研究ノート(大学教員の徒然)

なかたにじゅんいちの個人ブログです。

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今更ながら観ました、バケモノの子。

bakemono

面白かったですよ、サマーウォーズくらいには。

面白かったですよ、おおかみこどもの雨と雪くらいには。

それくらいの面白さでした。

なんでしょうね、何かが足りないのですよ。

何かを考えてみるとですね、3作品共通して

物語の深みに欠け、展開が部分的に強引

これにつきるかな、と。
※細田守監督作品ではありますが、原作がしっかりしている、時をかける少女は別物。

テレビ放映することを想定した劇場尺で、物語のまとまりは高いと思うのです。

ですが、綺麗に展開させようとするばかり、何か深みに欠ける。世界観は面白いのに、小さくまとめるという表わせましょうか。

そして、綺麗に展開させることを意識しすぎて、部分的に強引。

そんな感じがする次第です。

いや、エンタメとしては良いですよ。1度観るには楽しめます。でも2度3度観たいと思えない。

駄作ではないのですが傑作とは思えない。

次に期待ってことで。




最近はもっぱら「輪るピングドラム」のOPEDをヘビロテしているのですが、先日、アニソン好きな学生とアニソン談義をしていた際に、トリプルHの楽曲のほとんどがカバー曲であることを知りました。

トリプルH、アニソン(キャラソン)ではあるのですが、歌詞がとても味わい深いんですよ。よくあるキャラソンとは雰囲気が違うなと思っていたのです。

Wikipedia先生によると、ARBというアーティストの楽曲のカバーであることが判明。

輪るピングドラム - Wikipedia


ARB?

こちらもWikipedia先生で確認してみました。

ARB (バンド) - Wikipedia

1977年春に結成。翌1978年にシングル「野良犬」でデビュー。1979年にアイドルとして売り出そうとした事務所と対立して独立。1980年代に入るとめんたいロックの第二世代[1]として注目を浴びる。戦争や労働者、社会の在り方などを主題においた曲を数多く発表したのが特徴であり、社会派バンドとも呼ばれた。なお、労働に関する曲は「Work Song」と呼ばれ、ARBの代名詞のひとつとなっている。
1977年結成。バンドとして今は活動はしてないようですが、ことしで40周年!!!!
歌詞の深みの理由がなんとなくわかりました。

そして、ARBの代表曲の1つである「灰色の水曜日」を聴いてみました。トリプルHとは、当然異なる雰囲気ではありますが、歌詞の良さが全面に出たとても良い曲でありましたよ。

アニソンで過去の隠れた名曲たちをカバーし、その原曲を歌うアーティストを知る。なんか良いですよね。

最近では、ローリングガールズでブルーハーツの名曲がカバーされていましたよね。名曲は誰が歌っても名曲。まったく違った良さがあります。ブルーハーツを知らない世代が知る切っ掛けになったはず。



ちょいと前には、えびてん 公立海老栖川高校天悶部のEDも毎回、過去の特撮やアニソンを含めカバーでした。「たま」のさよなら人類をカバーしてくれていたのには感動すら覚えました。

TVアニメーション「えびてん 海老栖川高校天悶部」 Character Song Album 「THE リスペクト EB10 Vol.1」
戸田山響子(CV:阿澄佳奈)/金森羽片(CV:西明日香)/戸田山泉子(CV:野水伊織)/廣松理圭(CV:村井理沙子)/野矢一樹(CV:伊瀬茉莉也)
AMG MUSIC
2012



アニメの音楽プロデューサーの腕次第のところかとは思いますが、これからもこういうカバー曲が多くなれば良いなと思う次第です。

ということで、輪るピングドラムのキャラソンアルバムと、ARBのベストアルバム買うことにしました。


 
A.R.B.THE BEST“Long,Long Way”(DVD付)
A.R.B.
ビクターエンタテインメント
2008-11-19

トータル・イクリプス、酷いアニメでした。3話目から糞臭はしはじめていたのですが、うっかり24話観てしまいました。

zabi

あえて言いいますよ、糞アニメであると。

これから観ようかと考えている人がいるならば、その時間を他のアニメに費やすことを強くおすすめします。

何が糞かって?

まずは、アニメ作品に物語が全くありません。全てが中途半端。いったい何を見せたかったのでしょうかこの作品は。

特に後半のグダグダ展開は何だったのでしょうか?監督がやる気が無いのか、脚本は素人が書いたのではないかと疑いたくなるレベル。

いつもの評価指標で星をつけてみますと以下の通りです。

総合)☆★★★★
内容)☆★★★★
作画)☆☆★★★
キャラデザ)☆☆☆★★
構成・演出)☆★★★★
中の人)☆☆☆★★

ロボットアニメ好きの素人がロボットアニメを作るとこうなります、というお手本のような作品。
関わったスタッフの皆さまご愁傷様でした。

久しぶりに糞アニメの洗礼、経験値を積ませていただきました。本経験を勝てに、心新たに次に強く行きていこうと思います。




学生からオススメされてはいたのですが、何となく観ないでいたコードギアス。だって、4クール50話あるんだもん。そりゃ腰も重くなりますよ。と、食べず嫌いならぬ、観ず嫌いしていた自分をぶっ飛ばしてやりたいです。

同じように躊躇している人がもしこのブログに辿り着いていたならば、すぐに観たほうが良いです。久しぶりに、次が早く観たいと思えましたし、久しぶりに一気観しました。(正確には第1期は3日で、第2期は約12時間ぶっ続けで観ました)

ということで、ネタバレは無しで少し感想を記録しておきたいと思います。

codegeass

絶賛できるレベルの作品ですが、第2期、R2は若干蛇足だったかと。2クールでまとめていたら神作品になっていたのではないかと。思うに、1期途中で2期が決まったのではないかと思うのです。2期は無理やり話しを広げた感があります。それでも、シリーズ構成、脚本が秀逸で飽きさせません。

この作品の良さは、スピード感。細かなこと言い出すと強引な部分もあるのですが、全体の完成度を優先した「割り切り」です。計4クールともなると、途中停滞感があったり、結果として無用な部分に話が長くなったりするのですが、それがほぼありません。監督、シリーズ構成、脚本の力だと思うのです。

内容についての言及は他の感想ブログに委ねることとして、コードギアスを観終わり過去に観たロボットアニメに対しアレコレ考えを巡らせていたので、その内容を徒然に語ってみたいと思います。

まずは、このコードギアスはロボットアニメであるか?というところから。ロボットは出てきますが、これは哲学・政治アニメではないかと思うのです。特に第1期はそうです。第2期は、製作側の圧力があったのか、ロボットアニメの要素が強くなります。哲学・政治アニメとしたいところではありますが、トータルではやはりロボットアニメとして良いかとおもます。

ということで、ここでは、「哲学・政治系ロボットアニメ」とコードギアスを分類したいと思います。

ロボットアニメの金字塔といえば、ガンダムシリーズがあります。ファーストガンダムが傑作である理由は、主人公であるアムロが、戦う理由を求めながら成長することにあると思うのです。悩める主人公の成長物語は、その後、エヴァンゲリオンの碇シンジくんという傑作につながり、「悩める主人公の成長」はロボットアニメの1つのテンプレとなっています。

そうしたアニメは、「ヘタレ主人公成長系ロボットアニメ」と分類しましょうか。

ロボットアニメは、正義と悪の対立構造が基本になりますが、それに第三極を加え、第三極が主人公となる物語を確立したのはΖガンダムですかね。

最近では、革命機ヴァルヴレイヴなる長編ロボットアニメがありました。これは学園要素が濃い目に加味され、ヘタレ主人公成長モノ&学園モノロボットアニメという分類になるのではないでしょうか。

意欲作だったと思うのですが、失敗しましたね。第1期は良かったのですが、第2期は完全に爆死。ロボットバトルにリソースを振りすぎて、肝心の物語が破綻してしまいました。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズは、どうでしょうか?これは、政治に翻弄される子どもたちの戦い物語でありました。政治系ロボットアニメに分類してよいのではないでしょうか。自分はとても楽しめましたが、ガンダムらしさ(その定義は非常に曖昧ですが、ガンダムがチート的存在であるというのは1要素ではあるかと)は無かったためか、批判的な人も少なかったようです。

アルドノア・ゼロはどうでしょうか?と書き出そうとしてみたら、どんな結末になったのかイマイチ思い出せないので、割愛。

バディ・コンプレックス、サンライズのロボットアニメの隠れた名作であると思っています。ロボットアニメのテンプレである、突然、メインマシンのパイロットになってしまう系です。

個人的に評価が高い理由は、本作タイムリープものを破綻なく織り込んでいるからです。1クールで非常にテンポよく話が展開し、2クール目に大きな期待を感じたのですが、何故か完結編という都合の良い呼び方で2話にまとめられてしまいました。2期を予定していたはずが、無理やりまとめた感が大変よく出た作品に仕上がっていました。これも製作側の何か力が働いたのでしょう。

過去視聴記録を観ると、キャプテン・アースなるロボットアニメも観ていますが、さっぱり内容思い出せません。シドニアの騎士もロボットアニメに分類でしょうか。

と、本当に徒然書き綴り、全く収拾する目処がつかなくなりましたので、これくらいにします。

つまり、コードギアスは素晴らしい作品であり、C.C.最高!ということであります。

コードギアスはAmazonビデオで観れます。



アニメの完成度は脚本、シリーズ構成次第のところがありますが、それも全体としていかなる作品にしたいか次第なので、やっぱり監督の能力・才能次第ってことですよね。

原作のあるアニメは、その原作が良くも悪くも土台としてあるわけなので、監督のオリジナリティの部分で才能を発揮するに至らない。

監督という生業をしていると、オリジナル作品を作りたくなるのは自然な流れなのでしょうね。

でも、そのオリジナルアニメは高確率で残念なんですよ。もちろん「新世紀EVANGELION」や「魔法少女まどか☆マギカ」のような傑作も世に出てくることもありますが、ほとんどが「残念な」作品。その「残念な」作品率が最近どうも高くなっているように思うのです。

多くの場合は、設定される世界観や物語の入り方から序盤はワクワクさせられるのですが、多くの場合がすぐに息切れというか、物語が陳腐な展開になったり伏線が収拾がつかなくなるのです。

そうした残念な作品に共通するのが「物語がまとまらない」といったら良いのか、最後まで作り込まれない感があるのです。オリジナルにチャレンジしたかった監督が自らの才能を試しているのでしょうか。優秀なプロディーサーなりを加え、チームで物語を作れば良いのにと思うのですが、実際どんな形でオリジナルアニメは作られているのでしょうね。

と、前置きはこれくらいにして、
そんな(私的に)残念なオリジナルアニメを少し振り返ってみたいと思います。

まずは、乱歩奇譚。残念というレベルではなく、糞アニメで良いと思います。江戸川乱歩に対する冒涜ですよ。



続いては、ウィザード・バリスターズ。地元台東区が舞台であったり、最初はSF法廷ものになるのかと期待をさせられましたが、いったいこの物語は何だったのかわかりませんでした。



結城友奈も残念なオリジナルとしては外せません。まどマギを意識したオリジナルであることはすぐわかりますが、広げた世界観を全く消化できないまま終わりました。今年、劇場版が作られているのですが、いったい需要はあるのでしょうか?

結城友奈は勇者である 6 [Blu-ray]
照井春佳
ポニーキャニオン
2015-05-20


ロボット物には残念オリジナル作品が多数存在します。(ロボット物はほぼ全てがオリジナル作品ですよね)

まず真っ先に思い起こされる残念作品は、なんといっても革命機ヴァルヴレイヴ。残念すぎて個人的にはキライではないのですが(笑)商業的にはチャレンジングな作品ではあったかと思いますが、尺の使い方大失敗していましたね。



残念ロボットアニメで忘れてはいけないのは、アルドノア・ゼロ。第1クールは良かったのですが、第2クールにはいり、明らかに尺不足。名作になりそこねた残念作品。今期同じ、あおきえい作品である、レクリエイターズが放映されていますが、結局残念作品になるのではないか不安を感じながら観続けております。



最後は、noitaminA作品。真っ先にあげた乱歩奇譚もノイタミナでしたが、意欲的な作品が多い分、残念率も高くなっている印象です。

例えば、ガリレイドンナ。雰囲気、キャラデザでなんとか保っていましたが、素人が物語を考えたの?と思うほどに薄っぺらい展開で残念でした。



ギルティクラウンもノイタミナですね。名作になりそこねた作品。これはEGOISTのプロモーションと思えば良いのですね。



と、まだまだ過去に観た作品を思い起こせば残念オリジナルアニメがあるとは思うのですが、こんなところで。

残念アニメも愛でる気持ちで、次なる残念アニメとの出会いを期待しながら、今後もアニオタライフを過ごしたいと思う所存であります。



アニメの世界に限ったことではないですが、主人公が「ヘタレ」として描かれる物語が多く存在します。

その代表は、新世紀エヴァンゲリオンにおける「碇シンジ」くんでしょう。ファースト・ガンダムにおける「アムロ・レイ」もヘタレでした。

ここでの「ヘタレ」とは、

・基本何事も他責
・依存性
・思考が後ろ向き
・場当たり的な安易な判断
・自己中心的
・ご都合主義
・環境の変化、現実を全く受け入れない

といった要素が全面に出る、現実では絶対に友達になりたくない人のことを指します。

そのヘタレ主人公が物語の中で成長する過程を描くのがテンプレなのは分かっていますが、そうしたヘタレ主人公の多くは「碇シンジ」モデルなんですよね。

そんなことを考えつつ、「あー、鬱陶しい」と思いながら、今更ながら未来日記を観てますよってことで、こちらからは以上です。

mirainikki

未来日記 コミック 全12巻 完結セット (角川コミックス・エース)
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角川書店(角川グループパブリッシング)
2011-10-08



これは劇場で観なくては!と決めていたので、珍しく映画館で観てきました。

「夜は短し歩けよ乙女」 


yoruotome

映画『夜は短し歩けよ乙女』公式サイト

 
 原作途中までしか読んでいないままで観ましたが、期待通りの作品であり、大変満足でありました。

ただし、満足できるのは森見登美彦作品の世界観を知っている、そして彼の作品のアニメ化第一弾である「四畳半神話大系」を観たことあることが必要条件。

それが無いまま観ると

「なんだこりゃ?」
「さっぱり、作品の意味がわからん」 

と高い確率でなることと思います。実際に、劇場にて終わり周囲のカップルからそんな声があちこちから聞こえてきました。

そんな周囲の声で印象的だったは

「最初の5分でこれは理解できないと思って、理解することを諦めて観た」(20代女性)

うん、ほんとそうだと思います。おそらく、彼氏と思われる男性は、本作を理解する為の事前情報をもっていたようで満足していた様子。そんな彼氏に何の情報もなく観させられた彼女さんご愁傷様です。

エンドロールで知ったのが、主人公声優が星野源であったこと。違和感はありませんでした。そんなことより、ヒロインである黒髪の乙女を演じた花澤香菜、流石でした。

細かな感想は割愛。

大切なことは1つ。本作に満足するためには、原作を読んでいるか、四畳半神話大系を観たことがあること。

それが無いと、内容についてはさっぱり楽しめず、ただただアニメーションの作画や演出を楽しむだけの作品になってしまいます。

ご留意ください。

原作を読みまた観たいと思います。

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
森見 登美彦
角川グループパブリッシング
2008-12-25


四畳半神話大系 (角川文庫)
森見 登美彦
角川書店
2008-03-25


有頂天家族 (幻冬舎文庫)
森見登美彦
幻冬舎
2010-11-12


過去に観たことがあるような気もするんですが、Amazonプライムにあったので観ましたよ。

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2回目のような気もしますが、まったく内容を覚えていませんでした。

3DCG作品、動きに若干違和感を感じましたが、12年前とは思えない完成度。

話しとして面白いかと言われると、微妙ですが、1度は観ておいて損はないかと。次は続編のEX MACHINAを観ないとね。

Amazonビデオ、万歳(/・ω・)/

APPLESEED
小林愛
2015-08-27




いつか観なきゃと思っていた涼宮ハルヒの憂鬱の2期(2009年)を観ましたよ。(Amazonプライムビデオにラインナップされたから)
※当然、2006年の1期は観ています。放送順と時系列順で。

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画像はネットから勝手に拾ってきて使っていますw

2期の一番の注目点は全く同じ内容が8回も続くエンドレスエイト、いつかは観なきゃと思っていながらずるずると先延ばししていました。だって、同じ内容が8回も続くんですよ、分かったうえで観ていたので耐えられましたが、これテレビ放映時視聴していた人にとっては苦行以外の何物でもないですね(笑)

しかし、エンドレスエイトを観てわかりました。

「エンドレスエイトを観ずして涼宮ハルヒの憂鬱は語れない」 

と。

と、書いてみたものの、取り立てて語ることもないのですけどね、ただ、エンドレスエイトを観ないで涼宮ハルヒの憂鬱を観たとは言えないんだなと思った次第です。

涼宮ハルヒの憂鬱を名作を名作たらしめているのは、エンドレスエイト。後にも先にもこんな作品は出てこない、とうかこんなこと出来ませんよね、商業的に。(出来るとしたら銀魂くらいかな(笑))

そして伝説となるには、伝説にたる何かが必要なわけですが、涼宮ハルヒの憂鬱においては、エンドレスエイトが伝説にしたのでしょうね。

エンドレスエイトが終わりを迎えた瞬間をリアルタイムで体験したかった...

サムデイインザレインは、最高の最終回だと思っています。そして、涼宮ハルヒは大好きなタイプです。基本ツンデレ好きですが何か?ってことでこちらからの報告は以上です。



年の瀬恒例のこの1年のアニメ感想のまとめです。

今年は、少なめです。各クールの感想まとめは以下の通り。

完走作品を一覧にしてみると、

1)この素晴らしい世界に祝福を!(1期)
2)昭和元禄落語心中(1期)
3)亜人(1期)
4)だがしかし
5)僕だけがいない街
6)機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ(1期)
7)暦物語
8)教えてギャル子ちゃん
9)大家さんは思春期
10)魔法少女なんてもういいですから。
11)ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない
12)この美術部には問題がある!
13)WWW.Working
14)舟を編む
15)オカルティック・ナイン
16)亜人(2期)

以上16作品。途中まで観ていたものありますが、脱落してしまい春アニメ、夏アニメをホトンド観なかったのでこうなりますよね...。

あえて順位をつける程でもないで、2016年のアニメを振り返り少しばかり雑記を残しておきます。

・noitaminA枠が原点回帰した感がありますね。
昨年まで迷走感がありましたが、1枠に減らし、普段アニメを観ない人、大人も楽しめる作品が多かったような気がします。安易に既存市場のパイの大きなところを取りに行かず、方針を堅持し新たな市場開拓の先頭を走ってもらいたいなと。(商業的に苦しいところもあるでしょうが...)

・粗製濫造の傾向変わらず。
新たなビジネスモデルを構築しないと、原作売ることに偏重しすぎて、連載開始間もない作品をアニメにしすぎ、内容イマイチというものが少なくなかったかと。人気のある原作のみがアニメ化されるべきとは思いませんが、安易にアニメ化するのは業界全体としてはよろしくない傾向にあるかと。

・ゲーム原作アニメは次のステージへ
以前はPCゲーム原作が主流でしたが、ソシャゲ原作のアニメ作品が増えてきましたね。今、最もお金のあるのがソシャゲメーカーということで、この傾向は今後しばらく続くものと思いますが、ゲームゆえに脚本やら構成が難しく、アニメとしての物語完成度にバラツキを感じました。2017冬アニメでもソシャゲ原作が複数あります。試行錯誤のステージは今年までということで、来年は完成度も高まってくるのではないかと。次のステージでしょうね。
 
といったところで、2016年のアニオタライフも充実しましたってことで、こちらからは以上です。


 

観ました。DCもCadenzaも。

Arpeggio2

劇場版も完成度が非常に高くありました。

ここでの完成の視点は、「ちゃんと物語を完結させる」という視点です。

完結させることは、もし原作が完結していればある程度可能でしょうが、本作の原作は連載継続中。

どう完結したか?劇場版は原作とは全く別のシナリオで物語を完結させてしまっているのです。
それを了承した原作者と、世界観を維持して完結させた監督の力量に感服しました。

そして、この完成度を支えているのは、ラスボス声優の釘宮理恵。そこらの声優とは感情表現の深みが段違いです。

ホント天才。この人以外が演じていたら、ここまでの完成度を感じなかったと思います。アイドル声優全盛の時代ではありますが、釘宮理恵のような実力のある声優さんが増えてくれると良いですね。

ということで、観ましたよ!という報告まで。


 

 

「あお」と言えば「蒼」であり、「蒼」といえば「蒼き鋼のアルペジオ」ですよね。

実は本放送のとき(2013年秋アニメ)は、時々、流し観する程度でちゃんと観てなかったのですよ。「あ、これは面白いな」と思ってはいて、いつかちゃんと観ようと思ってはいたのですが、ずるずると2年以上ときが経っていて、先日イッキ観しました。

Arpeggio
画像はネットから無断拝借しております
 
最高に良かったですよ、これ。自身のアニヲタ歴で評価するなかで、相当な完成度と評することのできる作品でした。

内容についての詳細は割愛し、どういう点を評価できるかについて書き残しておきたいと思います。

まずもって、何が素晴らしいって、シリーズ構成です。

本作、原作継続中の1クールもの(12話)なのですが、12話できっちり物語を完成させています。原作継続中のアニメ作品において、ここまで完成度高くまとめ上げている作品は初めてです。

ちなみに、集英社ヤングジャンプ原作なんかは総じて最低ですよ。ブリュンヒルデとかブリュンヒルデとかブリュンヒルデとかです。

かなり原作から内容を改変しているようですが、アニメ作品としては極めて正しい判断だと思います。大幅改変を了承した原作者、そして12話できっちりまとめ上げた監督、シリーズ構成、あっぱれです。

岸誠二監督&上江洲誠シリーズ構成のコンビ作品における最高傑作ではないかと。

ちなみに私的評価では岸誠二&上江洲誠作品、全てが最高!ってわけじゃないんですよね。
乱歩奇譚はゴミだったし、(これは脚本が糞なのです)

disったエントリーはこちら

「結城友奈は勇者である」は傑作になりかけましたが、撃沈。オリジナルは難しいですよね。

上江洲誠シリーズ構成作品だけで、言えば、神様ドォルズ、アカメが斬る!、ディーふらぐ!、この素晴らしい世界に祝福を!など、私的評価の高い作品のシリーズ構成しているのです。精査はしていませんが、上江洲誠さんは、継続モノ原作のシリーズ構成をアニメ1クルールにまとめ上げる能力に長けているという位置づけで今後の観る観ない基準の1つにしておきたいと思います。

シリーズ構成につづいて、蒼き鋼のアルペジオの魅力は、精密なメカと、それによる戦闘シーン×美少女の黄金比です。

これは、ガールズ&パンツァーで立証された成功パターン。ただ、メカに美少女をかけ合わせれば必ず成功するわけではなく、そのバランスがポイントになるのですが、本作品、メカ描写や戦闘シーンとの美少女のバランスが絶妙。メインヒロインの声優に、ガルパンの西住みほCVの渕上舞を持ってくるあたりは完全に狙ってますよね。


と、まぁこんなところにしておきます。

なお、私はタカオ推しです。
テレビ放映版をようやくちゃんと観たので、ようやく年内に劇場版を観たいと思います。



 

Amazonプライムの見放題作品にあって事前情報無しに観てみたんですけど、サッパリ面白くありませんでした、劇場アニメ「鬼神伝」。

onikamiden

作画や演出は悪くないのですが、内容が薄っぺらい。キャラクター個々の感情がイマイチ伝わってこない。元々中世モノは好みじゃないというのもありますけど。

声優本業の人ではない人たちがメインを張っているってのが理由の1つかもしれません。ヒロインが特に酷かった。

途中から一生懸命観る気が失せていたのですが、一応最後まで再生はしたって感じです。

一応、観た作品の記録ってことで。

鬼神伝 鬼の巻 (講談社文庫)
高田 崇史
講談社
2015-05-15




続きを読む

観ようと思っていながら観ないままだった作品。

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アメリカでWEB無料公開された3DCGアニメ。期待値あげられる予告編でした。


で、期待して観ました。

作品はアメコミな雰囲気は残っているけれど、日本のアニメを意識した作り。キャラデザは悪くなく、比較的よく動くけど、キャラ以外の制作レベルは決して高くないというか、ハッキリ言って酷い。※アメリカの映画と思って観れば違和感はありませんけど。 

吹替版は、早見沙織、日笠陽子、小清水亜美といった実力のある声優さんが当てているので、日本アニメ観ている感覚にはなりましたが、下手な声優、ましてや字幕だったら観るに堪えなかったかも。

アメリカのアニメといえばDisney、PIXAR。そのレベルは世界レベルですが、それ以外はまだまだ日本に遠く及ばないって感じでしょうか。内容はまぁまぁですが、構成やら演出のレベル低いっすね。

日本のアニメ制作会社の裾野の広さを実感した次第です。

Amazonビデオで399円で観られるってことで、アニメ好きで、アニメを幅広く知っておきたいなら、アメリカ発の日本っぽいアニメってことで一度観ておいても良いかも。


  

久しぶりのアニメネタ。

気分転換?現実逃避?に久しぶりに劇場版アニメを観ました。大ヒットになっている「君の名は。」ではなく、2015年公開の劇場版ガールズ&パンツァー 。

それにしても、「君の名は。」、予想以上の大ヒットですね。自分はまだ観ていません。

過去の新海誠作品は観てきていますし、大好きなんですが、どうもこう話題になりすぎてると、観る意欲をそがれるんですよね...。その昔、社会現象にもなったタイタニックという映画のときも同じでした。

君の名は。はおそらくというか間違いなく素晴らしい作品であると思いますので、現在の大ヒットは作品の力であると思いたいのですが、メディアが必要以上に煽った結果という気もしなくもないのです。(アニメは観ないけど、ジブリ作品は毎度観ていた層が、メディアの力で流れた結果では?ということです。ま、それはそれで良いことかとは思いますがw)

ちなみに、現在、ジブリ作品が劇場公開されているのですが、こちらの話題はメディアから聞こえてこないのです。(海外モノかつ、かなり前衛的な映画みたいなので万人受けはしそうもないですがw)

スタジオジブリ最新作の『レッドタートル ある島の物語』が興行成績ランクインせず −niftyニュース
https://news.nifty.com/article/entame/etc/12219-16902/ 


ま、メディア側に新海誠を宮駿の後継者と持ち上げたい理由はいくらでもありますからね...。

と、いつもながらの長い前置きはさておきで、劇場版ガールズ&パンツァーについて。

girpan

映画作品として観れば駄作レベルです。しかし、ガルパン好きにとっては、盆暮れが一度に来た!夏冬のボーナスを一度に貰った!みたいな作品。要はガルパン好きにのみに喜んでもらえればそれでいい!という清々しい割り切りを感じる作品でした。

そういう作品なので、いきなり廃校持ってくるか??強引すぎるだろ?とか、助っ人で結局オールスターにするにしても、もう少し話の流れは何とかならなかったの?とか、大学選抜の掘り下げがない!などなど、内容そのものにアレヤコレヤ文句を言うのは無粋ってもんです。

オールスターによる戦車道を存分に楽しめれば、それで良いのです。

いい気分転換?現実逃避?になりました。

ガルパン2期は世界大会ですかね。 水島努監督次第のところでしょうが。


 

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