研究ノート(大学教員の徒然)

なかたにじゅんいちの個人ブログです。

タグ:麻雀

麻雀は「負けないこと」を楽しむゲームではないかと、最近つくづく思います。

自身が上がれることはもちろん嬉しいけれど、他家のリーチを読み切って自身が聴牌で流局できたときの方が嬉しさが大きい気さえします。

実力が均衡していれば、麻雀は「勝ったり負けたり」です。

短期決戦であると、アマチュアがプロに勝つことさえあるゲームなのは、麻雀の魅力ですが、それでも長期で戦績を積み重ねれば、やはり差がついてくるのです。平均着順がわかりやすい指標になろうかと思いますが、その指標に差がついてきます。

同じメンツで長時間対局していると、全く手が入らない(配牌最悪、ツモも利かない)ときもあれば、何も考えなくても高打点の手で上がれることがあるのですよね。(5巡目リーチで、一発ツモ出来る、そんな局が続くなんてときがそれです)

そんな麻雀ゆえに、「勝てる時にしっかり勝ち、勝てない時に負けない」という打ち方が平均着順を上げていく要諦なんだろうな、と、いまさならながらに思うのです。

瀬戸熊プロとイベントで対局させていただいたことがあるのですが、対局後に1つ質問させてもらったことがあります。

「麻雀って、もう自分じゃどうしようもない悪い流れになるときがあるじゃないですか、そんなときどうしたら良いでしょうか?」

という質問です。

その質問に対して、(言い回し詳細は覚えていないのですが)瀬戸熊プロは、

「一翻下げる」

という助言をくれました。

劣勢な状況(どうしようも無いとき)では、少しでも可能性を追いたく(一発逆転的な発想)なりがち。でも、どうにもこうにもならない状況ゆえ、うまく行かない。あと1枚がずーっと入らないなどになってしまうのですよね。

そんなときは、一翻下げて構えるということなのでしょうね。自身のスタイルにこだわりすぎず、状況に応じて柔軟にスタイルを変えていくことも強さの1つなんだろうな、と。

「克己心」

瀬戸熊プロにサインを頂いた際に書いてあった言葉。今年の自分のテーマです。

負けないこと(4着にならないこと)を楽しむ麻雀、4着なら3着を目指す、3着なら4着にならないことを最優先するときもあるということを常に心のどこかに持っておきたいな、と思います。
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麻雀を強くなりたいのです。ここまで麻雀を探求しているのは、人生で初めて。



麻雀を覚えたのは、小学生の頃かな?父がゲームボーイのソフトを買ってくれたのがきっかけ。面白いとは思ったけれど、ゲームでは遊んでいた程度。家族麻雀を何度かした記憶はあり。

本格的に麻雀を始めたのは大学1年の秋。夏休みが終わって友人Hが実家から雀牌とマットを持ってきたのがきっかけ。当時全員が一人暮らし。時間さえあれば麻雀をしていた記憶。(一時期、スーパーリアル麻雀にもハマりましたw)

雀荘に行くという発想はなく、自分の部屋が雀荘になってました。卒業後もしばらくは年1くらいは集まり卓を囲んでいましたが、みんな家庭ができてからは自然消滅。

26歳くらいの頃だったと思うのですが、当時勤めていた会社の同僚と、毎週金曜日夜から徹マンという日常が2年位続いていました。あれもあれで面白かった。

その集まりもそれぞれの環境の変化とともに、自然消滅。その後、すっかり麻雀から縁遠くなっていたのですが、2015年に大学教員になり、学生に頼まれ「麻雀同好会」の顧問になってからは、学生たちと麻雀をすることに。

2018年秋にMリーグが立ち上がってから、麻雀熱はヒートアップ。プロの雀力、競技麻雀の世界に魅了され、2018年の冬に初めて雀荘の大会に参加したあたりから、頻度には波がありますが、フリーで雀荘に行くことになり、今に至ります。

麻雀同好会の学生たちも昨年3月に卒業してしまい、今はもっぱらフリーと、以前仕事を一緒にした仲間と月1回の定例会麻雀。23時くらいから翌朝まで毎回ガッツリと。気心知れた仲間との麻雀はやっぱり楽しいですよね。フリーはフリーで勝てばもちろん充足感がありますが、負けても、何故負けたのか探求し強くなるための過程だと思うと楽しめます。


と、麻雀歴を振り返ってみました。
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