5月24日のITマーケティングのゲスト講師は武富正人氏。
昨年に続き2回目。

[05/21]ITマーケティング〜早稲田MBAの授業(仮称)

昨年はオリコムの武富さんだったのですが、
今年は、DMGワールドメディア社日本法人代表取締役の武富さん。

DMGワールドメディアは英国のフジサンケイグループみたいなとこらしい。
ad:techのイベント主催会社であり、武富さんはad:tech Tokyoの事務局責任者とのこと。

ad:techについての説明は割愛
HP http://www.ad-tech.com/tokyo/japanese/adtech_tokyo.aspx
official BLOG http://ameblo.jp/adtechtokyo/

武富さんの講義は昨年度のMyBest講義の1つでした。
今年もかなり楽しみにしていたわです。

で、今年はどんな内容だったかというと、
クラスでグループワークを通じた「エレベーターミーティング」のスキル習得。

使用したフレームワークは極めて基本的なモノ。

Planは「6W2H」

When
Where
What
Who
Whom
Why
How
Howmuch

ですね。
(個人的にはWHOMがややこしいので5W2Hで良い気もします)

Managementは、以下4要素。

Schedule
Quality
Budget
Safety → 特に重要。

計画というのは上記を抑えることであり、SWOT、5FSのフレームワークに照らしあわせ、企画の競争力を吟味する。

これを短時間でということです。

3チームにわかれ、ざっくりした要件を提示されて、数分でチームでまとめ、いきなりプレゼンという講義。

今回重要視されたことは「短時間で考えまとめること」短時間であっても要素を抑える訓練でした。


本講義について、客観的にあえて言えば、完成度はあまり高くありませんでした。

準備次第でもっとハイレベルな講義になったようにも思います。


自分自身は、昨年の講義以降、武富さんを知っていて、ad:techも知っていて、ブログも読んでいたこともあり、すんなりグループワークに入れましたが、

武富さんの背景理解が追いつかないままに始まった感があり、いきなりだった人は、ちょっと厳しかったかもしれない。


でも、それも武富さんが意図的に行った可能性がありますけどね。


武富さんのメッセージは明快で、

「日本人のビジネスパーソンよ、真のグローバル人材たれ!」
(自分ですらグローバルで仕事が出来ているんだから、みんなできる!)

です。(自分の中の解釈ですけれど)

その一要素として、今回は

短時間でプランをまとめ、プレゼンをする

というスキルの重要だ!ということで、今回の講義があったと理解しています。

その題材として、ad:techを日本に誘致した実体験をモデルケースにしたわけですよね。

実務で使えるトレーニングメニューとしてはかなり良かったと思います。

ということで、

他の参加者の感想はわかりませんが、武富さんへのリスペクト割増を差し引いても、自分は非常に有意義な時間でした。


と、以上、完全に感想文ですね・・・


ちなみに、今回の内容は、企業向けの研修に応用できるなぁと思ったりしてます。
自分もできるようになろう。

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