本ブログのアクセス解析によると、最近「バーマス 評判」「bermas 評判」というキーワードで訪れてくれている方が急増しているようです。

ちょうど1年前にスーツケース購入を検討している際に出会ったブランドでした。

長年RIMOWA派で、スーツケースもRIMOWAにするつもりが、総合的な判断でバーマスにしました。そして1年ほぼ毎日使用してきましたが、故障どころかヘタリもなく、大変満足しております。

検索が増えたってことは、バーマスのブランド認知が少し拡大したということですかね?

自身が購入したスーツケースもビジネスカバンも現在Amazonでは在庫切れ入荷未定となっていましたが、1年前に比べAmazonでのバーマス取り扱い品数は倍増している感じですね。
※購入したカバンについては、上記のエントリーにリンクしてあります。

行動範囲は決して広いとはいえませんが、この1年間、同じカバンを持っている人に遭遇していません。ブランド品ってこれが意外と大切なんですよね。

と、前置き長い病が酷くなりましたが、本題。

「他の人が持っていない」という点で、自身の好きな研究調査結果に、「同じブランドの使用者を10人中何人まで許すか?」というものがあります。その調査結果はこれです。

brand

この調査は、梅本春男先生の「消費者のブランド意識と商品属性 〜同一ブランドの所有者数の許容限界」(消費者行動研究 Vol. 2 (1994-1995) No. 2 P 37-48)という論文にあります。
論文も消費者行動学会のHPにて公開されています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/acs1993/2/2/2_2_37/_article/-char/ja/

食品、日用消耗品、家電などは、他人が同じものを持っていても気になりませんが、ファッション関連になると、それが気になる傾向が強くなる。

と、感覚的にもとても納得できる結果ではないでしょうか。

感覚的に当たり前に思えるようなことが、当たり前か調査する研究って良いですよね。
20年前の研究結果ですが、色褪せない輝きを放っているように思うのです。

現在で、また同じ調査しても面白いのではないかと思うのです。少し違ったアプローチで調査でき、異なる結果になるのではないかと。

「あー、夏休み」なのにサッパリ研究が進んでいない。関心分野を広げず腰を据えてそろそろ進めていかないと...。

ということで、こちらからは以上です。


ブランド論---無形の差別化を作る20の基本原則
デービッド・アーカー
ダイヤモンド社
2014-09-27


やべ、このアーカー先生の本、もってないや...。
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