研究ノート(大学教員の徒然)

なかたにじゅんいちの個人ブログです。

カテゴリ: 国内MBA関連ネタ


本日のグローバル戦略の授業、
ゲスト講師は、三井造船株式会社 加藤泰彦社長による

「造船事業のグローバル戦略」

バリバリの現役経営者の「利害関係無しに」聴く機会を頂けるのは本当に幸せであります。

ちなみに加藤社長は早稲田大学理工学部ご出身。

現役経営者からのお話なので、当たり障りの無い業界全体に関する情報のみメモです。


◆海での距離は「海里」(カイリ)で図る。1海里=1852メートル。

◆造船業は元来グローバルビジネス。世界単一マーケット。

◆造船業の製品物流コストは製造者にとってはゼロ 
⇒ お客様が工場まで取りに来てくれる。なるほどね。 

◆「便宜置籍」(Flag of convenience)=海運業の節税対策。
⇒ これがあるから、世界中、実質的に同じ条件で取引が出来る。
⇒ なるほど、だからパナマやリベリア船籍って多いのか。 

◆1950年頃の日本人の平均寿命は約60歳。
⇒ 半世紀で20歳も延びているのですね。

◆通信技術の発展で国際交渉っていうのも様変わり。
 
◆1990年以降の世界全体での造船建造量の伸びが凄い。
⇒ 韓国の建造量の伸びも凄い。中国はもっと凄い。

◆戦後から現在に至るまでの日本造船業の歴史を俯瞰すると、
成長⇒ピーク⇒急落⇒復活。

◆価格競争力と非価格競争力どちらも大切。


と、こんな感じで。


世界経済と連動し過ぎている造船業界は面白い。


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いつか豪華客船で旅してみたいです。

豪華外国客船 世界の旅―リーズナブルなクルーズの至福豪華外国客船 世界の旅―リーズナブルなクルーズの至福
著者:吉田 忠雄
人間の科学新社(2010-10)
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朝鮮半島が慌ただしくなってきたこのタイミング。

本日の大隈塾のゲスト講師は田中均さんでした。
そうです北朝鮮に最も詳しい日本人のお一人です。

凄い巡りあわせです。

さてさて、その田中さん、
なんでしょう、もの凄いオーラがあるのです。

「怖い」というのが素直な感情です。

極めて鋭利な刃物を目の前にしているような緊張感といいますか、
その雰囲気、話ぶり、その話の内容、
これまで感じたことのない緊張感の中で話を伺いました。

これまでの大隈塾にて財界のビッグネームを目の前にしても、
こんな感覚はありませんでした。

なんでだろう。経験がそうさせるのでしょうか。

政治的な話が多かったので、
個人的に「これは大丈夫」と思う内容のみ以下メモ。


◆リーダーシップについて


日本のリーダーは総理大臣。
戦後5年以上続いた総理大臣は5人。

吉田茂/佐藤栄作/中曽根康弘/小泉純一郎

共通項は、アメリカとの関係が近いこと。そして「強烈な自立心」

大事なことは、
1)大きな戦略観を持つ事。
2)プロフェッショナルを使うこと。
 
◆今の日本外交において3つの大切なこと。

1) 抑止力を持つこと。
2) 信頼関係を構築すること
3) ルールをしっかり作ること。

重要なのは日米関係、そして東アジア。 

質疑応答では、尖閣問題の事、北朝鮮問題の事、経済外交の事をお話を伺いました。

いやぁ〜面白かった。

以下の本は取り敢えず発注。

外交の力外交の力
著者:田中 均
日本経済新聞出版社(2009-01)
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プロフェッショナルの交渉力プロフェッショナルの交渉力
著者:田中 均
講談社(2009-03-26)
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 国家と外交国家と外交
著者:田中 均
講談社(2005-11)
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本日のゲスト講師は、外務省特命全権大使 竹元正美さん。

テーマは
「国際社会における日本の役割 〜外交とグローバルビジネス」
でした。

今日は現役の大使のお話ということもあるので、
「授業の内容は、授業の中まで」というルールに厳密に則りまして、講義内容に触れるメモは無しで。

でも1つだけ。

外交にも国際的なグローバルリーダーにも共通して求められる資質

「誠実、正直、時間を守る、規律、人間の価値」

そして、

「政治のレベルは国民のレベル」


とここまでだと、これでおしまいになるので、

少し徒然に講義聞きながら考えたことなど。

最近、企業と国の関係について考えさせられる事が多い。

政治と経済は一蓮托生。

上手くは説明できないけど、

世界情勢を俯瞰し、日本がどのような方向で動いているのか?
世界、日本経済を鑑み、国はどのような政策を取ろうとしているのか?

企業は国の動きを無視できない。

国の動きに逆行するより、巡行した方が良いわけです。 
敵にまわすより、味方になってもらったほうが良いわけです。

国の制度・政策に後押しを受けられるものならば、受けた方が良い。

国の動きに常に敏感であるべきだなぁと。

目先の事と、先を見通す事のバランス感覚が大事かな。

竹元正美さん、ホンジュラス大使の頃の経験を本にされています。

「米百俵」海を渡る―中米・ホンジュラスの“サムライ”が感涙を呼んだ「米百俵」海を渡る―中米・ホンジュラスの“サムライ”が感涙を呼んだ
著者:竹元 正美
日之出出版(2004-06)
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外交についても勉強しなきゃ・・・。

多極化世界の日本外交戦略 (朝日新書)多極化世界の日本外交戦略 (朝日新書)
著者:神余 隆博
朝日新聞出版(2010-02-12)
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本日のグローバル戦略の講義、ゲスト講師は山田真之先生。
元日立製作所の米国代表、現在は城西国際大学の客員教授を務められています。

川邊先生とはフルブライト奨学生仲間だそうです。
※ちなみにフルブライトで留学している日本人から4人もノーベル賞受賞者が出ているそうです。

で、本日のお題は「国際ロビイング」
日本では馴染みの少ない「ロビー活動」について、特にワシントンにおけるロビー活動の実態について、ご教授いただきました。


今回の講義は、むちゃくちゃ面白かった。
自分の知らない世界を垣間見、学んでいる時ってほんと至福のひととき。

◆以下、個人的なメモ

今回はハンドアウトがあるのでメモは少なめ。

・アメリカのロビー活動においては「Association」が重要なキーワード。

・アメリカ政府は世界最大の顧客(毎年25兆円以上の製品・役務を調達)

・ロビイング法により、明確に定義されている。ロビー活動する人は議会に登録義務、報告義務があるらしい。
ロビーイストって怪しいブローカーかと思ってた・・・

・ロビイストに実際になっている人とは・・・
ロースクール出身者、連邦政府に職を持っている人、弁護士、本木委員、ワシントン事務所長(大企業の副社長クラス)、ジャーナリスト、広告会社幹部 等々
 

・日本でロビー活動が成熟しないのは、「権利を主張しないのが美徳」 という風土があるから(理由の一つね)

・政治とは「利害の調整のプロセス」、「徳を持って治める」ような考え方は通じない。

・今のアメリカのIT業界(特に基盤技術:OSや通信方式など)の強さは、ロビー活動の賜物。
※参照:1986年ヤングレポート

・権利は正当に主張すべき。

・経済産業省の担う役割って大きいのですね。
今後の日本産業の事を想うと、やっぱり「2番じゃだめなんですよ」

・市場環境を創りだす事こそがマーケティングにおける最重要活動。
これって、議会や行政を動かす事も含まれるんですが、どうもその分野を学ぶ機会が日本のMBAには少ない感じですね。 

・ロビイスト=売れる環境を創る人。造る人。


ちょいと、ロビー活動について勉強しよ。

ロビイストからの警告 アメリカの野望のなかの日本ロビイストからの警告 アメリカの野望のなかの日本
著者:岸田 治子
創美社(2008-04-25)
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本日の大隈塾のゲスト講師はアスクル株式会社の岩田彰一郎社長。

アスクルのケースをやったのは何の授業だったかな。たしか、「マーケティングと競争戦略」の余田先生パートだったかな。

自分自身も、数年前に仕事上、必要迫られ、アスクル、カウネット、たのめーる等を文具通販を比較研究しながら、どうやったら類似ビジネスでアスクルを打倒できるか考えた経験があり、とても良く知っている会社です。

当時、中小企業のコスト削減の為に何が出来るか?どういうサービスを作るべきかを考えていたのです。

カウネットも、たのめーるも追随していますが、アスクルを超えることが出来ていません。 

今でこそ、「当たり前」のサービスですが、アスクルが生まれてまだ10年ちょっと。当時の常識を覆して成功しているわけです。

どんな業界、どんな企業、どんなビジネスモデルも絶対も永遠も無いと思えば、アスクルを凌駕するサービス、事業を作ることも不可能ではない。

と、そんなことを考え準備していました。

そのサービスに、今は当時の会社を辞しており、自分は関わっていませんが、今もそのサービスは残っていますが、現状は完敗です。 

今は、全く別の業界で、「どうすれば業界をひっくり返すような革新的なサービス、事業を作れるか?」を考えています。

そんな中での岩田さんのお話、学びが多くありました。

以下、メモやら考えたことやら

◆『結果は「意志」の表れ』

◆勝てる仕組みを作る
◆ビジネスモデル+会社モデル+顧客志向

◆イノベーションに必要なのは、
1) 組織風土
2) コンテンツ創造力
3) テクノロジー集積

◆アスクルの新規事業「アスマル」
http://www.asmaru.com/

個人向け通販サイト。激安なんですけど、これ。

◆アスクルの新規事業「みんなの仕事場」

http://shigotoba.askul.co.jp/

これも面白い。オフィス作るときはこれ使わせてもらおう。

◆東京大学大学院 宮田秀明教授


理系の経営学理系の経営学
著者:宮田 秀明
日経BP社(2003-04)
販売元:Amazon.co.jp
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この本は即買いだね。面白そう。

◆価格競争の先に何があるのか?

◆うちなる自分と対話する。

◆顧客と広く深い関係構築は経営に安定感を与える。
◆ネットで溶けない(融けない)仕組みを作る。


10年で業界は変えられる。きっと。頑張ろっと。
イノベーションを起こす中心になりたいっす。

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)
著者:クレイトン・クリステンセン
翔泳社(2001-07)
販売元:Amazon.co.jp
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2週間ぶりのグローバルマネジメントの授業。

本日は元ANAの役員の方による「グローバル化の中の航空会社戦略」というテーマでお話を伺いました。

内容は、

・ 世界の航空需要のこと
・ 航空会社の状況について
・ 航空ビジネスの特性
・ 空港問題
・ 今後の課題

といったラインナップ。

具体的な数字をもって説明いただき、また、航空業界で活躍した方とあって、節々に新聞雑誌・ネットではしりえないネタも織りまぜていただき面白くありましたが、業界全体の話が多く、知識の再確認といったという感想。

個人的には、ANAのこれまで経営におけるリアルな裏側とか、JALとの熾烈なバトルの裏側とか生々しい話が聞きたかったな。


航空会社の話を聞いていたら、海外旅行に行きたくなってきました。


図解入門業界研究 最新航空業界の動向とカラクリがよーくわかる本 (How‐nual Industry Trend Guide Book)図解入門業界研究 最新航空業界の動向とカラクリがよーくわかる本 (How‐nual Industry Trend Guide Book)
著者:センスアンドフォース
秀和システム(2010-04)
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航空グローバル化と空港ビジネス―LCC時代の政策と戦略航空グローバル化と空港ビジネス―LCC時代の政策と戦略
著者:野村 宗訓
同文舘出版(2010-07)
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今回の大隈塾のゲスト講師は、BCG日本代表の御立尚資さん。

京都大学卒、ハーバードMBA、日本航空からBCGに転じているのですね。

内田先生も日本航空出身、
BCG日本代表は2代続けて日本航空出身者だったのですね。


その、御立さん、

最近はNHKのBiZスポ派になってしまい、全く見なくなりましたが、
ワールドビジネスサテライトにはまだ出ていらっしゃるのでしょうか。


さておき、テレビで見ていた風貌、声、話し方、そのまんまです。
※当たり前と思われるかもしれませんが、結構違う人も多いのですよ。

講義テーマは「変化の時代のリーダーシップ」

内容は当然素敵だったのですが、それ以上に「話し方」にばかり気を取られてました。


並大抵のレベルじゃないです。


話の展開、スピード、トーン、ジェスチャーの使い方、間のとり方、

これまでも話の上手な方は沢山出会ってきましたが、確実にトップ3内にランクインです。

話をする仕事が、また増えてきたということもあり、
今回は、その「話すスキル」に学びが多くあった次第です。


以下、忘備録メモ


◆ 「大波」の向こうにある「潮流」を知る。

◆リーダーの役割
1. 情 ⇒ 理
2. 知る、学ぶ
3. 「利器」を使う
知っているだけではダメ、それをどう使うか?

◆夷の術を以て、夷を制する 〜 佐久間象山

◆思い煩うべきことと、思い煩うべきでないことを見極める知恵を持つ。
様々な懸案項目がある中、自分が肌感覚でわかるべき分野を決める。

◆徳富蘇峰/アンガス・マディソン

◆希望はするが予定はしない。


経営思考の「補助線」経営思考の「補助線」
著者:御立 尚資
販売元:日本経済新聞出版社
(2009-06-26)
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戦略「脳」を鍛える戦略「脳」を鍛える
著者:御立 尚資
販売元:東洋経済新報社
(2003-11-14)
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本日の企業経営におけるグローバル戦略、予定変更で、川辺先生が再登場。

テーマは「資生堂のグローバル戦略」、特に中国事業展開についての講義。

ちなみに、川邊先生は、早稲田大学の中国ビジネス研究所の所長もしています。
刊行物もあります。

日系流通企業の中国展開:「世界市場」への参入戦略
http://www.kikou.waseda.ac.jp/WSD322_open.php?KikoId=01&KenkyujoId=P9&kbn=0


小ネタ満載で、トリビアな講義でした。
以下、いくつか順不同ネタメモ。

◆資生堂の名前の由来
易経・坤卦の巻 「至哉坤元 萬物資生」
(意訳:大地の徳はなんと素晴らしいものであろうか、すべてのものはここから生まれる)

◆資生堂理念
1.商品をすべてを語らしめよ
2.すべてのことはリッチでなければならない
3.世界中に受け入れられる商品をつくらねばならない

◆資生堂五大主義(1921年・大正10年)
1.品質本位主義
2.共存共栄主義
3.小売主義(消費者主義)
4.堅実主義
5.徳義尊重主義

◆戦前からアメリカでも販売
ちなみに、戦前の日本の三大発明品(輸出品)

1)タカジアスターゼ
2)味の素
3)真珠(養殖真珠・ミキモトパール)

Q.味の素は、何故アメリカで広まらなかったのか?
A.食肉文化だったから。
⇒ アミノ酸の取得は肉から出来た。
⇒ アジアでは草食文化で肉はあまり食べなかった。
味の素が肉の旨味を代替

◆資生堂の中国専用ブランド「Aupres」(1994年発売)
中流階級をターゲットにしている。

◆日本(アジア含む)はフレグランス後進国
資生堂はフレングランスはフランスでしか作っていない。

◆高い韓国焼肉屋「草の家」

◆豊かになった日本(企業)はBOP市場の事を忘れてしまっている。
※かつて日本もBOP市場だった。

今、注目されるBOPビジネスは、かつて日本企業がやっていたことばかり。
経営を学ぶには、経営史を知らなければならない。


一部、唐突なネタもありましたが。
備忘録ってことで。

知の先人から学ぶこと多し。
聴講させて頂くにはこの上なく知的刺激が多いですね。

進化する資生堂 中国市場とメガブランド戦略進化する資生堂 中国市場とメガブランド戦略
著者:山本 学
翔泳社(2010-04-21)
販売元:Amazon.co.jp
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銀座物語―福原義春と資生堂文化銀座物語―福原義春と資生堂文化
著者:島森 路子
毎日新聞社(1996-04)
おすすめ度:5.0
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月曜8限「企業経営におけるグローバル戦略」
本日は永田宏先生による講義、テーマは「総合商社のグローバル戦略」
 
永田先生は、三井物産の副社長まで務められたお方であります。

商社勤務の人だともの凄いリアル感がある内容だったかと。 
自分にとってはちと世界が違う話で商社の近代経営史を聞いている感じでした。


で、授業とは全く関係ない話なのですが、

講義を聞きながら就職活動をしていた当時、大手総合商社を片っ端から受けていた事を思い出していました。 

上位から10社程度受けましたかね。

今は合併により無くなってしまった某商社だけ最終まで残りましたが、
それ以外は撃沈。


結局、コンサル業界に身を投じる事になったわけですが、
商社に入っていたら人生かなり違ったんだろうなぁ。


MBAに入り、4大商社で活躍する方々ともお友達が出来たのですが、
規模の大きなビジネスの話を聞くと、今も憧れを感じてしまいます。
 

図解入門業界研究 最新総合商社の動向とカラクリがよーくわかる本 (How‐nual Industry Trend Guide Book)図解入門業界研究 最新総合商社の動向とカラクリがよーくわかる本 (How‐nual Industry Trend Guide Book)
著者:村井 美恵
秀和システム(2010-07)
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月曜日の8限は「企業経営におけるグローバル戦略」を聴講することにしました。

・ 8限のみということと、
・ 毎回、元&現役の企業経営者・幹部がゲスト講師が来るってことと、
・ これまでグローバルマネジメント系の授業をとっていなかったこと

てな、3つの理由から。
担当は永田宏先生が主で、川辺先生も参加。 

で、本日初回は「小売企業の経営戦略」というお題で、川辺先生による「セブン・イレブン事例研究」でありました。 


フランチャイズ畑でキャリアを積んでまいりました小生としては、とてーも満足な講義でした。

川辺先生、セブン・イレブンの研究著書もあります。

セブン‐イレブンの経営史―日本型情報企業への挑戦セブン‐イレブンの経営史―日本型情報企業への挑戦
著者:川辺 信雄
有斐閣(2003-05)
おすすめ度:3.5
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◆以下はちょこっとメモ◆

コンビニエンスストアのグローバル展開はほとんどが日系企業。
※セブン・イレブンは世界中に出店しているが、それは各国のライセンシーが展開しているのであって、セブン・イレブンジャパンのグローバル展開ではなく、米国セブン・イレブンのグローバル展開。
ジャパンの現状の海外出店は北京とハワイの店舗のみ。

 
市場の変化:
1970年代、およげたいやきくん : 約400万枚 ⇒ 約6ヶ月で達成
2000年代、だんご三兄弟 : 約200万枚 ⇒ 約2週間で達成 


◆第二次産業革命の経済原則
生産量を増やすと単位コストが下がる。

第三次産業革命では、単位コストも下げて多様性も広げる。
⇒ 物流革命により実現できる。
⇒ コンビニ業界の物流システムは日本だから実現できた。

◆最終的には石橋を叩いて叩いても渡らないくらいの慎重さが勝つ。

◆経営には強豪の幹部すらも重用するくらいの度量が必要。

◆北欧3国にはセブン・イレブンがありますが、その他の国にはセブン・イレブンは出店していない。

ヨーロッパにコンビニが少ない理由
1)宗教的な理由 ⇒ 日曜日営業できない
2)コミュニティの繋がりが強い ⇒ 地元店舗圧倒的
3)法律の縛り ⇒ 大店法的なモノ。

でも、中産階級が生まれてきたので需要は出てくる可能性大。

ビジネスはやっぱり人口階層を意識しなければ。
以上、そんなところ。

セブン・イレブン本って結構出てますね。

セブン‐イレブンの16歳からの経営学 (宝島社文庫 604)セブン‐イレブンの16歳からの経営学 (宝島社文庫 604)
著者:勝見 明
宝島社(2008-01-11)
おすすめ度:3.0
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セブン‐イレブンの正体セブン‐イレブンの正体
著者:古川 琢也
金曜日(2008-12)
おすすめ度:4.0
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セブン-イレブンおでん部会―ヒット商品開発の裏側 (朝日新書 34)セブン-イレブンおでん部会―ヒット商品開発の裏側 (朝日新書 34)
著者:吉岡 秀子
朝日新聞社(2007-03-13)
おすすめ度:4.5
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9月もあっという間。気づくと今週から後期が始まっています。
あっというまに最後の半年のスタートです。 

8月まではゼミ合宿に向け論文読みが進んだのですが、
9月は完全にアウトでした・・・

ブログの更新も少なかった。

さてさて、これまで成績をオープンにしてきたので、
春期の結果も期初の計画に照らし合わせてご報告。

P1002497

月曜日 : 
マーケティング?(聴講)   ⇒  恩蔵師匠パート聴講、感激。
ITマーケティング(聴講)   ⇒  部分的に聴講。藤田先生ありがとうございました。

火曜日 : 
ビジネス思考法(履修:2単位) ⇒ 履修放棄
※ 代わりに、西山先生の財務会計分析を聴講。   

水曜日 : 
リーダーシップ論A(履修:2単位) ⇒ 履修:成績 A
実践全社戦略(聴講) ⇒ 聴講やめて、本履修。成績 A

木曜日 : 
財務会計(聴講) ⇒ 聴講せず。
ブランド戦略(聴講) ⇒ ばっちり聴講。1年目とは違う学びアリで満足。

金曜日 : 
顧客関係のマネジメント(履修:2単位) ⇒ 履修放棄

土曜日 : 
ゼミ(2単位) ⇒ 成績: A+
企業間関係のマネジメント(履修:2単位) ⇒ 成績: A

経営情報システム論 ⇒ 予定外にて履修 成績:A 

とまぁ、こんな感じで、
2年目の春期は、計10単位。累計46単位。
修論さえ通れば卒業できるだけの単位はそろいました。
 
成績については・・・ まぁ、想定の範囲内。
A+取れていると思っていたものがAであったけれど、
Bを覚悟していたものがAだったので、結果オーライ。


Bを覚悟していたものは何か?

それは、

「経営情報システム論」


授業の奥深さは、これまでの授業の中でもトップクラス。

毎度、課題が出る授業で、優秀なものが授業で紹介されるのですが、
それらを見るにつけ、自分のレベルの低さを痛感していてました。


成績表の専門科目区分でこれまで履修した授業を見直すと、

主専攻のマーケティング戦略系の他は、経営戦略、競争戦略、市場競争戦略系のみ。

偏っているのは十分承知。
でも広く浅くよりは関心分野だけに絞ると決めていたので悔いなし。

と思う反面、

ダイレクト・マーケティング系やグローバル系、価値創造系もホントは勉強したかった・・・


2年目後期は、修論のために時間を沢山とるので、
2〜3科目のみしか履修しない予定です。
※履修科目については、また別途。


授業はなくとも毎日学校に通い、修論を強制的に進める予定です。
10月から1ヶ月で最低100時間、いや仕事をコントロールして150時間は投下せねば・・・


そんなところで。


週末、大隈塾(リーダーシップ論)の課外授業ということで、
鴨川の早稲田大学セミナーハウスに行ってきました。

農業体験実習ということで、「稲刈り」をしてきました。

稲刈りがあるということは、当然、春に「田植え」もあったのですが、 
春は授業の都合上参加出来ず。 
(一応自由参加ということになっています。) 

田んぼの場所は、「鴨川自然王国」。

P1002453

鎌を使って、完全人力作業。農作業ってのは重労働であります。

「時にマムシがいることがあるから気をつけて」

と注意があり、実際に1匹現れましたが被害は無し。
ただ、鎌でケガをした人が何人か。

P1002459
P1002460

稲刈り完了です。
P1002463

稲刈りした後にザリガニ発見。
田んぼにおいて、ザリガニは稲を切り刻むので天敵だとか。
目を離した瞬間に、自然王国で飼っているお犬様が食べちゃってました・・・
南無南無。

P1002464

稲刈りのあとは、ビールで乾杯&BBQ的なご飯。
私は、火を起したり、肉焼いたり、焚き火をしたりと個人的にかなり満喫。 

P1002465

今回の体験を通じて、「食」のことを考える良い機会となり、
そしてなにより同期のみんな、企業派遣の皆さんと楽しい時間を過ごしました。

収穫したお米は後日精米してもらえるそうです。

余談1) 
宿泊の同部屋となった企業派遣のIさんが冨山高校の先輩であることが発覚。

余談2)
今回、お世話になった鴨川自然王国の理事は、あの加藤登紀子さんとのこと。
http://www.k-sizenohkoku.com/

加藤登紀子さんは登場されませんでしたが、
娘さんであり、やはり歌手のyaeさんはBBQから参加してくれました。
アカペラで歌も披露してくれましたが、やっぱりプロはレベルが違いました。。
yaeさんのオフィシャルサイト
http://www.yaenet.com/

10月17日に日比谷公園でのイベントに出演されるとのことです。
http://www.tanemaki.jp/ 

余談3)
初日夜、セミナーハウスに戻り食堂にて酒宴が催されたのですが、
凄い盛り上がり。学生のノリで、久しぶりにボトルイッキしました。

余談4)
稲刈り翌日から、太もも裏が筋肉痛。3日たっても治らず・・・

夏のイベント系も本合宿で全て終了。秋が来るのですね。



ゼミ合宿2日目、
岐阜県恵那市岩村町にある創業200年以上の歴史を持つ岩村醸造さんに伺いました。

P1002408

女城主岩村醸造  
http://www.torokko.co.jp/ 

 岩村醸造さんがある場所は、岩村城の城下町。
こちらも今なお当時の様子を残している歴史的街並み。

岩村城 - Wikipedia 

7代目の若旦那、渡會さんに醸造所の歴史にはじまり現状まで説明いただきました。

P1002411

岩村醸造さんではは「女城主」「幻の城」「ゑなのほまれ」の3ブランドを展開。
年間9万本を生産しているそうです。

P1002414

日本酒の消費が減る中、日本酒自体の生産も堅持しつつ、日本酒で漬けた梅酒や柚子酒など新商品開発にも積極的に取り組んでいるとのこと。

P1002412

女城主飲んでみましたが、すこぶる飲みやすい日本酒です。

岩村城という歴史資源があるのはマーケティング的には有利ですね。
それを差し引いても、全国各地の多くの酒蔵が苦しい経営を強いられている中、頑張っている酒蔵のひとつではないかと。

やり方次第ではまだまだ成長余地があるなぁと実感した次第。
地域ブランドを活用しつつ、今後も頑張って欲しいですね。 



今回のゼミ合宿にてお世話になった宿は
妻籠宿から1キロほど離れた大妻籠という集落にある「こおしんづか」さん。

P1002387

民宿こおしんづか
http://www.kiso.ne.jp/~koosinzuka.nt/

昔々から宿を営んでいた所ではありませんが、築100年以上の古い日本家屋をそのまま使った民宿です。 

囲炉裏もバッチリあります。
夏は火を入れないらしいのですが、特別に点けてくれました。

P1002401


そして、食事。これが感動的でした。夕食は次から次へと料理が出てきてどれもこれも本当に美味しいのです。

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山菜の天ぷらは特に美味しかった・・・

P1002384

翌日、朝早起きして、宿から徒歩20分程の所にある男滝女滝を見に行きました。

P1002391

マイナスイオン全開。こんな気持ち良い朝は久しぶり。

そして朝食

P1002403

これで一泊二食付で7,500円という素晴らしいコストパフォーマンス。
家族経営ゆえに成せるクオリティ。

もう一度この宿に泊まりに妻籠に来るのも良いかもと思えるそんな素晴らしい民宿でした。 

いつか自分も古民家に住みたいなぁ。

骨董をたのしむ (40) (別冊太陽) 古民家再生術骨董をたのしむ (40) (別冊太陽) 古民家再生術
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おすすめ度:5.0
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8月29日30日、恒例の恩蔵ゼミ夏合宿がありました。 

当初、富士登山というプランもあったのですがそれはいつかにとっておいて、
今回は、かのミュシュランでも一つ星を取っている「南木曽妻籠宿」に行くことに。

妻籠宿 - Wikipedia

中山道の宿場町で、当時の街並みが保存されていると聞いて行ってみましたが、道は舗装されていましたが、ホントに宿場町の様子がそのまま残っていました。
過度に観光化もされていないところもGOODでした。

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参勤交代の時代からこの道は存在し、当時の人たちがココで旅の疲れを癒していたのかと、歴史に思いを馳せてみたり。

なかなか手軽に行ける場所ではないですが、日本人なら是非1度は見ておきたい場所ですね。


なお、この妻籠宿には、いくつもの宿が今も現役で営業しております。

古い家屋で囲炉裏を囲んでの食事は、ニッポンを満喫したい外国人観光客の方にとっては極上の観光地なのかもしれません。 

今回宿泊した宿については、次回書きます。

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