原材料の偽装問題に端を発し業績が低迷していたマクドナルドが、3年ぶりに黒字になったそうです。

マクドナルド、今期純利益58%増 集客回復鮮明
日本経済新聞 - ‎2017年2月8日‎

マクドナルド、純利益53億円で黒字化 カサノバ社長「お客様の信頼を取り戻すことに成功した」
ログミー - ‎2017年2月9日‎


マクドナルドウォッチャーとして、業績低迷の理由を考察したこともありました。

では、何故復活できたのか?というところを少し考えてみたいと思いますとしたいところですが、マクドナルド幹部が復活理由についてインタビューで語ってしまっていますね(笑)

幹部が語る「マクドナルドが復活できた理由」:日経ビジネスオンライン


業績悪化してから不採算店舗を閉じ、店舗の雰囲気を変えるための投資を積極的におこない、「おいしさ」を伝えるマーケティング・コミュニケーションを展開し来店客数が戻った。これが復活の理由とのことです。

商品開発にも力を入れたこともあるでしょうが、結局のところ一時いろいろあって足が遠のいていたけれど、そのいろいろもほとぼりが冷め、消費者が気にしなくなった時に適切なマーケティング・コミュニケーションを展開しお客さんを戻したってことですね。

ポケモンGOとのコラボや、ファミリーにターゲットを絞ったこともマーケティング的には正解だったということでしょう。行かなきゃ行かないで済むけれど、久しぶりに食べて、マックを思い出すと、マック頻度があがるってことでしょうか。

結局、みんな(特に子どもたち)はマックが大好きってことなんですね。

価格戦略が迷走していることが大きな業績悪化要因とみていましたが、そうでもなかったかな?全面禁煙になってから、全くマクドナルドに行かなくなってしまった自分はもうマクドナルドウォッチャーではなくなってしまっていて、理由はわからずじまいです。



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