何やら、居酒屋甲子園がクローズアップ現代で紹介され、その内容に関しネットではボヤ騒ぎとなり、取材された側である居酒屋甲子園側は怒り新党もとい怒り心頭のようで。

私見を少し吐き出しておきたいと思います。

まずは、1点目。

取材を受けた段階で、居酒屋甲子園はある程度予想出来たと思うのです。「取材され、好意的に紹介される」と安易に考えてしまいましたかね。クローズアップ現代は、都合の良い解釈、時に悪意ある内容にて放送する番組ですよ。まぁ、良くも悪くも世の中に認知されるということを狙ったのならば良いのですが、「好意的に紹介される」ことを狙ったならば、居酒屋甲子園側が「安易すぎ」ということだと思います。メディアなんてそんなもんです。

続いて、2点目。

居酒屋甲子園の活動に異論は無いのですが、その手の手法をとっている企業は、今の世の中では全くの第三者が観れば、ネットの反響にあるような見方をされることは知っておくべきでしょうね。企業文化構築、組織風土醸成という視点では、クローズアップ現代で紹介された居酒屋甲子園に参画しているような企業が間違っているとは思いません。人材育成、組織としてのパフォーマンスをあげていくということでは、効果的な手法の1つではあると思いますが、行き過ぎると第三者からは、「異常」に映るという現実は知っておくべきだと思います。そして、そうした手法しか競争力を保つ方法がないということは、人以外の商品力で競争力を保つことが出来ないことの裏返しであることを知っておかねばならないと思います。

一定程度は必要なことです、それだけに頼っているような会社は淘汰される必要があると思います。

そして、3点目。

ブラック企業という言葉が流行っているようですが、こと労働時間に関することだけ言うならば、現在の労働基準法が現在の経済活動に適しているとは思っていません。全ての企業で1日8時間以上働いてはいけないなど、極めて極めて時代に合わない法律だと思っています。特に、現状の外食サービス業などではそうでしょう。働く側が想いをもって、会社と合意の上で望んで働くなら誰も止める必要は無いと思います。ということでいうならば、居酒屋甲子園に参画して紹介されたような企業のことを、外野がとやかくいう問題ではないのです。それを、クローズアップ現代は、中立的に紹介している体裁をとりながら、今回かなり恣意的に悪意をもって紹介したということです。

ついでに、4点目。

クロ現を観て「洗脳」だと叩いている外野がいるようですが、企業経営は宗教的な側面が無いいけないと思っています。となれば、言葉はアレですが、洗脳することは必要なこと。それが「組織風土」や「企業文化」もしくは「○○イズム」と呼ばれるものです。その企業にどっぷり浸かり、企業の教えを盲信し走ることも時に必要だと思います。嫌ならやめれば良い。辞めない奴が悪いというのは簡単です。現在の問題は、辞めるに辞められない人が被害者になってしまうことだと思います。


とまぁ、とりあえずこんなところにします。

正しい働き方なんて誰もわかりません。しかるべきセーフティーネットを整え、極端な企業は淘汰されるような環境、個人の選択で本当の意味で自由意志で働けるような環境が実現される、一義的な解釈で安易に叩くのではなく、「働く」ことに対する国民的な議論がなされることになれば良いですね。


(参考サイト)

「夢」「仲間」を声高に叫ぶ「居酒屋甲子園」に違和感? NHK「若い世代のポエム化」特集がネットで反響呼ぶ
http://www.j-cast.com/2014/01/15194211.html
NHKが報じた「居酒屋甲子園」の内容が酷すぎると本部が猛抗議!炎上
http://www.yukawanet.com/archives/4607904.html 
居酒屋甲子園「このような報道になったことは誠に残念」 1月14日放送のNHK「クローズアップ現代」についてコメント
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1401/15/news133.html 


 
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