いわゆる「自分はどんな人間なのか?」を診断するテストっていうのが世の中には沢山あります。
人材ビジネスにおいては必須ツール。
社内の組織づくりや人材育成においても時に有用。
最初に働いていた会社では、FFS診断なるものを使っていた。
タグボート、アンカー、リーダーシップ、マネジメントの4タイプに分類するアレです。
FFS理論についての説明はこれが分かりやすいかな。
OECD知的資産経営国際カンファレンスの資料(PDF)
http://www.meti.go.jp/policy/intellectual_assets/oecd/8th-2/furuno.pdf
ちなみに、私は、思いっきりタグボート型。
その後、知人が仕事で関わっていたトランジションという会社が展開している診断テストも一時期ハマりました。
トランジション
http://www.transition.jp/hr/index.html
その人の脳適性、価値観やストレス、職業特性など普遍的な要素を診断してくれるのですが、とてもよく出来た診断テストです。
診断結果を参考にmixiの自己紹介の一部を書いているので、それを転記。
◆マインド・脳みその傾向◆
超右脳型。
(反面、左脳は、論理思考能力はあるけど、管理思考能力が低め…)
超外向的で物事に対する反応が柔軟で早く、動きながらでないと考えられないタイプ。
感性がつよく直観的なところがあり、少しの情報からイメージをふくらませて物事の全体像を 描き出す力があるのが長所である反面、早合点でスタンドプレー気味になるのが欠点。
新しい情報を集めることや、新しい経験を積むのが大好きで、 未開の分野に突き進む時にモチベーションがあがる。
キャラ的には、ノリと勢いがあるけど、結構、頑固者。
んで、ようやくここから本題。久しぶりに新しい診断テストを受けてみました。
今回受けてみたのが、DiSCという診断テスト。
HRD株式会社ってところが展開しているみたい。
DiSCとは
http://www.hrd-inc.co.jp/website/whatsdisc/
色々な種類があるようですが、今回は、DiSC Classicというスタンダードな診断。
これもFFS診断同様に一般的な特徴として、「主導」「感化」「慎重」「安定」の4タイプに分類し、行動特性、そして典型的なプロフィールとして18パターンで分類してくれます。
自分は「主導」型で、典型的プロフィールは「結果重視パターン」と出ました。
結果重視パターンに記載されている説明を一部記載してみます。
◆情緒面:
自分の欲求をはっきりと口に出す。強い個人主義を発揮する。
◆目標:
支配と自立
◆他人を判断する基準:
仕事を早く成し遂げる能力
◆他人に影響を及ぼす要素:
押しの強さ。ねばり強さ。
◆組織内でのあなたの長所:
強い執着と根気強さ。
◆過剰になりやすい面:
短期。勝ち負けを競う。
◆プレッシャーがかかった時:
批判的になり、人のあら探しをする。チームへの参加を拒む。越権行為。
◆不安や恐れ:
人に利用されること。仕事の新興が遅いこと。人にだまされること。
◆効果性を高めるには:
自分の理由をはっきり言葉でいう。自分の目標や問題解決に対して、他の人の見方や意見を考慮する。他の人に心からの関心を示す。忍耐と謙虚さを養う。
とまぁ、どのような診断を受けても、いつも同種の傾向、分類に入るので多分、そういう人間なのだと思いますが、自分を知ってくれている皆さんどうでしょうか?合ってますか?
こうした診断テストを拒絶する人や否定的になる人もいますが、自分は時に自分を見つめ直す際には有用な手段だと思います。
また、杓子定規で使うことには否定的ですが、採用や社内における組織づくり、人材育成の効率や効果を高める為に活用することは、良いと考えています。
ということで、今後の組織づくりと人材育成に診断モノを活用していくことにしました。
自分を知る。他人を知る。大切。

著者:竹田 青嗣
筑摩書房(1993-12)
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