ブログを書いていると、様々な人からコメントをもらう事があります。
多くは古くからの友人であったり、同じ早稲田大学ビジネススクールの同期であったりと知っている人からであるのですが、
たまたまブログを読んだと思われる社会人大学院を目指している方、国内MBAに興味のある方、時にマーケティングに関わっているっぽい人など見知らぬ方からもメッセージを頂くことがあります。
個人がわかるようにして以降は、その数が増えた感じがします。
基本的にはブログは自分自身のために書いているわけですが、それでもやはり、「役に立った」とか「こういうのもあるよ」などお礼やアドバイスのメッセージをもらうと、嬉しくなるわけです。
人間ですから。
そして、そうしたメッセージが、ブログを続けるモチベーションになるわけですが、
でも、なかには、もうどうしようもない、人間性を疑いたくなるような非難や中傷じみたコメントやメッセージもあります。
そうしたコメントはメッセージは、100%匿名です。どこの誰だかサッパリ分からない形。
(匿名=実名を隠す=ハンドルネームではありません。念のため)
匿名であっても、大半は礼節をもった紳士なコメントばかりですが、そうした、嫌になるようなコメントは、ほんと時々です。
ブログを公開している以上、そうしたメッセージがくることは折り込み済みとはいえ、実際そうしたメッセージやコメントを目にすると、辛い気分にはなります。
人間ですから。
※ブログではありませんが、昔、某巨大掲示板で、自分自身の事と思われる事が書き込まれていたときは、2〜3日立ち直れなかったことがあります。
経営セミナーなどで不特定多数の前に立つことが時折あったからだと思いますが、あれはホント、辛かった。
匿名の誹謗中傷は辛いわけですが、
「コメントをするならば誰であるのか明確すべき」
と考えている訳では決してありません。
ただ、コミュニケーションを無視した私的制裁、自己満足的な誹謗中傷のようなコメントはすべきで無いと思いますし、批判するならば、立場を明確にして堂々と意見すべきじゃないかと思うのです。
匿名であろうと建設的な批判や意見であれば素直に受け入れ、自分が間違っていれば正しますし、誤りがあれば修正していきます。
リアルであろうと、ネットであろうと人間としてコミュニケーションはそうあるべきだと思うのです。
ネットの世界では、匿名での誹謗中傷が溢れています。
人間が人間である以上、陰口や誹謗中傷の類は無くならないものだとは思いますが、何の価値も生まない愚かな行為だとおもいますけどね。
自分も、なんとなく怖くて個人が特定されないよう留意してブログを書いていたのですが、昨年、D2C藤田社長が講師のITマーケティングの授業に特別講師としてお越しになった武富さんのお話を伺って以来、個人が特定できる形にしました。
[05/21]ITマーケティング〜早稲田MBAの授業(仮称)
なぜこんなエントリーを書いているかというと、実は、先日、久しぶりに心が折れるようなコメントがあって、久しぶりにネットの匿名性や誹謗中傷といった事について考えたのです。
そのコメントについては頭にきて、勢い、コメントを削除してしまったのですが、冷静に考えれば、放置すれば良かったと後悔もしています。
こちらがイラッとすれば、コメントした人の思うツボですよ。
ということで、
今後は、そうした非建設的な誹謗中傷については、無視することにしました。
別に個人が特定される事は何も怖いことではないので今後も継続しますし、見知らぬ人から頂く貴重なコメント・メッセージはとても嬉しいので
つコメント欄を消すことはしませんが承認後公開にすることにしました。
それにしても、有名人はこうした匿名の誹謗中傷と常に付き合っていると思うと、その心の強さに尊敬してしまいます。
自分なんかはほんの些細な事で心折れてしまいます・・・
強くならなきゃ。
今回折れたココロを癒すべく参考にしたブログを以下リンクしておきます。
もし、同じようにココロ折れてしまった方がいたなら参考してみてください。
ネットの誹謗中傷問題(前編):韓国人気芸能人の自殺とインターネット実名制
ネットの誹謗中傷問題(後編):「匿名性」に対する韓国,米国,日本の取り組み
実名ブログの功罪
ビビリな若者たちよ!! 実名ブログで自分を「見える化」する勇気を!!
以上は日経BP「ITpro」記事から
小倉弁護士の「匿名性を濫用した私的制裁」について
「えっけん」こと越後屋健太のにっき
匿名批判と質問についてのわたくしの考え
生きるすべ IKIRU-SUBE 柳田充弘ブログ
#1500 匿名批判者の習性Voice of stone
「匿名」による批判の禁止ルールについて
黒木玄のウェブサイト
長くなりましたが以上です。続きを読む