研究ノート(大学教員の徒然)

なかたにじゅんいちの個人ブログです。

タグ:2018就職活動

2018年新卒採用の解禁まで残り2週間弱となりましたってことで、24回の就活講座です。

就活講座


-------------------------------------------------
■就活ヒント:就活における「質」と「量」
-------------------------------------------------

就活に不安を感じながら、立ち止まっている人がいます。
活動量が絶対的に少ない状態で、急に就活がよくなることはありえないので注意が必要です。

ということで、今回は就活における「質」と「量」のお話をしたいと思います。

就活における「質」とは、自己分析の質、
エントリーシートの質、業界業種・企業選びの質
グループワーク・面接の質 などなどですね。

言い換えれば、「内定獲得力」とも言えます。

エントリーシートがなかなか通過しないと悩む方は
その質が低いということであり、面接も質次第で通過確率が変わります。
(そもそも、学歴フィルター的に落とされている可能性もありますが)

一方で、「量」とは。これは、「選考を受ける企業数」です。
「エントリーした数」ではありません。
当然「説明会に参加した企業数」でもはありません。


この「質」と「量」の関係を式にすると、

「質」×「量」=「成果=内定獲得」

と表すことができます。

質の最大値は「1」です。量は無限です。
質が「1」の人は選考を受けただけ内定を獲得します。

逆に0.1の人は、10社受けてやっと1社です。

昨今の就活生を見ていると、平均値「0.04〜0.05」くらいでしょうか。
20〜25社選考を受けて1社内定という感覚です。

「質」が低いと思えば、就活の各ステップにおける「質」を高める努力をしなければなりません。

「量」が少ないと思えば、増やさなければなりません。

至ってシンプルですよね。

そうわかれば次は「質」と「量」どちらを優先すべきか?

まずは「量」です。

質の向上を意識して量を増やさないと、質はあがりません。

質のことばかり考え、動かないということを野球に例えるなら、

野球素人が本を読んで素振りは沢山するけれど、試合に出ないようなものです。

沢山練習し、沢山試合に出る。
そのことで実力がついてくるのです。

就活も一緒。考えてばかりいないで動きましょう。
 
このエントリーをはてなブックマークに追加

とりあえず、第1回です。
2013年のコンテンツなので、12月就活解禁を前提に書いてます。

それではどうぞ。

−−−
就活が始まり、大学での友人との話題は、

「リクナビ(マイナビ)の登録したか?」
「説明会、セミナーの予約したか?」
「自己分析したか?」
「業界は決めたか?」
「SPIの準備はしてるか?」

などなど、就活のことばかりではないでしょうか?

そして、そんな就活生向けに世の中には有象無象の就活情報であふれています。

そんな中、皆さんはどのような心境でいるでしょうか?

就活の大変さだけが耳に入り、得も言われぬ不安と焦りを感じている人が多いのではないでしょうか。

不安や焦りを感じるのは自然なことです。

人間とは先行きが見通せない時、不安を感じる生き物であり、まさに就活という未知の領域と対峙しているわけですから、不安があって当たり前。

しかも、周囲からは「就活は大変」という声がきこえてくる。

否応なく不安は増幅します。

不安はあっても、就活は自分自身のこと。
誰も貴方自身の人生を決めてくれることはありません。

自力でなんとかしなければならないのです。

つまり、

「不安と上手に向き合い「自らの力で」乗り越えていくこと」

が絶対的に必要です。

その不安を如何にして乗り越えるか?

それは、自らが立っている場所を確認し、これから向かおうとする道の先行きを自ら見通せば良いのです。

自らの立ち位置を確認し先行きを見通すためには、

「情報」

が必要です。

不安の中、独り悶々と考えても立ち位置も先行きも見えてきません。
天の声のようなものが舞い降りてくることはないのです。

情報を集め、就活全体像を理解すること。
多くの人達が歩んだ就職活動の経験・履歴を知ること。
必要とされるスキル・テクニックの項目と尺度を知ること。

今みなさんが知っておくべき情報は山ほどあります。

全く情報なく、不安のまま動き出すということは、

船を操縦するスキルもテクニックも無い状態で、海図も方位磁針も持たずに船で海に出るようなものです。

そんな状態であれば100%遭難します。

就職活動も、同じです。

遭難したくなければ、先人のアドバイスを元に、船を進める正しい方法を知り、練習し、海に出るに必要な道具を揃え、海図を見ながら適切な目的地を定め、海の様子を見極めて正しい海路を選び進んでいく。

他に例え普通に考えれば、「そうすべき」ことも何故か就職活動になるとそれが出来ず、遭難する学生が毎年多発します。

就活をまさにこれから始めるという方は、遭難しないために、まずは焦らず年内は情報収集に全力で。
−−−

今の時期、ウダウダ言って何もしないのが最悪の状態です。
具体的な情報集めしなさいよ!ってことです。 
このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ