Kindle fire HDを購入したものの、何となくまだ電子書籍を購入することには抵抗があって(厳密には、ラノベ系は電子書籍で良いと思っていて、自分のための本はちゃんと紙書籍を買いたいなと思っているのですが)、青空文庫ばかり読み漁っています。

そんな中で、新渡戸稲造の「教育の目的」を読んで、その中にあった5つの目的に感銘をうけたので書き残しておこうかと。

第一の目的:職業のために教育をする
第二の目的:道楽のために教育をする 
第三の目的:装飾のために教育をする
第四の目的:真理の研究のために教育する
第五の目的:人格を高尚にするために教育する
 

教育は全て「学問」または「勉強」と置き換えてもOK。

大学はまさに、この1から5までの目的をもって教育にあたるべきであり、自身も今後も1からの5の目的を持って勉強していきたいと思う次第です。

それぞれの詳細は割愛しますが、これ以外にない!というくらいスッキリしたので、記念カキコ。

ちなみに、本書では、教育問題に触れられているのですが、その内容が現代の日本の教育問題と何だ変わらない問題ばかりで、時代変われど根源的な問題は変わらないのだなと思った次第です。

この「教育の目的」を皮切りに、自分のなかで今更ながら新渡戸稲造ブームが吹き荒れている次第です。

Kindleで無料で読めるので興味のある方は是非ご一読ください。

と、言うところでこちらからの報告は以上です。

教育の目的
新渡戸 稲造
2012-09-14