積ん読になっているマーケティングや経営の本が大量にあるのだから、マンガなんぞ読まずに・・・、と思いながら一気読みしてしまいました。「信長協奏曲」(のぶながコンツェルト)

信長協奏曲 - Wikipedia
 

信長協奏曲 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)信長協奏曲 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
著者:石井 あゆみ
販売元:小学館
(2009-11-12)
販売元:Amazon.co.jp
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「ゲッサン」なる雑誌にて現在連載中で7巻まで単行本が発刊されているマンガです。

自分には定期的にマンガ・アニメ・音楽を的確にリコメンドしブツを提供してくれる心強い友人がいるのですが、その友人に先日「織田信奈の野望」が面白い!!と伝えたらカウンターで紹介されたのです。

「織田信奈の野望」の良晴と同じく、こちらの作品はサブローなる高校生が突然戦国時代にタイムリープ。良晴は戦死した木下藤吉郎の代わりとなり信奈に仕えて天下統一を目指すのに対し、サブローは、超病弱なドッペンゲルガーな信長に代役を頼まれ、そのまま信長として天下統一を目指すという設定。

はじめは絵の感じが好みでもなく、野郎ばかりでイマイチな印象を受けたのですが、斎藤道三が出たところから一気にスイッチが入り、明智光秀が登場してエンジン全開になった次第。詳細は控えますが、ナルホド!と思える設定です。

パラレルワールドではありますが、だいたい史実にあわせて話が進むので先を展開に期待が持ちやすく、入り込みやすいのです。織田信奈の野望と異なるのは、時間が史実にあわせ展開されていて主人公がちゃんと年齢を重ねていくこと。(見た目はさっぱり変わりませんけどね)

本作に関するネット情報を見ていると「史実と違いすぎて面白くない!」などとアンタここでそれを騒いで何がしたいの?という方が時折いるようですが、そもそも史実の全ては推測の積み重ねで出来上がっているわけで、新たな発掘資料が出てくればそれまでの見解が変わるのが「史実」なのです。

司馬遼太郎の歴史小説内容を史実と思い込んでいる人もいるくらいで、要は解釈しだい。本作のような未来人がタイムリープして云々は流石に無いとしても、本作は本作の解釈ということで楽しめばそれでオッケー☆!ということですよね。

ということで既刊単行本は7巻。姉川の戦いが終り、浅井朝倉が比叡山に籠城しているところまで。
今後どうなるのか楽しみでやんす。

信長協奏曲 コミック 1-7巻 セット (ゲッサン少年サンデーコミックス)信長協奏曲 コミック 1-7巻 セット (ゲッサン少年サンデーコミックス)
著者:石井 あゆみ
販売元:小学館
(2012-08-24)
販売元:Amazon.co.jp
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