アニメ関連ネタばかりではなく、今年は「ふと思ったこと」や「きっちりまとまってないけど考えたこと」なども積極的にブログとして徒然書き残しておこうと決めました。(いつまで続くかはわかりませんが)そういう主旨で「サクッと」書くので情報の不足や間違い、論理的矛盾も生じる可能性もありますが、その辺りは生暖かく見守ってくださいませ。

さて、早速に。

2014年は消費増税が控え、アベノミクスとしては正念場。イロイロな経済対策がうたれることになると思います。

消費税が上がることで、消費が冷え込み景気が停滞してはいけませんからね。経済はお金が回ってなんぼなわけです。つまり、みんながお金を使い、国内経済においてお金が循環することが大切なわけです。

その対策は、様々あるのでしょうが、「日本の文化風習を大切にする意識を醸成すること」も大切なのではないかとふと思うわけです。即効性は怪しいところですが。

例えば、正月ひとつとってみても、です。1年で2番目お金を使う日は「大晦日」で、1番は「元日」らしいですね。大晦日は正月準備、元日はお年玉がその要因らしいです。

(参考)
2位は大みそか 1年で最もお金を使う日は?(日経2013年2月19日)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGF1800Z_Y3A210C1000000/ 

そう、日本国民が正月を正月として意識して正月らしく生活しようとすれば、相応の消費が発生するのです。これがそうした風習が廃れてくれば、その消費が減るわけですよね。

年賀状についても同様です。コミュニケーション手段が多様化し、年々年賀状が減ってきています。新年のあいさつなど、今の時代わざわざ年賀状などでなくとも良いといえば良いですが、年賀状を通じた経済圏が縮小してしまうと思うと、これは由々しき問題だと思うのです。年賀状だけではなく、プリンターやインク、カメラ、印刷屋など影響は小さくありません。

年賀状に費やしていたお金がが別のものに流れていのかもしれませんが、それは計りにくい。やはり、「日本人たるもの、年賀状は書くものだ」とし年賀状市場を維持しておいたほうが解りやすいですよね。
 
正月に限った話ではなく、同様に文化風習を大切にすることで、年間一定の消費が維持されることは間違いありません。例えば、節分に豆まきをする(そういえば、恵方巻きもここ数年で定着しましたね)とか、こどもの日に柏餅を食べることとか、そういう小さな節目節目での文化風習を大切にすることにより必然的に発生する消費があると思うのです。

企業による文化風習を活用したマーケティングも大切になるのでしょう。ただ、この分野、企業側のマーケティング努力よりも、家庭での習慣が重要なポイントでしょうね。小さな頃から「この日は○○するのが当たり前」というように育つことで、消費が当たり前になり、そうした習慣は受け継がれていきますよね。

と、そんなことを思う次第です。日本人はイベントごと大好きですし、すぐ影響を受けて踊りやすいわけなので(ハロゥインなんかがいい例) 日本の伝統的な文化風習も時代に合わせつつ維持発展させて消費につなげていって欲しいですね。

新年のあいさつをメールやLINEだけで済ましたところで、お金は経済に循環しないのです。 
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