車については一体、2009年は何台車が売れれば妥当だったのでしょうか?
そういう試算に対しての結果を考察しないと、単に過去の数字との比較だけで、悲観的な記事が流れることには違和感を感じます。
車が売れない=景気低迷 という記事 → 消費マインドがさらに低下という悪循環のよな気がします。
そして、もし仮に、今、バブル景気真っ最中の経済であっても、過去のバブル期と同じだけ車が売れるか?と言われたら、そりゃ売れないでしょ。
環境が過去とは違うのですから、その変化を鑑みたら、500万台切った結果が、もしかしたら妥当な数字かもしれないじゃないですか。
もし、リーマンショックが無かったら、車はどれくらい売れたのか?自民党の経済対策が無かったら、どれくらいの販売台数になったのか?といった比較があると良いですね。(多分、試算は出来ますね)
何事もポジティブな解釈で、消費を刺激するようなニュースが多くなれば景気も良くなり、車ももっと売れると思うのですけどね。
売れてないといっても、少なくとも、プリウスやインサイトといったハイブリッド車は経済対策の効果もあってかバカ売れだったわけでうよね。
環境負荷は低減できますが、価格がまだ高くて、トータル支出はあまりお財布に優しくないのですが、売れています。
ハイブリッド車がガソリン車と価格に差がなくなり、且つ、経済的にも大きなメリットがあるとなれば、買い替え需要はかなりあるでしょうね。
さらに、家電メーカー救済策の一環の側面が強い、「地デジ化」でアナログ終了、強制買い替えと同じ理屈で、
みたいな、法律が出来たら強制的に買い替えですね。
でも、テレビ買い換えるのと、車買い換えるのでは、金額の桁が違うので
5年間自動車税&ガソリン暫定税率免除
なくらいでどうですかね。
税収の落ち込みが、法人税でまかないトントンであれば実行の価値はあるかも。
そんなことを、ニュースをみて考えていましたよっ。という事で。
ちなみに、自動車販売統計は自販連のHPで公開されています。過去にさかのぼって統計が公開されているので、以前、ある仕事で「マークX」のCM効果を調べていた際にとても役に立ちました。
どうやったら車が売れるか考えてみる。
アマゾンの立ち読み機能もっと拡充して欲しい今日この頃。
新車が売れない時代に新車を売る方法
著者:小口 博志
販売元:幻冬舎メディアコンサルティング
発売日:2009-12
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