研究ノート(大学教員の徒然)

なかたにじゅんいちの個人ブログです。

タグ:就職活動

2月になりましたね。今年の就活解禁は3月1日ですので、準備期間は残り1ヶ月となりました。

とは言え、もう実質的には始まっているのですよね。

未だに具体的な準備をしていないゼミ生たちが心配で、そろそろ個別指導することにしました(笑)

就活講座

ということで、21回です。どぞ。

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■就活ヒント:就活は「決める」ことが大切
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就活は「決める」ことが大切です。

何も決められないまま就活を続けている人がいます。

「今は広く情報収集しながら考える」

という人は多いことでしょうが、多くの就活生は、何を解決するために情報収集するのか「決めず」に情報収集していることがあります。

就職活動は、最終的には社会人の一歩となる就職する企業を決めることですが、それまでの過程に決めなければならないことが沢山ありますよね。

例えば、企業検索する際の「条件」は決めなければならない1つですね。

「それは『決めている』」という人もいるかもしれませんが、それが「希望願望」ではなく「決めた」ことであるか自問自答してください。

柔軟に状況にあわせて考えを改めるのは大切ですが、希望願望レベルで企業を探しているうちは、就活全て出たとこ勝負になってしまいます。

検索する条件を「決める」こと。そして、企業にエントリーするかしないか「決める」こと、説明会に参加するかしないかを「決める」こと。

そして「決める」うえでは、皆さんの「意思」が重要です。

自分は

「何故、この業界業種を希望するのか」
「何故、この会社にエントリーするのか」
「何故、この会社の説明会に参加するのか」

と自問自答してみましょう。

就活に対する意思を明確にしていくことで「決める」力がついてきます。

そして、常に「決める」ことを意識し活動を積み重ねるようしましょう。

 

1月ももうすぐ終わり。
解禁は3月ですが、準備を考えると、2月から就活も本格的にスタートといったところでしょうか。


就活講座


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■就活ヒント:説明会参加のお作法(その3)
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説明会のお作法、その3は説明会終了後です。

説明会の質疑応答にて質問は絶対です。

その上で、説明会が終わったら、そのまま帰るのではなく当日説明会に参加している社員の人のところに行き、更に質問をしましょう。

これは、その後の選考への布石です。
 
選考に進んだ際に、「説明会でその会社の社員と話をした」という事実が使えるのです。

社員を捕まえて聞くことは、説明会の質疑応答では聞けない内容でOKです。

例えば、
 
「どうしてこの会社を選んだのか?」
「入社後、どのような仕事をしてきたのか?」

などですね。

これは説明会にてその会社に印象を残すための手段であり、対応してくれた社員の方に好印象を残すことができれば、説明会後の社員間での話題で

「説明会後に話をしてきた○○さん、良いのでは?」

といった形で応援してくれる可能性があります。

そこまでにならなくとも、
選考にて、

「説明会にて社員の○○さんにお話を聞き、御社で働くイメージがより鮮明になった」

と言った感じで話題の1つにすることが可能になります。

説明会から選考は始まっているのです。
 
その他大勢から抜け出す為に、できることは全てやっておきましょう。



大学が始まると毎日があっと言う間ですね。
就職活動は春休みが勝負どころです。1月、がつっと準備し2月になったら一気に動き出してくださいね。

就活講座

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■就活ヒント:説明会参加のお作法(その1)
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1月も中旬を過ぎ、そろそろ会社説明会への参加も本格化してくるころでしょうか。

就活は選考からが本番ではなく、説明会からが本番です。
ということで、これから数回に分け、基本的なお作法をお伝えします。

まず第一に説明会では、如何に企業側の印象に残るかがポイントです。
その為には最低限の事前準備が必要となります。

説明会参加にあたっては最低限、以下の2点は準備しましょう。

1)企業ホームページの印刷
2)質問事項の整理

1社1社、「説明会で内定をとる」くらいの意気込みが大切です。

その為には、事前に会社のことを調べられるだけ調べる。

「自分がもしその会社で働くならば」を想定し質問を準備しておきましょう。
「とりあえず情報収集のために参加」では、その他大勢に埋もれてしまいます。

1)は「ちゃんと情報収集して参加していますよ」というアピールにもなりますので、席についたら印刷した紙を出しておきましょう。

2)については、説明会を通じて解決した内容にはチェックを入れておき、説明がなかったこと、更に詳しく聞きたい内容を、質疑応答の時間になったら真っ先に手を挙げ質問をしましょう。

本気でその会社で働きたいと思うならば聞きたいことはいくらでもあるはずですよね。

「こんな質問したら恥をかくのではないか?」

などと躊躇する必要は全くありません。
 
質問=自己PRくらいのつもりで質問となったら躊躇なく最初に質問しましょう。

そのためにも、事前に質問を準備しておく必要があるのです。
説明会で質問は絶対です。
 

全国的に今日に成人式を開催しているところが多いようですね。大学教員となり、新成人をお祝いできることは喜びの1つだったりします。

就活講座

とおいうことで、就活講座17回ですね。どぞ!

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■就活ヒント:スペシャリスト?ゼネラリスト?
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職種に関するお話を今回も続けます。

職種を考える際によくでる議論に

「スペシャリストを目指すか?ゼネラリストを目指すか?」

というものがあります。

基本的には「スペシャリスト」を目指すべきですが、企業が求める「スペシャリスト」の定義が一昔と若干違ってきていますので留意してください。

昔は「スペシャリスト=専門家」で良かったのですが、現在は「スペシャリスト=1分野に特に秀でたゼネラリスト」が求められています。

例えば、マーケティングのスペシャリストであるならば、マーケティングの知識と経験のみを積み上げる事は当然ながら、営業経験やITや財務会計の基本的な知識が不可欠です。

故に大企業であれば能力のある人材であればあるほど、様々な業務経験を若いうちに積ませようとします。

中堅中小企業だと、そういう事ができない場合がありますが、そこは皆さん次第。

目指したい「スペシャリスト」イメージを持ち、20代のうちに様々な経験、仕事の能力を身につけられるよう貪欲に仕事をし、そして学ぶというスタンスが大切です。

となると、企業を選ぶ際に、20代でどのような仕事に携わり経験が積める「可能性」があるかを充分に見極めることが大切になりますね。

これは企業の大小に関係がありません。
大企業であっても限られた経験しか詰めない企業もありますし、中小企業であっても多くの経験が得られる企業も沢山あります。

是非、上記の点を説明会や選考の際に意識してみてください。

新年も4日にもなると、もう新年気分も無くなりますが、一応、あけましておめでとうございます。

就活講座


ということで、新年最初の就活講座です。どぞー。


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■就活ヒント:「事務職」を希望する際の留意点
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以前、職種選びからキャリアパスについてのお話をしましたが、大切な事を伝え忘れていました。

その大切な事とは「事務職」に対する考え方です。

「事務職」という採用枠を持つ企業も当然存在しますが、

「私は『事務職』につきたい」

というレベルでしか考えられていない人は採用されません。

今現在、「事務職」を考えている就活生の方は、

・「事務職」とは具体的に何をする仕事ですか?
・「事務職」に求められる能力はなんですか?
・そもそも何故「事務職」を希望するのですか?

という事を自問自答してみてください。

これまで「事務職を希望している」という学生で上記に答えにスパっと答えられた人はいませんでした。

答えられたとしても企業が求める答えではありませんでした。

「事務なら残業がすくないイメージだから」

とか、

「自分は営業は向いていないから事務がいい」

という目も当てられない回答をした学生すらいたぐらいです。
 
そういう人は就活を辞めてしまい派遣社員にでもなるべきですね。

安易に「事務職」を希望しているとあらば、今一度考えをしっかり持ち直さないと、就職活動は惨敗してしまいますのでご留意。

 
 

年内最後の就活講座です。

就活生の皆さん、よい年末年始を!(なかたに3年ゼミ生は、冬休みの就活準備の宿題ちゃんとやりなさいね!)
就活講座

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■就活ヒント:就活準備、年末年始にやるべきこと(その3)
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就活において、年末年始に必ずやっておいて欲しいことの(その3)です。

1つ目は、『両親(親しい親戚)と就活の真面目な話をしよう』で、
2つ目は、『2014年7月までの就活計画を詳細に立てよう』でした。

そして最後の3つ目は、

『自己分析、希望業界業種選定と志望動機を一旦完成させよう』

です。

これは計画づくりにも関係するところなのですが、エントリーごとに考えていたのでは都度立ち止まってしまいますので、まずは一旦完成させることが大切です。

自己分析の進め方は、もう山ほど情報を集めているでしょうから、細かくは言及しませんが、実践的なアドバイスを1つだけ。

それは

「とにかく文章として書き出すこと」

です。

頭で考えていることを、とにかく書き出す。
グルグルと頭のなかで考えているだけでは完成しません。

書き出し、読み返してみる。
できれば「声に出して」読んでみるとよいでしょう。

一度に全ては完成しません。

小学校時代の自分はどんな子どもだったか、中学生時代、高校時代はどんな毎日を過ごしていたか、当時のことを思い出しながら、

「小学校時代の自分は、〜〜〜〜〜 」
「中学校時代の自分は、〜〜〜〜〜 」
「高校時代の自分は、〜〜〜〜〜 」
「部活では〜〜〜〜」
「サークルでは〜〜〜」

と、言った具合で項目ごととにかく書き出してみる。

書き出してみることで不足している部分も見えてきますので、その後、追記していく。これの繰り返しです。

文章の綺麗さは、その後直していけばよいのです。

一度で完成された文章にしようとする就活生は失敗します。

続いて、業種業界について決めてしまうことです。

就活の要諦は「絞り込み」にあるのですが、現段階で完全に絞りこまなくともよいでしょう。

しかし、1月中にはある程度絞って活動をすべきであり、そのための優先順位を年末年始に決めておくと、その後の就活がスッキリとすすめることができるでしょう。
※業種業界の考え方はまた別の機会にお伝えします。

「いろいろな業界の話を聴いてから決めたい」

としている人は、いつまでたっても決まりません。
一度、現段階での希望と優先順位を決めてから情報を集めることが大切です。

自己分析と、業界業種選定はセットで年末年始に行ってくださいね。

ということで、その2です。

就活講座

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■就活ヒント:就活準備、年末年始にやるべきこと(その2)
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就活において、年末年始に必ずやっておいて欲しいことの(その2)です。

1つ目は、『両親(親しい親戚)と就活の真面目な話をしよう』でした。

そして今回の2つ目は、

『2014年7月までの就活計画を詳細に立てよう』

です。

時はあっという間に過ぎていきます。
年末年始の時間があるタイミングでしっかり計画を立てられるかが、皆さんの就活の成否をわけるといっても過言ではありません。

日次ベースで計画をたてる必要はありません。

まずは、各月の終わった段階での「状態イメージ」を明確にすることです。

皆さんは、いつ頃内定を獲得して就活を終わらせるイメージですか?

そのためには、1月末に、どのような状態になっている必要がありますか?
2月末は3月末は?

全てを逆算して考えていくことです。

1社受けて1社内定をもらえる人などいません。

いつごろ何社の説明会に参加し、何社の面接を受けてといった具合で、行動ベースの計画をたてるべきです。

具体的なイメージが持てれば持てるほどに、年明け以降の皆さんの活動が変わってきます。


ぼんやりとしたイメージと計画であると、就職活動もなんとなくぼんやりとした活動となり、途中で皆さん自身が道を見失い迷子になります。

一年の計は元旦にありといいます。

就職活動の計画も、じっくり考え細部にわたって計画を立ててしまいましょう。
まずは立てることが大切です。

計画を立てておけば、状況に応じて修正することはたやすいことです。


年の瀬ですね。大学の仕事も終わり、年末モードになっております。

就活控えている大学3年生は年末年始もちゃんと準備してね!
就活講座

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■就活ヒント:就活準備、年末年始にやるべきこと(その1)
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2013年も残り僅かとなりました。
大学の授業、ゼミの予定も終わり多くの皆さんが冬休みに
突入していることではないでしょうか。

就活解禁され約1ヶ月、皆さんどのような活動をされましたか?

既に説明会やセミナーに参加した人、自己分析、業界選定をしようと思いながら結局時間だけが経過した人
様々ではないでしょうか。

今回より3回に分けて、年末年始に必ずやっておいて欲しいことをお伝えしたいと思います。

それでは、早速、1つ目の「年末年始にやるべきこと」です。

『両親(親しい親戚)と就活の真面目な話をしよう』

年末年始は、家族親戚と顔を合わす機会が増えることでしょう。

そうした機会にお酒を飲みながらでも構いません、就活についての真面目な話を一度しておきましょう。

両親は特にです。就活について普段は口にしなくとも、「内なる希望、願望、要望」を持っている場合が多くあります。

時代が異なりますので、全てが正しい、参考になるとは限りません。

ゆえに、全て親の言うことを聞きましょう、ということではありません。
しっかりと正面から、そうした想いを確認しておくことが大切です。

その際に、現段階で皆さんが考えていることをしっかりと話しをすべきです。
「迷っている」「どうすれば良いのかわからない」とあれば、それも正直に話をしてみるべきですね。

親としてではなく、皆さんのことを一番良く知る社会人の先輩としての意見は大変貴重です。

就活をスタートするにあたっての、年末年始にそうした真面目な話を一度しておくことで、その後の就活に不要なストレスを持たずにすみます。

両親と話ができたら、皆さんをよく知る親しい親戚(社会人であることが必須)にも同様に話を聴いておくとよいでしょう。

話すことで皆さん自身も整理がつくでしょうし、思いもよらなかった両親の意見や想いに触れることで考える指針も定まる可能性もあります。


なんとなく話すのではなく、改まってちゃんと向き合い話をすること。
是非、年末年始に行ってください。

 

大切にしていたピアスを無くしました...。

企業の方に会うとき髪を結ぶんで外して、ポケットに入れているんですが、何故か帰宅したら入ってない。これまでも何回か無くしかけたのですが、今回は流石に見つからなそうですよ...。

久しぶりの喪失感。大切なものを作ってはいかんのかもしれませんね。

ってことで、就活講座です。

就活講座

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■就活ヒント:希望職種を明確にしておくことが大切。
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就活初期はどちらかと言うと業界に目が行きがちですが、大切なのは職種選びです。

※ここで言う職種は、「研究職」「開発職」「営業職」「販売職」「企画職」といった区分を指すこととします。つまり、皆さんは「仕事として『やりたいこと』」ですね。

皆さんは「やりたいこと」を何かし持って就活に望んでいることと思いますが、希望する会社に入社できたとしても、はじめから希望する仕事ができる可能性は限りなくゼロだと思って就活をすることが肝要です。

入社は「希望する仕事に就ける可能性」を得ただけで、実現できるかは入社後のあなた次第ということですね。

大切なことは、「キャリアパス」をイメージすること。

自分はどういう仕事をして、能力をつけ、いつ頃自分が望む仕事にたどり着くかのステップをイメージしておくことです。

「開発職」を希望していても、はじめから「開発」の仕事にたずさわれるかはわかりません。最初は営業から入るかもしれないのです。

入社した会社が「開発」の仕事があるならば、初めは違う入り口であっても数年後にはたどり着ける可能性はあります。

最終的には「こういう仕事がしたい」という希望を持ちながらも、入社したら「まずは与えられた仕事を一生懸命やり成果を出す」そして認められたら希望する仕事を社内で目指すというスタンスで就活に臨むべきです。

これを応募する会社ごとに考えておくことが面接準備に直結します。

つまり、

「入社したらどういう仕事がしたいか?」

という質問に対する答えになるからです。

入社後のイメージを鮮明に持てている学生は企業側にとっても魅力的に映ります。

 

この就活講座の画像のモデルは土本寛子っていうんですが、大学時代の後輩なんですよ。フリー素材のモデルになってるんですね。

土本寛子|フリー写真素材・無料ダウンロード-ぱくたそ


その土本寛子と先日忘年会で久しぶりに会いました。本物は画像以上に美人ですよ(笑)

就活講座


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■就活ヒント:希望業種は絞り込むことが大切。
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就活は卒業後社会人としての第一歩を踏み出す企業を探す、選ぶ、選んでもらう活動です。

その候補は多いにこしたことはありませんが、時間は限られていて応募できる企業数も限度があります。

ゆえに、「自身のやりたいこと」「可能性」を考え、業種業界を絞り、企業を探すことになるわけですよね。

既に方向性を持っている方も少なくないとは思いますが、

それが、

「金融に進みたい」
「メーカーに興味がある」
「小売業を中心に受けようと思っている」

などといったレベルであれば、「絞り込んでいる」とは全く言えません。

例えば「金融」であれば銀行業もあれば証券業もあります。リース業だって金融です。

小売といっても、扱っている商品・業態により全く性質が異なります。

車なのか薬なのか衣服なのか食品なのか?
百貨店、コンビニエンスストア、スーパー、いずれも小売です。

小売と言えど「どこですか?」となるわけですね。

就職サイトに登録する際に沢山の業界業種の中から関心のあるモノに広くチェックを入れたと思います。

1月位までは様々な業種業界を見ることも良いかもしれませんが、いつまでも「絞りきれない」ままに就活を進めることは極めて危険です。

かと言って単に情報収集しているだけで絞り込めるわけではありません。

「絞り込む」という意識が大切です。
 

AmazonPrimeミュージックでBOOWYの配信が始まり、ここ数日はBOOWY祭なのですが、学生に知っている学生が少なからずいて、「え?なんで?」と聞いてみたら、

「お父さんが聴いていたから知ってる」

と回答が...

言われてみたら、そうですよね。自分と約20歳も違うわけですから...
そんな歳の離れた学生たちと楽しく毎日を過ごしていられた毎日、充実しています。

就活講座

ということで、第10回の就活講座です。どぞ。

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■就活ヒント:「やりたいこと」ってなんだろうか?(その2)
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企業側が採用を「将来有望な学生を探す、投資作業」としていても、皆さんの「やりたいこと」「実現したいこと」と企業が目指していることがマッチングすれば、それに越したことはありません。

ゆえに、就活において「やりたいこと」「実現したいこと」を考え、決めることは大切です。

ただ、その「やりたいこと」の設定には留意が必要です。

就活において、何の恥じらいもなく、

「人と関わる仕事がしたい」

とか

「社会貢献につながる仕事につきたい」

といったレベルを堂々と書き連ねる学生が後を絶ちません。

確かに、「やりたいこと」「実現したいこと」に見えなくもありませんが、企業側からみれば、それは全くもって「やりたいこと」ではありませんので注意が必要です。

何処の企業に入っても「人とは関わります」
 
どのような企業であれ大なり小なり社会貢献はしています。

「やりたいこと」には具体性が不可欠なのです。

具体的かつ鮮明なイメージを持てない事は実現しません。

「人と関わる仕事がしたい」
「社会貢献につながる仕事につきたい」

という言葉は、抽象的すぎるのです。

こういう抽象的な言葉を全面に出したエントリーシートや面接における自己PR志望動機を出していたのでは、就活はうまくいきません。

具体的に「やりたいこと」「実現したいこと」を定めましょう。


大学教員兼マーケティングコンサルタントをしてますが、小学校の卒業文集には、将来の夢を「建築家」って書いてました。
就活講座

ということで、しばらく「やりたいこと」についてです。

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■就活ヒント:「やりたいこと」ってなんだろうか?(その1)
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さて、早速ですが、
小さなこと「将来の夢」とか「大人になって就きたい仕事」といった類の作文を書いたことはないでしょうか?

その当時の夢を今なお追いかけ、突き進んでいる人もいるかと思いますが、多くの人は、そうした事を書いたことすら忘れ、就職活動がスタートし、改めて「自分がやりたいこと」を考えている状況かとおもいます。

就活において、皆さん自身の「実現したいこと」「やりたいこと」を一生懸命考えていることは大切ですが、あまり考え過ぎないことと、執着しすぎないことが大切です。

何故ならば、企業において新卒採用は「投資先の見極め」でしかありません。

ゆえに学生の「やりたいこと」は企業にとって極論必要ないのです。

会社にとって将来有望であるかどうかを見極めているのであって、皆さんの「実現したいこと」「やりたいこと」を実現させてあげるために採用しているのではありません。

就活では、

「その会社に入ったらいかに活躍できるか、将来有望であるか」

をアピールすることが必要なのです。

この当たり前すぎることを理解できず、「自分アピール」ばかりしていても良い結果は得られません。

かといって、「やりたいこと」が不要ということではありません。その活かし方が大切なのです。

現段階での皆さんの「やりたいこと」「実現したいこと」は何ですか?

ぼんやりしたイメージでは就活で活かすことはできません。
これも、やはり書き出してみながら考えることが必要です。

次回も引き続き、「やりたいこと」について考えてみたいと思います。

−−−
 

12月になりましたね。
なかたにの就活当時は12月が活動解禁でした。

ちょうどリクナビなどのインターネットでの就活が本格化した時代でした。
懐かしい。

就活講座

ということで、8回目の就活講座です。どぞー。

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■就活ヒント:就活で知っておいて欲しい大切なこと(その3)
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就活で知っておいて欲しい大切なことの(その3)です。

早速、本題にはいります。


■就活で知っておいて欲しい大切なことの(その3)

「就活は自分自身のためにしている。自分のことは自分で決める」

「就活は自分自身のため」
 
当たり前のことなのですが、表向きそのように装って実際は違う就活生が結構います。

自分自身のためなはずが、親や友人に対するメンツを保つために企業選びをしてしまうというのが最たる例です。

無名企業であろうと自身が良いと判断したならばそれで良いのです。
自分のための就職活動なのですから。

「自分のことは自分で決める」
 
これも当たり前のことです。大学を卒業したら社会人です。

自分自身の人生を自ら選択して生きていく必要があります。
その社会人としての第一歩を踏み出す場所は、自ら決断をしなければなりません。

周囲に流される、誰かの意見に依存し決定するなどしたら入社後、何かあればあっさり「辞める」という選択肢を選ぶ、選べることになります。

誰かの意見を参考にすることはあっても、最終的には自分で決めましょう。


就活の序盤は選択肢も多く問題になりにくいのですが、中盤から終盤になってくると、

「何のために就職活動をしているのかわからない」

と迷宮入りしてしまう就活生が出てきます。

「就活は自分自身のためにやっている」という確固たる意志を持ち続けましょう。

どのような選択をしようとも、全ては皆さん自身の人生、全ての責任を自らが負う必要があります。

ゆえに、決定も最後は自分自身でしましょう。

決して、誰かに依存してはいけません。

就活難民にならないためにも

「就活は自分自身のためにしている。自分のことは自分で決める」

このことは極めて大切なことです。

内定をえて、就活を終える時まで心に刻んでおいてください。

 

「人生の喜怒哀楽の総量」、これはライフネット生命出口会長の著書で出会った言葉です。

最近その意味を良くわかるようになってきました。
年齢を重ねるごとに喜怒哀楽の振れ幅がいつの間にか小さくなります。

怒りたくないし哀しみたくないですからね、経験から自己防衛本能が働くのです。
その分、喜びや楽しみも小さくなるような気がします。

気をつけないといけないですね。

と、戯言はこれくらいにして本題。
就活講座

−−−
就活で知っておいて欲しい大切なことの(その2)です。

早速、本題にはいります。


■就活で知っておいて欲しい大切なことの(その2)

「学歴フィルターは存在する。それは仕方ないこと」

これは仕方の無いことです。そのことに対してあれやこれやと考えを巡らせることは時間の無駄です。

やめましょう。

企業もボランティアで採用をしているわけではありません。
採用も業務の一環です。

効率的に将来を担う優秀な人財を確保する必要があります。
となれば、より効率的に、「優秀な人財がいる確率的に高い」大学から人財を選びます。

皆さんが、どれだけ大学のレベルは関係ないと言おとも、大学のレベルにより、学生の全体的な質は明らかに違います。
こればかりは、どうしようもありません。

学歴フィルターが存在していることを認めることで、就活における企業選びは必然的に変わってきます。

例えば、過去に自身の大学から1人も入社実績の無い大手ばかりを受験することは無いはずです。

むしろ、そんな企業ばかりを選択すべきではありません。
そして、そうした企業を受けて落とされたとしても凹む必要はありません。
仕方のないことなのです。

「学歴フィルターは存在する。それは仕方ないこと」

このことを就活において肝に命じておいてください。

不要なストレスを感じることがなくなります。

企業は沢山存在します。大手人気企業ばかりが企業ではありません。
視野を広くもって、企業を探しそして、自身の大学レベルにあった企業にエントリーしてください。


先日、就職難による大学生の自殺者増加という、疑いたくなるようなニュースが話題となりましたよね。

<自殺>就活難航で大学生の自殺者が倍増 10年警察庁統計

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110303-00000031-mai-soci


そんなニュースが出た翌日、偶然にも2011年3月卒業者向け採用合同説明会に参加し、

「なるほど、この状況なら確かに就活難による自殺者が出るかもしれない」

と思わされる出来ごとがあり、同時に新卒採用に携わる企業の責任について考えさせられたので書いてみようと思います。

参加した合同説明会には、未だ進路が決まらない4年生中心に来場。
参加は約30社。内訳は専門学校、就職支援会社が10社程度、残り全て中堅中小企業。

開催時間は13時から17時まで。

そんな説明会
開始早々、就職先が決まっていない都内某私大4年生のA君が小生のブースに来てくれました。一番最初に私のところに来てくれたそうです。

そんなA君、口下手で、不器用、若干鈍そうでもあり、見た目も決して良いと言えないのですが、愚直で真面目な側面は少し話をしてみれば判りました。

しかし、採用候補となりえるかといえば、それはNOであり、おそらく多くの企業においても同様と思われるような、そんなA君でした。

この時期に内定が取れていない学生に共通するのが、就活というゲームを攻略するための情報やスキル、テクニックが絶対的に欠けているということ。

自分は、採用で出会う学生に対し、一期一会、何かの縁だと思い、「この企業の話が聞けて良かった」と思ってもらえるよう、会社の話だけでなく、就活の苦労を少しでも楽にしてあげられるような、そして、少しでも就活が好転するようなきっかけになる話をするよう努めています。
 
20分程度の話を終え、前向きな気持ちで私のブースを後にしたかに見えたA君と、人もまばらとなった合同説明会終了間際にまた会うことになったのです。


たまたま、私のブースの前を通り過ぎたA君、 明らかに雰囲気がおかしい。
真っ黒のオーラを全身から発しているのです。


思わず声をかけました。「その後、どうだった?」と。
すると、今にも泣き出しそうな表情でこう言うのです。

「自分は本当に存在価値の無い、ダメな人間なんだと痛感させられました」
 

と。

「オイオイオイオイ、大丈夫かA君!」と思うと共に、冒頭に記載した昨日の大学生の自殺のニュースが頭をよぎったのです。
引き止め、もう一度、ブースに座らせて話を聴くことにしました。 

「どうした?何があった?」と聞いてみると、A君が言うところはこうでした。 

話を聞く会社からは、どこからも「夢や目標を持て!」「夢や目標が大事だ」ということばかり言われた。

「夢や目標は?」と聞かれても自分は、学生を終えたら、社会に出て働くことが何より大切なことであり、お金を稼ぎ、家族を養いたいという思いで就活をしてきたので、話せるような夢や目標は無い。

話を聞いた企業からは「夢や目標を持てないようではダメだ」と言われ、夢や目標を持っていない自分は、必要とされないダメな人間と思わざるを得なかった。

とまぁ、こんな主旨、相当つらかったのか、耐え切れず涙をボロボロ流しながら話をするのです。


実際に他の企業がどのようにA君に接し、どのような話をしたのかは判りませんが、いずれにせよA君をこんな気持ちにさせて帰らせてしまう企業の採用担当者がいることに疑問を感じずにはいられないのです。

この時期、2011年新卒採用をする企業は、一本釣りの傾向が強く、最初である程度判断をします。

確かに、A君は今、採用活動をする企業が積極的に採用を考えるようなタイプの人間ではありません。 
 
でもですよ、A君をこんな状態にして帰らせるような企業の採用担当って如何なもんなんでしょうか?

「夢?目標?」 企業はA君のようなタイプに、それを聞いてどうするの?
体裁のみ真っ当な話をしているつもりで、何も分かっちゃ無いんじゃないの?

彼は「社会に出て家族のためにお金を稼ぎたい。」という立派な目標があるじゃないですか。

「社会に出て働きお金を稼ぎ家族を養うこと」、

戯言に近い夢や目標を語るよりも、まずもって大切なことだと思うのです。

それが、まず第一義に出てくるA君は素晴らしいと思うのです。 

働く理由は人それぞれ。
将来の夢や目標はあればあったで良い。無くても大きな問題ではない。

ひとしきりA君の話を聞いたうえで、
自分は、A君に対して、「社会に出て働くこと、家族を養えるようになること」と考えているならば、それは十分立派な目標であり、夢だから自信を持つように。

そして、この時期から今後の就活をどのように進めるべきか、万が一の時の4月以降のリスクヘッジについてアドバイスしました。

A君は気持ちを持ち直した様子で会場をあとにしました。


A君の姿が見えなくなると、自分の近くにブースを構えていた某専門学校のキャリア担当の方が、挨拶にこられました。

「話が聞こえてきてので、内容伺っていたのですが、とても参考になりました、ありがとうございました」
「A君は自分のところにも足を運んでくれたのですが、あまりの落ち込みようで、対応苦慮していたのです。」

と言ってくれたのでした。

心配したなら、その場で何かしてあげてよ!

と思ったりもしたのですが、
いずれにせよ自分がしたことは、間違ったことではなかったかなと。

とりとめのない体験談になりましたが、

現在の新卒採用というシステムや、それに翻弄され苦労する学生たちのこと、日本の中小企業の採用のこと、

A君との出会いにより、考えさせられる出来事でした。 

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