先週13日、パリ中心部でISによるテロが発生し多くの死傷者がでました。

そのことをゼミで話題にしたのですが、テロが発生したこと自体は流石に知っているようですが、その事実以上のことは何もしらない、興味関心が無い様子の学生が多く、軽く衝撃を受けました。

テロに限った話ではありません。以前は、選挙権が18歳からとなった話題に触れ、政治への興味関心を聞いてみたのですが、皆が皆、興味関心がないのです。あわせて来年の行われる参院選に投票に行くかと聞いてみたら、「わからない」「行かないかも」という回答なのです。

世の中で起きていることに無関心であっても生きていくことは出来るでしょう。大学生に限らず、さして興味関心を持たず生きている人は沢山います。 

でも、それじゃマズイと思うのです。

そういう人は、なんとなくで周囲の空気に流されてしまう人間になりかねない。

少なくとも担当している学生には、世の中で起きていることに敏感になり、知識見識を身につけ、自分のアタマで物事を考え判断出来るような社会人になって欲しいと思うのです。

本を読むことも、新聞・ニュースに目を通すこともなく、モンストやパチスロに全ての時間を費やしていてはいけないのです。(ゲームやパチスロを否定はしません、それはそれで好きならば好きなだけやれば良いのです。ただし、それが全てになることを危惧しています)

さて、教員として学生に対し何がしてあげられるか...。
その必要性を説き続けるよりも、課題等の強制的な負荷をかけて気づかせる必要もあるのかな。
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