四半期に1度のペースでWBS恩蔵ゼミの先輩に主宰いただいている有志によるマーケティング研究会がありまして、毎度参加させていただいております。
先週、その研究会があり、5周年ということで、いつもと開催形態が異なり4名の方の近況報告という形でお話を伺ったのですが、その内容に沢山の人に知ってもらいたい内容もあったのでFacebookではなくBlogに記録しておきたいと思います。
それでは早速、お1人目の方のお話。
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学校法人東教育研究団
事業構想大学院大学 東英弥 理事長 のお話。
と、紹介するより宣伝会議の東社長と紹介した方がご存知の方が多いかもしれませんね。間近でお話を伺うのは初めてでした。で、お話の内容は事業構想大学院大学を設立に至った経緯。
東さん、若かりしころから「いつかは大学を創る」と言い続けていたそうです。ご承知の通り、宣伝会議の代表、マーケティングやブランド、広報といった分野で大学院を創ることも考えたこともあるそうですが、たどり着いた答えが「事業構想大学院大学」。
「事業を構想する力」こそが大切であり、それを専門的に学ぶ大学院。
これまでに11の会社を創業してきた東さん、その11の会社、いずれの会社も1年目から黒字、赤字経験なしらしいのです。その東さんの言う「事業構想が大切」は説得力が違います。
『事業構想には着地点をセットで考えることが肝要、初めはこじつけでもOK。それを誰かに話すこと。共感を得たり全く理解を得られなかったりを通じアイディアが生れる。そして、それには「勇気」が必要。』
最近、目先の生きていくための仕事にばかり追われる自分は目を覚まされました。そういえば、サラリーマン時代はビジネスに関する夢物語をところかまわず話まくっている自分であったはずで、それを追い続けたいから今の道を選んだはずだったのです。
事業構想大学院大学、苦戦している早稲田以外の国内私大MBAコースの強敵になること間違いなさそう。
この月刊誌も面白いです。
事業構想 2013年 01月号 [雑誌]
販売元:日本ビジネス出版
(2012-12-01)
販売元:Amazon.co.jp
続いて2人目。
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早稲田大学 恩藏直人教授
最近、というか博士課程に進んでこの方さっぱり研究らしい研究をしていない劣等生である小生にいつも温かい(?)アドバイスをくださる恩蔵先生であります。
今回はマーケティングのお話ではなく、先般発表された「WASEDA Vision 150」の中から「グローバル教育」に関してのお話でした。
WASEDA Vision 150とは、早稲田大学は2032年の創立150年に向けた戦略のことです。大学経営も企業経営と同じ課題に直面していて、解決に向けたアクションは企業と変わらないということを理解。
話は違いますが、世界中の大学評価ランキングというのが存在しますよね。早稲田大学はいつも順位がパッとしないのですが、これは早稲田大学が医学部を持っていないというのも影響しているそうです。医学部があると引用論文件数が飛躍的にあがり、それが評価を押し上げるという結果になるそうで。
ということで、頑張れ早稲田大学!
3人目は、
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エムケー精工 丸山将一 社長
エムケー精工は長野県に本社を置くJASDAQ上場企業。研究会を通じてお付き合いさせていただいてるWBSの先輩であります。
事業/企業戦略双方のお話を聴かせて頂いのですが、「研究会限り」の内容だったので書けないのですが、今後のエムケー精工に注目し続けざるを得ません。
それはそれとして、就活シーズンまっただ中ですが、エムケー精工のような地方に本社を置く魅力的な企業が沢山存在していることを就活生にはもっと知ってほしいなぁと、本題とは違うことも考えておりました。
最後、4人目です。
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電通コンサルティング 及川直彦 社長
ゼミの大先輩であります及川さんからは、電通コンサルティングが9月に出版された「しくみづくりイノベーション」の内容を紹介していただく形で、企業における新商品開発、イノベーションのフレームワークに関するお話。
特に印象的だったのが「青い人」「黒い人」「白い人」という話。
企業内で新商品開発をする際の組織に関する内容なのですが、
「黒い人」というとなんかダーティなイメージですが、そうではありません。
「青い人」=会社外の情報・資源にアクセス/マネジメント出来る人
「黒い人」=会社内の情報・資源にアクセス/マネジメント出来る人
「白い人」=「青い人」「黒い人」のマネジメントが出来る人
という役割が必要とのことです。
新商品開発にはステージごとに「青い人」「黒い人」の役割があり、
「青い人」ばかりでも「黒い人」ばかりでも新商品開発は成功しないとのこと。
自分は特性的に完全なる「青い人」。
いつも「黒い人」の役割・機能が欠如してしまい苦労しています。
1人で仕事する場合においても、「青」「黒」を意識しながら仕事をすることが
大切ということですね・・・。
詳しくは、是非、著書でご確認くださいませ。
しくみづくりイノベーション
著者:電通コンサルティング
販売元:ダイヤモンド社
(2012-09-13)
販売元:Amazon.co.jp
ということで、豪華な皆さまのお話を一度に聴くことができた研究会であり、その後の懇親会があり、参加者の皆さまも含め色々とお話を伺うことができて幸せな時間を過ごすことができました。
ペーペーの自分ががこの様な貴重な機会に参加させてもらえて、ありがたいことであります。
先週、その研究会があり、5周年ということで、いつもと開催形態が異なり4名の方の近況報告という形でお話を伺ったのですが、その内容に沢山の人に知ってもらいたい内容もあったのでFacebookではなくBlogに記録しておきたいと思います。
それでは早速、お1人目の方のお話。
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学校法人東教育研究団
事業構想大学院大学 東英弥 理事長 のお話。
と、紹介するより宣伝会議の東社長と紹介した方がご存知の方が多いかもしれませんね。間近でお話を伺うのは初めてでした。で、お話の内容は事業構想大学院大学を設立に至った経緯。
東さん、若かりしころから「いつかは大学を創る」と言い続けていたそうです。ご承知の通り、宣伝会議の代表、マーケティングやブランド、広報といった分野で大学院を創ることも考えたこともあるそうですが、たどり着いた答えが「事業構想大学院大学」。
「事業を構想する力」こそが大切であり、それを専門的に学ぶ大学院。
これまでに11の会社を創業してきた東さん、その11の会社、いずれの会社も1年目から黒字、赤字経験なしらしいのです。その東さんの言う「事業構想が大切」は説得力が違います。
『事業構想には着地点をセットで考えることが肝要、初めはこじつけでもOK。それを誰かに話すこと。共感を得たり全く理解を得られなかったりを通じアイディアが生れる。そして、それには「勇気」が必要。』
最近、目先の生きていくための仕事にばかり追われる自分は目を覚まされました。そういえば、サラリーマン時代はビジネスに関する夢物語をところかまわず話まくっている自分であったはずで、それを追い続けたいから今の道を選んだはずだったのです。
事業構想大学院大学、苦戦している早稲田以外の国内私大MBAコースの強敵になること間違いなさそう。
事業構想大学院大学(MPD)
※1月入試の出願まだ間に合います。この月刊誌も面白いです。
![事業構想 2013年 01月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Nv5a-DVXL._SL160_.jpg)
販売元:日本ビジネス出版
(2012-12-01)
販売元:Amazon.co.jp
続いて2人目。
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早稲田大学 恩藏直人教授
最近、というか博士課程に進んでこの方さっぱり研究らしい研究をしていない劣等生である小生にいつも温かい(?)アドバイスをくださる恩蔵先生であります。
今回はマーケティングのお話ではなく、先般発表された「WASEDA Vision 150」の中から「グローバル教育」に関してのお話でした。
WASEDA Vision 150とは、早稲田大学は2032年の創立150年に向けた戦略のことです。大学経営も企業経営と同じ課題に直面していて、解決に向けたアクションは企業と変わらないということを理解。
|Waseda Vision 150|早稲田大学
早大、学部生を2割減 今後20年の長期ビジョン公表 (日本経済新聞)
話は違いますが、世界中の大学評価ランキングというのが存在しますよね。早稲田大学はいつも順位がパッとしないのですが、これは早稲田大学が医学部を持っていないというのも影響しているそうです。医学部があると引用論文件数が飛躍的にあがり、それが評価を押し上げるという結果になるそうで。
ということで、頑張れ早稲田大学!
3人目は、
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エムケー精工 丸山将一 社長
エムケー精工は長野県に本社を置くJASDAQ上場企業。研究会を通じてお付き合いさせていただいてるWBSの先輩であります。
事業/企業戦略双方のお話を聴かせて頂いのですが、「研究会限り」の内容だったので書けないのですが、今後のエムケー精工に注目し続けざるを得ません。
エムケー精工株式会社
それはそれとして、就活シーズンまっただ中ですが、エムケー精工のような地方に本社を置く魅力的な企業が沢山存在していることを就活生にはもっと知ってほしいなぁと、本題とは違うことも考えておりました。
最後、4人目です。
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電通コンサルティング 及川直彦 社長
ゼミの大先輩であります及川さんからは、電通コンサルティングが9月に出版された「しくみづくりイノベーション」の内容を紹介していただく形で、企業における新商品開発、イノベーションのフレームワークに関するお話。
特に印象的だったのが「青い人」「黒い人」「白い人」という話。
企業内で新商品開発をする際の組織に関する内容なのですが、
「黒い人」というとなんかダーティなイメージですが、そうではありません。
「青い人」=会社外の情報・資源にアクセス/マネジメント出来る人
「黒い人」=会社内の情報・資源にアクセス/マネジメント出来る人
「白い人」=「青い人」「黒い人」のマネジメントが出来る人
という役割が必要とのことです。
新商品開発にはステージごとに「青い人」「黒い人」の役割があり、
「青い人」ばかりでも「黒い人」ばかりでも新商品開発は成功しないとのこと。
自分は特性的に完全なる「青い人」。
いつも「黒い人」の役割・機能が欠如してしまい苦労しています。
1人で仕事する場合においても、「青」「黒」を意識しながら仕事をすることが
大切ということですね・・・。
詳しくは、是非、著書でご確認くださいませ。

著者:電通コンサルティング
販売元:ダイヤモンド社
(2012-09-13)
販売元:Amazon.co.jp
ということで、豪華な皆さまのお話を一度に聴くことができた研究会であり、その後の懇親会があり、参加者の皆さまも含め色々とお話を伺うことができて幸せな時間を過ごすことができました。
ペーペーの自分ががこの様な貴重な機会に参加させてもらえて、ありがたいことであります。
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