがこれまた凄いと思うのです。いま観ても演出が斬新すぎて驚きます。ついでに、挿入歌のほとんどが、the pillowsの楽曲なんですが、タイミングに選曲、全てが神がかってます。pillowsのPVかと思うほどに完璧です。

 TSUTAYAなどでレンタルできるはずなんで、エヴァ好き、GAINAX好きの方は一度観ておいて損はないかと思います。あ、あとpillows好きの方もかな。

 とりあえず、pillowsのアルバムはゲットすることにします。Blu-rayBOX買うなら北米版が安くて良いっすね。

フリクリ FLCL Blu-ray BOX (PS3再生・日本語音声可) (北米版)フリクリ FLCL Blu-ray BOX (PS3再生・日本語音声可) (北米版) [Blu-ray]
出版: FUNIMATION




 


Once upon a time in the pillowsOnce upon a time in the pillows [CD]
アーティスト:the pillows
出版: キングレコード
(2009-06-03)
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