政治家の政治資金不正があとを絶たないですね。

現在盛り上がっているのは、元アイドルグループ議員の地方市議との不倫?を端を発してのアレコレ。そして、ガソリン代で名を馳せ民進党幹事長まで手に掴みかけた方のアレコレ。

密会、不倫そのものは個人の自由の範疇なので、メディアがバッシングする必要は無いと思うのですが、そうしたくだらんネタに食いつく人が多いゆえに、メディアも執拗にとりあげるのでしょう。

にしても、そうしたネタがメディアが大好きなことくらいわかっているのに、何故にバレるようなことしますかね?「自分は大丈夫」と思っていたのでしょうか?それとも、「ネタになるようなことではない」と思っていたのでしょうか?

メディアがネタにすることの是非以前に「脇が甘い」と言わざるをえない。

それより問題なのは、その後出てくる政治資金不正のこと。

メディアは叩く材料集めに必死になる。誰しも叩けばホコリくらいでるでしょうが、政治家が政治資金不正なんて、政治家として命とりになることなどわかっているでしょうに…。

それでも後が立たないのは何故なんでしょうか?

1)バレないと思っている
2)問題ないと思っている(不正だと思っていない)
3)不正をしないとならない、事情がある

もし、理由が3)ならば、ことなる議論が必要かと思いますが、1)2)であるなら、馬鹿か阿呆でしょ。政治家が聖人君子であるべきとは思いませんが、政治資金の問題を生じさせるのは、政治家として最低限の資質すら無いとしてよいのではないでしょうか。

とはいえ、そうした本人に対しアレコレ言っても無意味であるので、そうした人を選んでしまっている有権者の責任と捉えなければいけないと思うのです。

政治のレベルは国民のレベル、メディアのレベルは国民のレベル

そうした思いもちながら、自らの知識見識レベルをあげる努力を怠らないようにし、政治やメディアの報道に今後も興味関心を持ち続けたいと思います。


伊藤博文―知の政治家 (中公新書)
瀧井 一博
中央公論新社
2010-04-01

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