アニメのお勉強1の「その4」です。他にも本を借りているのでこの1冊は、その4で終わりにしたいところです。
アニメーション学入門 (平凡社新書) [新書]
著者:津堅 信之
出版:平凡社
(2005-09)
太文字はINDEX、囲み文章は著書からの引用です。それ以外は気になった点の要約 ※は自身の感想、です。
第5章 日本のアニメーション
東映動画の現在でも傑作と評される長編作品
1)「わんぱく王子の大蛇退治」(芹川有吾監督、1963)
2)「太陽の王子ホルスの大冒険」(高畑勲監督、1968)
3)「長靴をはいた猫」(矢吹公郎、1969)
アニメブームとアニメファン
第六章 海外のアニメーション
各国のアニメの現状や主要な制作会社、作品などが紹介されている。
ということで、以上!!!次の本にいきますよ。
アニメーション学入門 (平凡社新書) [新書]
著者:津堅 信之
出版:平凡社
(2005-09)
太文字はINDEX、囲み文章は著書からの引用です。それ以外は気になった点の要約 ※は自身の感想、です。
第5章 日本のアニメーション
日本のアニメーションは、1917(大正6)年1月に国産第1作と思われる作品が公開されてから、すでに90年近い歴史を刻んできた。現在、その多様性は世界的にも比類ないほどになっている。
日本初のテレビアニメは、1960(昭和35)年1月15日にNHKで放映されたスペシャル番組「三つの話」という作品と思われる。この作品は、「みんなのうた」の試作として放送されたもので、手法は切り紙アニメーションだったという。日本で長編型のテレビアニメが多く制作が多いのは、長大なストーリーを有する長編漫画を原作としてテレビアニメが制作されたから。
東映動画の現在でも傑作と評される長編作品
1)「わんぱく王子の大蛇退治」(芹川有吾監督、1963)
2)「太陽の王子ホルスの大冒険」(高畑勲監督、1968)
3)「長靴をはいた猫」(矢吹公郎、1969)
・明治から大正中期にかけての日本の漫画は、大人向けの政治・社会風刺ものやナンセンスものが主体で、実は子ども向け漫画というものがなかった。
・大正初期から制作された日本製アニメーションも、その観客は大人だった。
・漫画とアニメの関係は、漫画とアニメ双方が、子ども向け作品という分野に進出することで、新たな段階に入った。
アニメブームとアニメファン
アニメブームの定義
「新たな様式や作風をもつ作品が現れることで、アニメ界の潮流に大きな影響をもたらし、作品が量産されると同時に観客層を著しく広げることができた現象」
単に作品が量産されるだけではなく、観客層がひろがることが、「ブーム」呼ぶべき現象
第一次ブーム(1960年代):
「鉄腕アトム」放送開始(1963)をきっかけとして、画期的な省力化システムによってテレビアニメが続々と制作された時期。特に、宇宙SFものが大流行した。
第二次ブーム( 1970年代後半から80年代後半):
テレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト」(1974〜75)によって青年層がアニメに熱狂し、また「風の谷のナウシカ」(1984)に至るまでの系譜の中で、アニメ観客層を大幅に広げた時期。アニメに特異的に熱狂する若者を示す「アニメファン」という言葉も一般化された。
第三次ブーム(1990年台後半から現在):
「もののけ姫」(1997)の成功と、海外でanimeという語が一般化し、アニメが日本発の大衆文化として認識された時期。国も自治体もアニメを新たなコンテンツとして注目しはじめたことに象徴されるように、第一次、第二次ブームとは質的に異なり、元来アニメに縁のなかった観客がアニメを見直そうとする傾向が強くなった時期でもある。
アニメ産業界とその周辺において「もののけ姫」が話題になった1990年代後半から、「アニメビジネス」という語が盛んに使用されるようになった。※アニメ産業の問題点等の記述もあったけど他の書籍でも論じられているので省略。
第六章 海外のアニメーション
各国のアニメの現状や主要な制作会社、作品などが紹介されている。
ということで、以上!!!次の本にいきますよ。
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