先日NHKカルチャーセンターで開催された岡田斗司夫氏による「アニメ・マンガ入門」という講座を受講してきましたよ。
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_960641.html

タイトルには、マンガも入っていますが内容はジブリ作品(ルパン三世カリオストロの城、On Your Markの2作品)を実際に観ながら、アニメの「読み方」を岡田斗司夫氏が解説するというもの。普段、大学で学生向けに行っているらしい内容を一般向けにしたものらしいのですが、これがまた非常に勉強になる内容で満足度の高い講座でした。

ということで、印象に残った内容を思い出しながら少し書き残しておきたいと思います。

1)アニメを楽しむためには知識が必要。
食材や調理技法の知識があれば、料理がもっと楽しめるのと同じく、アニメも作画技術など知識があればもっと楽しめる。

→ まさにその通りだと思います。料理に限らず全てにおいて当てはまる真理だと思います。感覚的に楽しむのももちろん有りだと思いますが、深く楽しもうと思えば相応の知識が必要ですよね。例えば野球なんかもそうですよね。

2)アニメを「読む」ことが出来ればもっと楽しめる。

場面1つ1つから作り手側が何を伝えたいのかを読み取ることが出来ると深く楽しめる。

→ これもその通りですね。ただし「読み取る」意思が無いと読み取れないそうです。ただボケーッと観ることも1つの楽しみですが、深読みし解釈していくことで楽しみが広がる、創作物全て共通だと思います。

3)才能のある監督は、登場人物の感情の変化を作画で表現が出来る。二流は演技で何とかしようとする。
実写は俳優さんたちの演技の比重が高くなりますが、アニメは声のみであり作画の重要。

→ ジブリ作品(宮駿監督)は、全てを絵で伝えようとする。1つ1つのカットに意図、意味を載せているそうです。深夜アニメの監督が二流というわけではなく、これは予算の都合だと思いますが、テレビ連載アニメは、トメ画を使いまくり、声優さんの演技に依存する傾向にあります。

と、もっとありそうなのですが取り留めがなくなるのでこれくらいにします。

まぁいずれにせよ、ジブリ作品は、まぁお金がかけていますからね。何人も一流のアニメーターを使い、製作に何年も費やし1つの映画作品で何万枚ものセル画を準備しちゃっています。芸術作品に近いですよ。それに比べ深夜アニメといえば、塑像乱造が甚だしい状況で、アニメ制作会社に充分なお金も落ちないまま、慢性的な人手不足。ビジネス的にも原作が売れればよいと割り切っているような作品も多く、監督も場面1つ1つに意味など載せる余裕はないでしょうね。となると、深夜アニメの最重要ポイントは作画ではなく脚本になるでしょうね。

アニメの教科書 上巻: 岡田斗司夫の『遺言』より
岡田斗司夫 FREEex
株式会社ロケット
2014-06-19


アニメの教科書 下巻: 岡田斗司夫の『遺言』より
岡田斗司夫 FREEex
株式会社ロケット
2014-06-20






スポンサードリンク