「0円」で売られてしまう「i Phone 3G」について考える、というお話。
必要性を感じる人が多くないってことでしょ、日本では。
<ソフトバンク>iPhone「0円」販促キャンペーン
2月25日20時59分配信 毎日新聞
ソフトバンクモバイルは25日、米アップルの携帯電話「iPhone(アイフォーン)3G」の本体価格を大幅に割り引く販売促進キャンペーンを実施すると発表した。
期間は2月27日〜5月31日。2年契約が条件だが、記憶容量8ギガバイトのタイプは「0円」(通常は2万3040円)に、16ギガバイトでも1万1520円(同3万4560円)になる。
携帯電話をめぐっては、端末価格を上げ通信料金を下げる料金体系が一般化してきただけに、「0円」戦略は波紋を呼びそうだ。【前川雅俊】
一昔前の「0円」ケータイ再び!それも、i Phone 3G で。このニュースに触れて「おぉぉ!!! 」と無意味に感嘆してしまったのですが、冷静に考えると、これってどうなの?と思い直して、ちょっと考察してみる次第。
◆何故、今このタイミングで「0円」キャンペーンなのか?
近々、新型iphone 3Gのが発表さるので、今ある在庫を掃いてしまいたいのでしょう。新型の発表が出てしまうと、当然ながら新規購入する人は激減する。すると、相当数が在庫として残ってしまう、だから今のうちに勝負かけて売ってしまいたいのでしょう。
予定通り売れていないのでしょうね。このまま何もしなければ、目標数を達成できないのでしょう。SoftBankとAppleの間でどのような契約になっているのか定かではないところですが、予定通り、予定以上に売れていれば、こんな反則、もとい「販促」キャンペーンを実施などしないでしょう。販促費はそのまま利益を減らしますから。
「売れている」「売れていない」を判断するには、基準が必要なところで、もしかすると、現状の販売数で予定通りかもしれませんし、予定の半分以下なのかもしれません。見込み数が公表されていないのでどこまでも予想の域を脱しないところですが・・・
感覚的に自分の周囲で「i Phone 3G」ユーザーが急増殖している感じはしません。
前評判というか、発売前に大いに話題になった割には広がっている印象はないですよね。
「i pod」や、例えば「任天堂DS」のような広がりは全く感じません。そうした印象が蔓延しているということは、やはり売れていないでしょう。
とにかくSoftBankとしては、販促キャンペーンをせざるをえなかったと考えて問題無いでしょう。つまり、日本で「i Phone 3G」は思った程売れていない。という事でしょうね。
◆何故、日本で「i Phone 3G」は売れていないのか?
そりゃ、欲しいと思う人が多くないからなのですが、
知人のiPhoneをいじらせてもらいながら「売れない理由」私的考察。
・SoftBankのみだから。<これが最大の理由だと思う。
・電話としては使いにくい。
・メールが強烈に打ちにくい。
・2台目で持つには維持費高い。
・iPodと携帯電話を持っていれば事足りる。
・iPod touchで十分。
・FeliCa対応していない。
・カメラ機能が低レベル。
・ナップスターに対応していない。(個人的な理由)
・ノートPCをいつも持ち歩いているから(個人的な理由)
他にも多々あるのでしょうが、
iPhoneは欲しいなぁと思うけど、かかる費用や、キャリアの制限が理由で買わない。もしくは携帯+iPodのコンビから変更するほど欲しくはならないという事だと思います。
それにしても、「0円」キャンペーンといっても2年契約の縛りがつくのですよね今回のキャンペーン。それでも結構、売れているらしいじゃないですか。0円に踊らされてますね。結局、SoftBankが儲かる仕組みになっているのに。
夏頃には、新型iPhoneが出るんじゃないですかね。買ってまもなくに新型が出ても後悔しない人なら良いのですが・・・。2年縛りで変えるとなると違約金がかかるわけですかね?
ま、自分は買わないのでよいのですけど。ただ、iPhoneが欲しくないわけではないので、月月3,000円以下で維持できるなら自分は検討します。
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