先週末、F12009年シーズンが、アブダビGPをもって終了したばかり。
相変わらず、日本人のF1レーサーは変な名前が多いなぁと思いつつも、小林可夢偉くんの一定の活躍に、
「遂に、トヨタチームに日本人ドライバーが乗る日が来たか!」
と、楽しみになった矢先ですよ。
あらららら。トヨタさん、2012年までは継続するって言っていたじゃない。初優勝してないじゃない。
ホンダ亡き後、唯一の日の丸チームを応援していたのに。
無情ですね。現場は寝耳に水だったのでしょうね。
アブダビGPの後、山科代表が、小林可夢偉の来期確定って言ってたくらいですから、山科代表も聞かされていなかった事なのでしょうね。
ホンダの時もそうでしたが、トヨタ内もF1に対しては、一枚岩ではなかったのでしょう。
このご時世ですからね。F1も昔のような投資対効果は見込めなくなっていますからね。スピードは求められないですし、環境技術とは真逆のエンジンですからねぇ。
反対派はタイミングを見計らっていたのでしょう。今年2009年はトヨタは、初優勝が至上命題とされていましたからね。それが、実現出来なかった事が確定して、事に動いたのでしょう。
大活躍していれば、撤退する合理的な理由は見いだせませんが、勝てないチームに、毎年何百億も投資することに、継続する合理的理由を見いだすのは、非常に困難。
F1もボランティアでやっている訳ではないですが、それでも、景気が悪くなったから撤退って、あまりに身勝手な感じがしますね。F1ファンとしては。ホンダも、BMWもそうです。
そうそう、ブリジストンもそうですよ。
ブリヂストンF1撤退 「速さ」より「環境」、変わる技術競争
投資家に説明が付かないのはわかりますがね、レースは人に夢を提供する存在でもあるのですよ。夢はプライスレスですよ。そう思うのです。
もっと、がんばりなさい!!!と言ってやりたいです。
来期残るワークスは、ルノー、フェラーリ、メルセデスの3チームですか。
ルノーは怪しいですねぇ。ブリアトーレが追放されましたから、撤退しても良いかもしれませんね。
フェラーリとメルセデスは大丈夫そうですね。強いし、企業としてもブランドで飯を食っているような企業ですから。
将来、F1スポンサーになって、世界中をF1サーカスとともに巡ることを夢にしている自分としては、F1そのものが無くなってしまわないか心配でなりません。
近いうちに、タタモーターや中国の自動車メーカーが参入してくるかもしれませんが、トヨタやホンダを含め、世界の自動車メーカー同士が、威信をかけて争うそんなレースをみたいですね。
ま、時代の流れですかね。諸行無常。
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