本日は藤田先生のITマーケティングに参加させてもらいました。
テーマは「ニューロマーケティング」
前半は博報堂研究開発局の手塚豊氏による講話。
博報堂内にある認知科学マーケティングの専門チーム、
Hakuhodo B.B.Buyology(博報堂ブレイン・ブリッジ・バイオロジー)
の方です。
以下、適当にメモ。
◆マーケティング = 発見+創造
発見とは、「欲望の発見」(欲望の創造ではない)
創造とは、「社会的合意の創造」
マーケティング → 生活者がまだ自覚していない欲望を、本人より先に「発見」し、その新しい欲望に社会的合意を形成することで、新しい市場を「創造」すること。
高度消費社会 = 必要だから購入するするのではなく、購入すること自体が目的化している社会。
◆「進歩史観的市場観」の終焉
「右肩上がり」信仰の終焉 → 「定常化した時代」へ
「新しいものがより優れている」とは限らない時代
近代合理主義の終焉
→ 「合理的選択」から「情緒的選択」へ
→ 「客観の重視」から「主義の重視」へ
「不連続な市場の未来」、「改善」から「価値の読み替え」
◆人間は「言語」の影響を強く受ける。
意識出来ている領域は、言語化される領域とほぼ同義。
今日的なマーケティングにおいては
無意識領域≒非言語領域 &生理的領域
が重要な要素となる。
◆商品・サービスの「機能」のみに注視しすぎてはいけない。
生活者の前後の行動にも注視する必要がある。
「建前」や「正しい・正しくないという2元論」に振り回されないこと。
◆調査・分析手法
・ZMET
Zaltman Metaphor Elicitation Technique - Wikipedia
生活者の深層心理を調査するプログラム
「ZMET調査」を博報堂が日本で独占的に提供
http://www.hakuhodo.co.jp/pdf/2005/20050725.pdf・EEG(脳波) 脳波 - Wikipedia
・fMRI fMRI - Wikipedia
ニューロマーケティングの為の手法が大切なのではなく、そうした事が求められる背景が重要。
◆「問い」が間違っていたら、永久に生活は出ない。
女性の社会進出はなぜ進んでいるのか?
→ 女性は昔から社会に存在している。
→ 「社会進出」ではなく「企業社会進出」ならまだOK
→ 日本において専業主婦率が50%を超えたことは無い。
常識を疑う力、ものごとのありのままを見る力が大切。
ということで、ニューロマーケティングについて学んだわけですが、
まだまだ発展途上の理論・手法でもあり、現在進行形で今後、注目していきたいと思います。
入門書としてはコレがオススメ。
買い物する脳―驚くべきニューロマーケティングの世界著者:マーティン・リンストローム
販売元:早川書房
発売日:2008-11-21
おすすめ度:
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これは名著。
心脳マーケティング 顧客の無意識を解き明かす Harvard Business School Press著者:ジェラルド・ザルトマン
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2005-02-10
おすすめ度:
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