「いつかは大学でマーケティングを教えたい」「大学の先生になりたい」と思い描いていましたが、こうも急転直下で実現することになるとは思ってもいませんでした。
4月1日付けで群馬県太田市にある関東学園大学の経済学部経営学科の専任講師になってしまいました。
※実名でブログをやってますし、早稲田MBAのことを過去に書き綴ってますんで、今更、某大学とか書いても調べればすぐにバレることですのでフルオープンでやっちゃいます。
31歳の時、早稲田大学ビジネススクールに入って以来、サラリーマンを辞めてみたり、ビジネススクール修了後勢いで早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程に進学してみたら、今度は大学の先生になるわけです。仕事と研究、「二足のわらじ」生活から、教育を加えて「三足のわらじ」生活に突入することになりました。なんともまぁ人生は面白いですね。
既に入学式も終え、今週は各学年の履修オリエンテーションなどが始まっております。当面は週3日に授業があり群馬県太田市の人をする生活となりました。
書き綴ることは多々あるのですが、まずは教員になった経緯について。
博士後期課程も4年目となりながら、仕事にかまけて研究業績がさっぱり積み上がっておりませんでした。「いつかは大学でマーケティングを教えたい」と思っていながら、このままズルズルはヤバいよね、ということで2015年年初に真剣に計画を立て直しました。
その計画をざっくり書くと、
2015年 ： 研究業績の積み上げ（査読付き論文2本、学会発表1回）
2016年 ： 首都圏私立大学で非常勤講師
2017年 ： 自宅から通える地方私立大学で専任講師
こんな感じでした。この内容は、現在師事している教授にも報告していました。
そんなこんなでいた2月中旬、教授から突然今回の求人を紹介されたのです。
4月着任で2月に求人がくるというのは、この世界では時折ある話。そういうのは、だいたいは予定していた先生が諸事情あって辞めたなどで欠員が出てしまった場合ですね。大学教員は通常公募されますが、緊急の場合は私募という形で、その分野の他大学の先生に候補となる人を紹介してもらい、少人数の中から選ぶのが常なのですね。
実際に今回の候補が2人だったのか3人だったのか、はたまた1人だったのかは知りませんが、2月中旬に話をもらったのち、長い髪を切って履歴書用の写真を撮り、必要書類を整え送付したわけです。
上記の計画が3年計画だったのは、研究業績が少なかったり、教務実績がなかったりすると、公募の場合は大変狭き門であり、書類でバッサバッサ切られるのです。これが私募であれば大丈夫なのかと言えばそういうことでも無いのですが、折角の機会でもあるので、まぁダメ元で送付したわけです。
すると、数日して面接の連絡をもらい、1週間後には最初の面接、最初は学科長と、2回目は学長学部長初めとした方々との面接、さらに3回目もあって、そこでは学校法人側の副理事長と。
こうしてあれよあれよと3度の面接を経て、採用の連絡を頂いてしまったのです。
そのことを教授に報告したら、大変驚かれました。紹介してくれておきながら、実際は研究業績面等から「十中八九無理だろう」と思っていたらしいのです（笑）
自身も研究業績的な面で選考されたら無理だと思っていました。でも、採用されて実際に教員生活をスタートしているのです。
採用された決め手は聞いていませんが、関東学園大学が社会に出てから役立つ実践的な教育に力を入れているということもあり、自身の社会人経験や稀有なキャリアが役立つと思ってくれたのではないかと思っている次第です。（もしくは、他に候補がいなかった？）
まぁ、理由は何でも良いです。これも何かの縁、目指していた道が想定よりも2年も早く開けたのですから。
ということで、今回は教員になるまでの経緯についてでした。
ここ数年、すっかりアニヲタブログと化しておりました本ブログですが、今後、新たに「大学教員の徒然」のカテゴリーを作成しましたので、テーマにそって大学教員の日常も発信していこうかと思います。
アニメネタをどこかに避難させようかとも思いましたが、分割管理は面倒だし、それも含めて自分なので思い切って残し、今後もアニメネタも継続していこうと思う次第です。
生温かく見守っていただけたら幸いです。
4月1日付けで群馬県太田市にある関東学園大学の経済学部経営学科の専任講師になってしまいました。
※実名でブログをやってますし、早稲田MBAのことを過去に書き綴ってますんで、今更、某大学とか書いても調べればすぐにバレることですのでフルオープンでやっちゃいます。
31歳の時、早稲田大学ビジネススクールに入って以来、サラリーマンを辞めてみたり、ビジネススクール修了後勢いで早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程に進学してみたら、今度は大学の先生になるわけです。仕事と研究、「二足のわらじ」生活から、教育を加えて「三足のわらじ」生活に突入することになりました。なんともまぁ人生は面白いですね。
既に入学式も終え、今週は各学年の履修オリエンテーションなどが始まっております。当面は週3日に授業があり群馬県太田市の人をする生活となりました。
書き綴ることは多々あるのですが、まずは教員になった経緯について。
博士後期課程も4年目となりながら、仕事にかまけて研究業績がさっぱり積み上がっておりませんでした。「いつかは大学でマーケティングを教えたい」と思っていながら、このままズルズルはヤバいよね、ということで2015年年初に真剣に計画を立て直しました。
その計画をざっくり書くと、
2015年 ： 研究業績の積み上げ（査読付き論文2本、学会発表1回）
2016年 ： 首都圏私立大学で非常勤講師
2017年 ： 自宅から通える地方私立大学で専任講師
こんな感じでした。この内容は、現在師事している教授にも報告していました。
そんなこんなでいた2月中旬、教授から突然今回の求人を紹介されたのです。
4月着任で2月に求人がくるというのは、この世界では時折ある話。そういうのは、だいたいは予定していた先生が諸事情あって辞めたなどで欠員が出てしまった場合ですね。大学教員は通常公募されますが、緊急の場合は私募という形で、その分野の他大学の先生に候補となる人を紹介してもらい、少人数の中から選ぶのが常なのですね。
実際に今回の候補が2人だったのか3人だったのか、はたまた1人だったのかは知りませんが、2月中旬に話をもらったのち、長い髪を切って履歴書用の写真を撮り、必要書類を整え送付したわけです。
上記の計画が3年計画だったのは、研究業績が少なかったり、教務実績がなかったりすると、公募の場合は大変狭き門であり、書類でバッサバッサ切られるのです。これが私募であれば大丈夫なのかと言えばそういうことでも無いのですが、折角の機会でもあるので、まぁダメ元で送付したわけです。
すると、数日して面接の連絡をもらい、1週間後には最初の面接、最初は学科長と、2回目は学長学部長初めとした方々との面接、さらに3回目もあって、そこでは学校法人側の副理事長と。
こうしてあれよあれよと3度の面接を経て、採用の連絡を頂いてしまったのです。
そのことを教授に報告したら、大変驚かれました。紹介してくれておきながら、実際は研究業績面等から「十中八九無理だろう」と思っていたらしいのです（笑）
自身も研究業績的な面で選考されたら無理だと思っていました。でも、採用されて実際に教員生活をスタートしているのです。
採用された決め手は聞いていませんが、関東学園大学が社会に出てから役立つ実践的な教育に力を入れているということもあり、自身の社会人経験や稀有なキャリアが役立つと思ってくれたのではないかと思っている次第です。（もしくは、他に候補がいなかった？）
まぁ、理由は何でも良いです。これも何かの縁、目指していた道が想定よりも2年も早く開けたのですから。
ということで、今回は教員になるまでの経緯についてでした。
ここ数年、すっかりアニヲタブログと化しておりました本ブログですが、今後、新たに「大学教員の徒然」のカテゴリーを作成しましたので、テーマにそって大学教員の日常も発信していこうかと思います。
アニメネタをどこかに避難させようかとも思いましたが、分割管理は面倒だし、それも含めて自分なので思い切って残し、今後もアニメネタも継続していこうと思う次第です。
生温かく見守っていただけたら幸いです。
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