久しぶりに突撃系営業電話を受けたのですが、あまりに酷かったのでブログに記録しておこうかと。

※企業が特定されないように呼称は伏せます。

電話は午前11時半頃かかってきた。

高めのトーン、早口で、本人確認もそこそこに、

営業君:「◯◯(時折テレビCMも展開している求人媒体)の新規拠点が□□市に立ち上がり、キャンペーンプランを準備したので、つきましては本日13時はご都合如何でしょうか?」

あまりの突撃テレマに一瞬固まってしまいましたが、まぁ 恐らく営業代理店の若人営業が研修もそこそこにテレマリストとスクリプトを渡されて電話してきているのだろうと思い直し、あっさり断るのも可哀想なので、少しお付き合いしてみる気分になったわけです。(ヒマ人?)

自分:「いきなり今日の午後って無茶苦茶でしょ」

営業君:「失礼いたしました、では金曜日の13時はご都合如何でしょうか?」

(なるほど、とにかくアポを取ることを課されているのね。)

自分:「いやいや、もちろん今日電話してきて今日っていうこともだけど、キャンペーンプランがあるって言うだけで時間取る会社あるとおもう?」

(営業君、固まる。おいおい、この程度で固まるなよ、がんばれよ)

自分:「いきなりキャンペーンだって言われても困るんですけど、幾らくらいなの?」

営業君:「通常2週間◯万円が同じ金額で1ヶ月掲載できます。」

(なるほどね、高いつーの)

自分:「多分、××(別の求人媒体)に弊社が出しているのを見て電話してきてるよね?」

営業君:「はい」

自分:「弊社、複数拠点それぞれ出しているんだけど、見た?」

営業君:「勉強不足申し訳ございません。」

自分:「複数拠点分だしてもキャンペーン価格で大丈夫なの?」

営業君:「1ヶ所の価格なので、複数になると・・・」

自分:「じゃぁ、コストがかかりすぎるから検討無理だね」

営業君:「おいくら位なら検討頂けますか?」

自分:「全拠点で◯万円以下(今実際にかけている掲載コスト)」

営業君:「それは難しいのですが、媒体効果には満足されていますか?」

(おっと、話を展開してきたね)

自分:「結構満足してますよ。応募もコンスタントにあるし」

営業君:「そうですか」

(あれ、それだけ?アポ取りたいなら頑張りどころじゃないの?)

営業君:「それで、金曜日の13時、ご都合如何でしょうか?」

(え???、そう来る?)
(もう、限界なのかな。残念だねぇ)

自分:「あの、今の話の流れで、アポ取れると思う?」

自分:「◯◯を検討しよう、会って話を聞いてみようっていう状態じゃないよね?」

自分:「とにかく、アポを取ることを言われているのかもしれないけど、今の話の流れで会う会社はいないと思うよ。もうちょっと練習しないと。」

自分:「まぁ、でも、苦労しているんだろうから、時間作ってもよいけど、営業的には全く無意味な時間になるよ。現段階で◯◯に掲載する理由が全く無いから。」

自分:「それでも良いの?」

営業君:「いえ、すみませんでした。」

(あれ?消え入りそうな声になっちゃった。助け舟出したんだから、お願いしますって言っちゃえば良いのに・・・)

自分:「そっか、大変だろうけど頑張ってね。また、良いプランがあったら電話してください。」


 テレマ営業は否定しないけれど、もう少しちゃんとやらないと、◯◯の評判悪くするだけ。
まさか、直販部隊じゃないと思いたいけど、代理店を使うにしても、ある程度質を選ばないと。

にしても、◯◯を運営している某社の経営厳しいのかな。

という、電話のやりとりを、昔々の自分の事を思い出しながらしましたよ。っていうことで。

昔、この手の本を何冊も読んだなぁ・・・。

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