派生系日常系アニメのカテゴリーでは、五指に入る名作と信じてやまない作品、それは

　「キルミーベイベー」

　です。 間違いないです。

（参考）キルミーベイベーの感想
http://marketing.myjournal.jp/archives/50750735.html
 
　しかし、そんなキルミーベイベーが、商業的（円盤売上）では爆死。これは有名な（？）お話。実際、初動以降は知りませんが、こんな結果みたいですね。

○キルミーベイベー 【全6巻】 

巻数　　　初動　　　 発売日 

　　　　　BD(DVD) 

01巻　*,686(*,***)　12.03.07 

02巻　*,671(*,***)　12.04.04 

03巻　*,672(*,***)　12.05.02 

04巻　*,721(*,293)　12.06.06 ※合計 1,014枚 

05巻　*,716(*,***)　12.07.04 

06巻　*,734(*,***)　12.08.01

 　こんな状況でありながら、先日、キルミーベイベーのBlu-rayBOXが発売されやがったのです。
　
　※この喜びを表現するために、Amazonリンクを画像サイズ大で貼り付けてみました。


　この発売を知った時の第一印象は「ポニーキャニオン、やりおる」というものでした。

　普通に考えれば、

　キルミーベイベー担当者：「キルミーベイベーを、このまま終わらせるわけにはいかんのだよ。起死回生の一手、BOX販売しかない。ネットでは今だに話題になっている。潜在的な需要は必ずあるはず。早速、起案だ」
　↓
　ポニーキャニオンの偉い人：「円盤売れなかったけど、今でもネットで話題だからBOXが売れるという理屈がさっぱり分からん。却下。」

　となるはずが、
 
　ポニーキャニオンの偉い人：「んじゃ、試しにおもいっきり安くして発売してみようか」

　で発売ゴーサインがでたんですかね。

　で、初動の結果がこれ。


　多分、店頭では売り切れ続出だろうから、今後まだ伸びるでしょうね。成功も成功、大成功ですね。 
 
　これ、綿密な価格弾力性の予測をしていての価格戦略だったらポニーキャニオン恐るべしです。今回のキルミーにより今後のBOXの価格決定が難しくなるでしょうね。これまで３万〜５万円だったBOXが、今後価格下落傾向になり、それで需要（つまり販売数）が伸びるなら良いでしょうけど…。

　まぁ、キルミーBOXはBlu-rayなんで、再生機器を持っていない自分は、買ったところで現状インテリアになってしまうのですけどね。