【6月5日】 考えながら書く内容の為、今後追記修正していく可能性が大いにあります。「こんな視点もあるんじゃないの?」というご意見等ありましたらコメントいただけたら嬉しいです。
--本文--
■はじめに
豊作の2012年春アニメ、当初対象外としていた「はたらく魔王さま!」を5話くらいから追加したため、現在週20
本視聴という廃人っぷりです。
そんな廃人に対し「今期は何が面白い?」という類の質問を時折受けるのですが、「面白く無いのは3話で切ってるから、今継続しているのは全て面白い」としか答えようが無いところなのです。でも、ふと、この「面白い」とはどういう指標でそう評価しているのか考えてみたくなったわけです。
アニメに対する「面白い」「面白くない」は極めて個人の主観であり、「どのアニメが面白い?」と聞くのは「どのスポーツが面白い?」と聞くに等しいことですよね。スポーツであれば、野球はや野球の面白さがあり、サッカーはサッカーの面白さがある。野球とサッカー、いずれもスポーツですが、どちらが面白いかはその人次第。評価する人がスポーツに何を求め、何を面白いと思うか次第なわけです。
つまりアニメもスポーツも、「面白い・面白くない」という点の絶対的評価指標は設定出来ないということですよね。あえて言うなら「好き嫌い」。そのアニメが「面白い」と思うことはすなわちそのアニメが「好き」ということです。
その人が「好きなアニメ」を聴くなら答えやすい。しかしながら、「好きではないけれど、面白い」という作品が存在するのも確か。
ということで、前置きが長くなりましたが、要は「面白い」という要素を整理しながら、行き着く先に「アニメの普遍的な評価分析手法」は作れないものか?ということを考えてみるものです。
■アニメに対する評価指標と手法
アニメの評価を決める指標は公式に定まったものは存在しないところですが、一般的には、キャラクター、ストーリー(原作)、作画の3つが代表的指標とされていますかね。これに加えて、シリーズ構成、演出、音楽、声優などの指標で評価する人もいますね。それぞれ独立変数ではあるのですが、それぞれの変数の相互バランスも評価に対しては重要になるかと。世界観も指標になるような気もしますね。でも、これはストーリーに含まれるかな。
要は、アニメと言うものを要素分解すればよろしいということになりますか。これは一度ガッツリやっておいたほうが良さそうです。
分解出来たら、満足に対する因子分析をしてみれば良いかな。アニメ構成要素いずれが満足度につながるのか。これは、満足度だけでなく、円盤の売上に対する因子探しもそれはそれで良さそう。
当然、満足度は、同じ作品であっても、評価する人の属性により結果が異なり、それぞれにおいて因子を明らかにしておくべきですよね。それと、ここまで書いてみて、大学院時代に、統計分析やら顧客満足度調査や、評価モデル構築について、もう少ししっかり勉強をしておくべきだったと後悔していたりします。(アニメがきっかけってのは、どうなのかとは思いますが)
「どういう属性の人が、どういったアニメに満足するか」
は、データさえあれば統計的に明らかにできるな。それにしても、この手のアニメに対する研究は既にあってよさそうな気がするんですが、どうなんでしょうね。調べた限りでは見つからないんですよね。
調査から、視聴率や円盤の売上まで予測が出来たら良いですよね。これも多分、ある程度できますね。
いずれせよ、きちんと分析できれば、「ヒットするアニメ」は狙って作れるということになりますか。話が、アニメ作品の評価手法から外れてきていますが気にせず突き進みます。
■調査実施の際の懸案
商品やサービスに対する満足度調査は、その商品なりサービスを経験している人を対象にするわけで、経験をしてみて、満足したか不満足だったかを測るわけですが、アニメの場合は、面白くないと思うと視聴を辞めてしまうので、不満足だった人のサンプルを集めるのが難しいだろうなと。
見続ける=その作品に対して好意的な態度をとっている、と言えるわけで、そうした人のみで構成される調査は、結局、アニメごとのコアターゲット層を明らかにするまでの結果にしかならない。ま、それでも価値はあると思いますが。
できれば、初めから見るつもりが無かった作品、3話程度で離脱してしまった作品、最後まで観てしまった作品を明らかにして、それぞれに対する評価を確認する作業をしてみたいところ。
ターゲットゾーンをどこまで広げることが出来るか?を考えるうえで有益なデータになると思うのですよね。ヒロすぎても狭くしすぎてもリスクがあるわけで。
前期(2013年冬アニメ)でいうなら、ビビッドレッド・オペレーションは確実に狙いに行ってましたよね。今期(2013年春アニメ)においては、進撃の巨人が大ヒットしている感じ。これはそもそもの原作が良いところに、作画も秀逸、キャラクターもあえて原作に忠実に作らずアニメ好きにウケるキャラクターにしている。OPも秀逸、演出、構成も悪くないとあればヒットしないわけがないのですよね。
何やら、ここまで書き綴って何を書いているのか解らなくなってきました。なんでこんなこと書いているのかというと、マーケティング視点からオリジナルアニメを作ってみてどこまで成功させることが出来るかいつかチャレンジしてみたいなぁと思っているのです。
そんなところで。
--本文--
■はじめに
豊作の2012年春アニメ、当初対象外としていた「はたらく魔王さま!」を5話くらいから追加したため、現在週20
本視聴という廃人っぷりです。
そんな廃人に対し「今期は何が面白い?」という類の質問を時折受けるのですが、「面白く無いのは3話で切ってるから、今継続しているのは全て面白い」としか答えようが無いところなのです。でも、ふと、この「面白い」とはどういう指標でそう評価しているのか考えてみたくなったわけです。
アニメに対する「面白い」「面白くない」は極めて個人の主観であり、「どのアニメが面白い?」と聞くのは「どのスポーツが面白い?」と聞くに等しいことですよね。スポーツであれば、野球はや野球の面白さがあり、サッカーはサッカーの面白さがある。野球とサッカー、いずれもスポーツですが、どちらが面白いかはその人次第。評価する人がスポーツに何を求め、何を面白いと思うか次第なわけです。
つまりアニメもスポーツも、「面白い・面白くない」という点の絶対的評価指標は設定出来ないということですよね。あえて言うなら「好き嫌い」。そのアニメが「面白い」と思うことはすなわちそのアニメが「好き」ということです。
その人が「好きなアニメ」を聴くなら答えやすい。しかしながら、「好きではないけれど、面白い」という作品が存在するのも確か。
ということで、前置きが長くなりましたが、要は「面白い」という要素を整理しながら、行き着く先に「アニメの普遍的な評価分析手法」は作れないものか?ということを考えてみるものです。
■アニメに対する評価指標と手法
アニメの評価を決める指標は公式に定まったものは存在しないところですが、一般的には、キャラクター、ストーリー(原作)、作画の3つが代表的指標とされていますかね。これに加えて、シリーズ構成、演出、音楽、声優などの指標で評価する人もいますね。それぞれ独立変数ではあるのですが、それぞれの変数の相互バランスも評価に対しては重要になるかと。世界観も指標になるような気もしますね。でも、これはストーリーに含まれるかな。
要は、アニメと言うものを要素分解すればよろしいということになりますか。これは一度ガッツリやっておいたほうが良さそうです。
分解出来たら、満足に対する因子分析をしてみれば良いかな。アニメ構成要素いずれが満足度につながるのか。これは、満足度だけでなく、円盤の売上に対する因子探しもそれはそれで良さそう。
当然、満足度は、同じ作品であっても、評価する人の属性により結果が異なり、それぞれにおいて因子を明らかにしておくべきですよね。それと、ここまで書いてみて、大学院時代に、統計分析やら顧客満足度調査や、評価モデル構築について、もう少ししっかり勉強をしておくべきだったと後悔していたりします。(アニメがきっかけってのは、どうなのかとは思いますが)
「どういう属性の人が、どういったアニメに満足するか」
は、データさえあれば統計的に明らかにできるな。それにしても、この手のアニメに対する研究は既にあってよさそうな気がするんですが、どうなんでしょうね。調べた限りでは見つからないんですよね。
調査から、視聴率や円盤の売上まで予測が出来たら良いですよね。これも多分、ある程度できますね。
いずれせよ、きちんと分析できれば、「ヒットするアニメ」は狙って作れるということになりますか。話が、アニメ作品の評価手法から外れてきていますが気にせず突き進みます。
■調査実施の際の懸案
商品やサービスに対する満足度調査は、その商品なりサービスを経験している人を対象にするわけで、経験をしてみて、満足したか不満足だったかを測るわけですが、アニメの場合は、面白くないと思うと視聴を辞めてしまうので、不満足だった人のサンプルを集めるのが難しいだろうなと。
見続ける=その作品に対して好意的な態度をとっている、と言えるわけで、そうした人のみで構成される調査は、結局、アニメごとのコアターゲット層を明らかにするまでの結果にしかならない。ま、それでも価値はあると思いますが。
できれば、初めから見るつもりが無かった作品、3話程度で離脱してしまった作品、最後まで観てしまった作品を明らかにして、それぞれに対する評価を確認する作業をしてみたいところ。
ターゲットゾーンをどこまで広げることが出来るか?を考えるうえで有益なデータになると思うのですよね。ヒロすぎても狭くしすぎてもリスクがあるわけで。
前期(2013年冬アニメ)でいうなら、ビビッドレッド・オペレーションは確実に狙いに行ってましたよね。今期(2013年春アニメ)においては、進撃の巨人が大ヒットしている感じ。これはそもそもの原作が良いところに、作画も秀逸、キャラクターもあえて原作に忠実に作らずアニメ好きにウケるキャラクターにしている。OPも秀逸、演出、構成も悪くないとあればヒットしないわけがないのですよね。
何やら、ここまで書き綴って何を書いているのか解らなくなってきました。なんでこんなこと書いているのかというと、マーケティング視点からオリジナルアニメを作ってみてどこまで成功させることが出来るかいつかチャレンジしてみたいなぁと思っているのです。
そんなところで。
スポンサードリンク
コメント