研究ノート(大学教員の徒然)

なかたにじゅんいちの個人ブログです。

カテゴリ:大学教員の徒然 > IT関連ネタ

 モバイルSuicaを使いはじめましたよ、良いですよ。というお話。

 モバイルSuicaペンギンくん

 先日、ANA VISAカードが、ANA VISA Suicaカードに切り替えられない事に大変憤慨したわけですが、そもそも、何故に切り替えたかったのかを少し考えれば、自ずと結論がでました。
 【参照:冗談じゃないよ!三井住友カードに憤慨するの巻(2009年1月27日)】

 何故、切り替えようかと考えたか?

 それは、小生は地下鉄が多いのでPASMOなのですが、ウッカリチャージしていない、残高不足のまま改札を通り、あの改札機に通せんぼされることにさすがにウンザリしたからです。自動チャージであれば、改札機ごときに人間様の行く手を阻まれるという仕打ちを受けずにすむと考えたからです。

 実際に、ウッカリ、PASMOを持ち忘れ切符を買うことも、また面倒なので新たにPASMOを買うことも度々あり、手元にPASMOが計4枚もあるのです。※これが、いつも同じものを持っているとも限らず、残高があるものや無いものやらと、改札機ごときに屈辱を味あわされる原因の一つになっているのです。

 余談ではあるのですが、実はいわゆるSuica的なICカード。登場当時は直ぐ手に入れ使い出したのですが、1年ほどして、なんだか、電車に乗ることにまで効率を求める自分に何か反省じみた感覚を覚え、1年ほど、切符生活をしていたことがあります。

 何故か?感傷的な理由なのですが、そのうち切符の券売機は無くなるのだろうから今のうちに沢山使ってみようという思いと、電車に乗る際に、券売機の前で乗り換え経路の確認、切符を買うという一息を大切にしたかったからです。

 ま、その感傷的な行動様式も卒業してPASMOを使い続けていたのです。「財布に入れておけば良いじゃない!」と言われるのですが、昨年6月に財布をなくして以来、財布を持たないスタイルなのです。カードの類は、鞄の中に入れ、お札は胸ポケット、コインは右のポケット、そんなスタイルなんです。

 そんな状況ではあるのですが、PASMOに限ってはさすがに毎回カバンの中から出してというのは面倒でポケットに入れているのです。

 という状況が、仮にANA VISA Suicaカードになったとしても、チャージの手間からは解放されますが、ポケットに1枚カードを入れておく事には変わらないことに気がついてしまいました。そして、これまでに4枚もため込んでしまっていることから、持ち忘れる、あるいは、無くすということも考えられる。それがPASMOということであればまぁ良いですが、今度はそれがクレジットカードとなる。

 リスク倍増ではないですか・・・

 昨年6月に財布を無くした時の面倒がフラッシュバックしました。
【参照:財布を無くし、銀行・カード等各社の紛失対応を比較する。(2008年6月18日)】 

 という事から、まぁ、ANA VISA Suicaカードである必要性が全く無くなりました。
となると、カードを持たずに、かつ、改札機の妨害を回避する方法となると、現在はモバイルSuicaしか選択肢がないという結論に至るわけです。(今頃になってですが・・・)

 会員登録から、最初のチャージまで約10分程度。クレジット決済はANA VISAカードなぞ使ってやりませんでした。JCBです。(ついでに、もう当分ANA VISAカードは使わない事にしました。ポイントも精算しちゃいます。)

 利用しての感想は、

 「素敵!何でもっと早く使わなかったのか!!!」

 ということ。お陰様で携帯電話を持ち忘れる、無くすことはほぼ無い(もし置き忘れなどがあっても、直ぐ気がつく)ので、これで解決です。

 ただ、電子マネーに対しては慎重なんです。便利すぎて。「お金を払う」というハードルが下がってしまい、キオスクやコンビニでちょこちょこ無駄遣いしてしまいそうな自分が怖いのです。(自制心が無いだけ)

 ということで、何とも、モバイルSuicaの宣伝じみたエントリーになってしまいましたが、そういうことで、先日の憤慨した気持ちは収まりました、っと。

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 Office IME2007に堪忍袋の緒が切れてATOKに乗り換え、ATOKの戦略について考える。
 というお話。

 使えないのはわかっていたのですが、
 OFFICE2007をインストールしてから、勝手にOFFICE IME2007にされていました。

 でもこれまで、まぁ我慢しきれる範囲内と自分のなかで自己完結していました。

 きっかけは、「窓の杜」の入力ストレスだった。

 フリーソフトの展開に際するマーケティング手法を検討することになり、
 そういうことで、世の中のフリーソフトダウンロードサイト調査に取りかかり、
 まずは、ベクターと窓の杜の状況をチェックしていたわけです。

 調べたことを資料をまとめていた訳で、何度も「窓の杜」と入力する必要がありました。

 「まどのもり」と入れると「窓の森」となるのです。文節は[窓の][森]です。
 まぁ、最初はしょうがないかと思い、「森」は「杜」に変換するわけです。

 が、しかし、次、同じように「まどのもり」と入れると、このお馬鹿なIME2007は、
またしても、「窓の森」と変換するわけです。仕方ないから、森を、杜に変更しようとスペースキーを押すわけです。すると、杜が、選択肢の下の方にあるのです。1回じゃまだ学習しないのかなぁとまぁ、まだ良いのです。3回目、キレました。杜は森となり、変換しようにも、杜が選択肢の下のままなのです。

 思えば、Office IME2007 にしてからそんな事ばっかりだったことが鮮明に思い出されるのです。なんで今の今まで我慢して使っていたのだろう。自分が腹立たしくなるわけです。

 さて、Office IME2007 を辞めるとなると、まぁ選択肢としては、MS IMEに戻すか、ジャストシステムのATOKとなるわけです。

 2万円近くお金払ってまではどうしたものかと思ったら、こんなのがありました。

 月々300円の定額制サービス。2008年9月から開始されていました。
しかも、30日の試用版あり。小生のような状態に陥った人の為のサービスじゃないですか。早速、インストール。

 最初に入力した文字列は当然「まどのもり」

結果はもちろん、

 「窓の杜」一発表示!!!


こうですよ。こうでなくちゃいけません。その他も大変賢い。

 ATOKに変えて気づいてしまったのです。
Office IME2007を使用していたとき、どれだけ文字入力が非効率だったか。
ということを。どれだけ、無駄な時間を浪費していたか、といことを。

 ATOKに、それぐらい感動しました。いやぁ、何でもっと早く変えなかったのか。
いや、でも、月額300円定額制というのが無かったら、MS IME にしていたことと思われます。という意味では、ジャストシステムのマーケティングの勝利ということか。まんまと術中にはまってしまいました。

 それにしても、パッケージソフトが売れていないのでしょうね。ジャストシステムも大きな戦略転換の必要があったのでしょう。そしてジャストシステム社内でも、相当な議論があったことと思われます。

 結局のところ、現段階で定額制300円がどの程度広がっているのかはわかりませんが、
目先のDL版、パッケージ版ATOKの販売売り上げよりも、価格を一気に下げ、新規顧客獲得が中長期的に有効と最終的に判断したのでしょう。それもATOKに商品力があるからこその販売戦略。

 ジャストシステムの回し者のようなエントリーになってしまいましたが、
ともあれ、あっぱれATOK。がんばれATOK。ということ。もうすぐATOK2009もリリースされます。
 

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定額制音楽ダウンロード・配信サービスの「ナップスター」が素敵というお話。

ナップスターといえば、その昔はP2Pの音楽交換ソフトだったのですが、
そのことを知る人も、徐々に減っているのでしょうね。
その後、定額制音楽配信サービスとして再出発してから、もう3年くらいたちますか。

小生は、ナップスターを使いだして、少なくとも2年は経過しています。
月額1980円を払い続けていますが、それ以上のメリットがあるからです。

月1980円ですよ。CD1枚買うよりも安い値段で、好きなだけ聴けるわけです。

B’Zとか、サザンとか、ミスチルとか、メジャーな邦楽がないものの、
配信楽曲も現在は600万曲以上で、洋楽については、ほぼ何でもある状態です。

洋楽でも無料でなく、有料しかなかったアーティストも一部ありましたが、
それも徐々に解消されつつあります。

昨年末に、EMI系を中心に大量に邦楽を含め楽曲が追加され、ますます魅力的なサービスになってきました。

ナップスターの定額制聴き放題(サブスクリプション)サービスで700アーティスト・27,000曲以上のEMI邦楽楽曲を配信開始! カタログ楽曲の活性化とアーティストの販促効果にEMIミュージック・ジャパンが注目

 ナップスタージャパン株式会社では、株式会社 EMIミュージック・ジャパンと、EMIが保有する邦楽楽曲から、700を超えるアーティスト・約27,000曲を、定額制聴き放題(サブスクリプション)サービスで配信することについて合意し、12月19日(金)より配信サービスを本格的に開始いたしました。
 今回の合意により配信を開始した楽曲は、EMIの誇る豊富なラインナップから、ACIDMAN、ストレイテナー、FIRE BALL、吉井和哉などロックからJ-POP、演歌・歌謡曲までの幅広いジャンルに及び、中にはすでに廃盤となりCDでは聴けない作品も含まれています。配信を開始した全アーティストリストは( http://www.napster.jp/emi/ )にてご覧いただけます。
 詳しくはhttp://www.napster.jp/company/press/081219napster_emi.pdfこちらへ

 

 以前は、洋楽でもQueenなど大所は有料だったのですが、先日、どうしてもQueenが聴きたくて、検索してみたら、シングルコレクションが無料になっていました。


 アルバムを再生とすれば、そのまま再生されますし、To Goとすれば、携帯音楽プレーヤーにダウンロードできちゃいます。買ったら1800円ですからねぇ。もうこの1回で、月額費用の元が取れてしまう計算です。

 その他にも、小生が好きな、Greenday や Offspring なんかは、すべてのアルバムが無料配信されてますし、最近は、クラシックにはまっていて、その時々の気分で検索しては聞いています。

 クラシックで、最近のヘビーローテーションは、↓です。


カラヤン/グレイテスト・ヒッツ

 検索して楽曲探しもよいのですが、タワレコお勧めとか、CM音楽特集とか、様々なチャンネルやプレイリストが準備されているのも、雑食系の小生としては大変ありがたいのです。

 日本国内もくだらない権利主張ばかりしていないで、レーベルも統一して、ナップスターと同様に定額制サービスを始めなければ、ゆくゆくはナップスターに飲み込まれるでしょうね。

 当然ながら、音楽を買う人がいて成り立つビジネスではあるものの、裾野をこういう定額制で広げていかないことにはダメでしょうね。

 手に入れようと思えば、タダで手に入れるすべなどいくらでもあるのですから。(中国のサイトとかね)

 唯一、ナップスターを使っていて残念なのが、Apple系の音楽機器にと互換性がないこと。それゆえに、なかなかipodを購入する気になれないのです。現在のナップスターの利用ペースで、ituneなどで楽曲を購入していたら、月額1万円どころじゃないですからねぇ…
 (ついでにいうと、SONY系のウォークマンとも互換性がありません)

 携帯音楽プレーヤーの選択肢が狭いのですが、先日、ビクターから新商品がでていました。これは「買い」かもしれません。


Victor デジタルオーディオプレーヤー Alneo XA-V40-B (ブラック)


 ナップスターのビジネスモデルは、コンテンツビジネスの究極の形かもしれません。
 これからも頑張ってほしいと思わずにいられません。

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携帯機種選びについてのお話。

会社から支給されている携帯電話はSOFTBANK 705Pだった。



電話とメールがメインではあるのだが、これが本当に使いにくい。
しかも、壊れやすい。会社の周囲では、

「ボタンが反応しなくなった」
「接続部分が割れた」


といった症状が頻繁に起きていていて、いつかは自分のもそうなるかもしれないと心の準備はしていたが、その瞬間はあまりに突然だった。

クリアボタン、終話/電源ボタン、1,2,3が突然反応しなくなった。
「突然、反応しなくなったのだから、もしかすると、突然、復活するかもしれない」
と、淡い期待をして、1日だけ我慢したが復活しなかった。

いたしかたないので、社内余っていた中古の同機種にSIMを入れ替え緊急避難させ、
機種変更をすることにした。

多少の機種代金の自己負担をすれば、好きな機種に変更できるのです。

プライベートでは、docomo P905iTVを使っているのです。


モブログ、WEB閲覧がメインで、カメラの性能に少し不満もあるのですが、
3.5インチの大画面で、使いやすく特に不自由していないのですが、
スマートフォンの類ではないのです。普通の携帯。

「新しいもの好き」としては、昨年後半くらいから、

iphone や、touch diamond に興味津津。
機種変更ということで、真剣に考えてみましたが、電話とメール機能としての携帯電話と考えると、どう考えても、選択肢になりえないという結論にいたりました。

なぜか?その最大の理由は、「タッチパネルはメールが打ちにくい」これに尽きます。
慣れればよいのかもしれませんけどね。

プライベート用ならば、即決なのですが、
過去に、会社支給がwillcomだったころ、


WS007SHを使っていたのですが、いろいろと機能豊富なんですが、仕事上では、そのほとんどを活用しきれないという事実と、その大きさと、通信範囲・速度の狭さ、遅さから非常に不便であった経験もあいまって、

仕事用と考え、今回は、その利用目的を限定して、最終的には、821SHにしました。
薄さも、メールの打ちやすさも、デザイン、アルミ削り出しのような質感も秀逸。
1シーズン前のモデルなので、価格も激安。

Touch diamond や、iPhoneにしなくて本当によかった。


携帯電話に限らず、目的に即した商品選びって大切。
実状を無視して可能性を広げ、「あれもこれも」と考えて選択するとよい結果にはならないということですね。とかく、あれもこれもと欲張ってしまうタイプなので、今後も気をつけねばなりません。

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毎日すべてを更新しているわけではないのですが、
都合、本ブログを含め、5つのブログを運用しています。

メインは本ブログと、

徒然なるままに
P905iTVのカメラで1日1枚、自分の為に撮り、徒然なるまま書き綴ります。内容は「美味しいモノ」に偏りがちです。
※mixi日記としていて、毎日携帯から更新しています。

残り3つは、アフィリエイト用なので、紹介は割愛しますが、
プロバイダはlivedoor*2,goo,jugem,excite を使っています。

個人ブログは、自由度高く
アフィリエイトブログは、もっと効率的に、もっと複数運用したいと思うわけです。

そうなると、そろそろBLOGエディタを使う必要を感じるわけです。

となると、早速、何を使おうかと調べてみるのです。

常にチェックしているblog、Like A Rolling Stoneの運営者の方が「windows live writer」を使用しているとの情報をキャッチして早速試すべくDLすると、


 Livedoor Blogでは使えない!!!

ことが、発覚し、即没。

「ブログ エディタ」で検索してみると、

「ありくい」http://editor.arikui.jp/

なる無料エディタが目につき、サイトで情報を集めてみるが、

 FireFOXでフリーズする!!!

これは、自分のPCの問題かもしれませんが、何度試しても固まるので、没。

で、結局、落ち着きましたのが、

http://www.justsystems.com/jp/products/xfy_blog/


でした。試しを含め、本エントリーは、xfy Blog Editor で作ってみました。

テンプレートとかはいじれないのかな?
複数のブログに一斉にアップする方法はどうすればよいのか?

ま、いろいろあるけど、しばらく使ってみようと思います。

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ブログを書こうと決意したのはこれで3回目。

ブログをかける環境を整えたのは3年前なんですが、
でも、続かないんです。

なんでだろう?と自問してみる。

結局、「ブログに価値を感じていなかったから」という結論に至る。

日記は結構続いているんです。毎日欠かさずという状態ではないんですが、
中学3年の冬から書き始めて、今年で17年目に突入。
No.25 10年連用日記


日記は良いと思う。でも、ブログを自分の日記代わりにするつもりないし・・・

こうして書きながら、新年を向かえ、日本中にどれだけの人が、

「今年はブログを続けよう!」

と決意しているのだろうなぁ。

ブログのアカウント総数は増えているんだろうけど、アクティブなブログってどれだけあるんだろう?

スタートさせたは良いけど、続いていないブログがあふれているんだろうなぁ・・・ 
そんで、自分のブログもその1つになっていたんだろうなぁ。

「そもそもブログって何だろう?」
「みんななんでブログをつけるんだろう?」
「ブログを続けることに何か経済的価値ってあるんだろうか?」

などと、不毛な思いをめぐらしながら、

それじゃ、自分は何のためにブログをつけるのか???

を考えていますが、

とりあえず、頭でごちゃごちゃ考えず、3度目の正直。

将来の為に、
誰かが読むことを前提にした文章の練習ということでスタートしてみる。


2007年1月4日
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