今シーズンは早々に東京ドームに観戦しにいったこともあるし、Gが神がかり的なスタートダッシュを決めていることもあって、例年以上にプロ野球(というか我が巨人軍)に注目しております。

そんな中で、大田泰示くんを憂いています。憂うレベルではなく、実はもう愛想が尽きかけているのですが、奇跡的な覚醒を期待して何がダメなのかを書き残しておきたいと思います。

大田泰示くんの19試合が終わっての成績は、14試合出場、打率.143(21-3) 打点1。

母校の後輩への温情なのか、何とか成長させようとしているのか、原監督は結果の出ない大田くんを先発にも数試合使っていますし、そうでない時も代打や代走、守備固めで辛抱強く使い続けてきています。が、おそらくですが明日(21日)の広島戦で結果が出なければ恐らく2軍に落とすのではないですかね。一度、彼のために落として上げて欲しいです。

大田くんの何がダメって、彼、「頭が悪い」のです。いや、前向きに書きますか。結果を残さなければならないというプレッシャーに頭脳的なプレーが全く出来ていないため結果が出ない悪循環に陥っています。

打席を観ていて伝わってくる余裕の無さ、何も意図もないスイング、待球姿勢。体格は申し分ないし、当たれば飛ぶのは間違いないのですが、バットに当てられないのですからどうにもなりません。19日の広島戦、折角スタメンになったのに、目も当てられない三振の仕方をして、あっさり変えられしまいましたね。あの三振で原監督は諦めがついたのではないかと。

ヒットが打てたことに越したことはありませんが、凡打、三振にも良い凡打、良い三振があります。試合状況に応じた最低限の役割を果たすということなのですが、大田くんはそれがサッパリできないのです。

初球に手を出してアッサリ凡打しすぎ。同じコースで三振しすぎ。ピッチャーと駆け引きしなさすぎ。自分の結果を出すことにばかり意識が行ってしまっているからそうなるのです。あまりの結果に、大田くんは絶望的に頭が悪いのではないかと思わざるを得ないのです。

プロ野球選手になる人は、基本スペックが高く、技術も高いレベルにある。となると、差は「頭脳」の差。賢さが重要になるスポーツなのです。大田くんなりに考えているのかもしれませんが・・・。

頭の悪いプロ野球選手はダメってことです。

大田くんを憂うのは期待をしていることよりも、松井秀喜の栄光の「55」が、これ以上汚されることに堪えられないからですね。もう大田泰示という黒歴史を封印して、松井の「55」として永久欠番にしましょう。大田くんは期待を込めて56番あたりに変更で良いのではとおもいますけど。

頭脳のスタジアム 一球一球に意思が宿る頭脳のスタジアム 一球一球に意思が宿る [単行本]
著者:吉井 妙子
出版:日本経済新聞社
(2005-07-16)
 
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