久しぶりのブログ。

今年度から担当している広告論。
ビジネススクールで概要は学んでいるものの、専門というわけではないので、毎回自分自身勉強しながらというのが実態です。(講義では平然と話しをしていますけどねw)

マーケティングにおける広告は花形であり、学生時代、一度は広告の世界を志したくらいですから、好きな分野ゆえ、講義準備も苦はありません。一番楽しんで準備しています。

講義は、小難しいことばかりではアレなので、「広告って面白いな」と思ってもらえるようしています。
主には実際のテレビCMを見てもらうわけですが、YouTube様様です。過去のCMも含め、とても多くのCMがあがっています。YouTubeが無かった時代は、こんなこと出来ませんよね。

と、前置きはこれくらいにて、前回講義では「広告の目標設定」というお題で講義をしました。その際に、プロダクトライフサイクルに即した広告事例ということで、iphone、iPadの世に出た際の初期CMを観てもらいました。

iphoneはこれ。

iphoneがいかなるものかをわかりやすく、魅力的に伝える導入期のお手本のようなCMではないでしょうか?

そして、iPodはこれ。有名すぎるCMですよね。

講義で紹介するのはこの2つを想定していたのですが、関連話として、iPodが世に出る前はWalkmanが最もシェアを持つポータブルプレーヤーだったという話をすることにしたのです。
(iPodは2001年デビューで、学生たちは、96〜98年ごろ生まれが中心ゆえWalkman時代を知らない世代なのです)

そしたら、なんとこんなWalkmanの初期CMがYouTubeに...。いったいどんな人が探し出しアップしたのでしょうか...。


これを観て、思ったのです。シチュエーションこそ違えど、iPodの初期CMがWalkman初期CMとコンセプトが同じではないかと。

スティーブ・ジョブズがSONYを好きであったのは有名な話しですが、それがこんなところにも!!!

と思った次第で、そのことを個人の見解として学生たちに紹介しましたよ。

あと、WalkmanのCMといえばこれですよね。傑作です。



ということで、広告論のとある1回のネタをご紹介っていうことでありました。

スマホで音楽聞かないで、ちゃんとプレーヤー買おうかな。