日産新型NOTEと新型セレナが国内除軽市場で1月度販売台数が1位・2位となりニュースになりましたね。

新車販売 日産1、2位 軽除く、32年ぶり  - 日本経済新聞

2017/2/6 20:53


日産車がワン・ツーとなるのは32年ぶりとのこと。これはちょっとした事件ですよ。

このニュースに触れ、最初に感じたのは、「消費者は結局のところ「技術・性能」でクルマを選んでいるんだな」ってこと。 

NOTEは、ガソリンエンジンで発電し駆動は100%電気で行うというe-POWERなる新技術搭載、セレナはミニバン初の自動運転技術を搭載しています。

そのことが1月の販売台数結果につながったとしか思えないわけです。

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考えてみれば、これまで長らく1位2位を独占してきたのが、プリウスやアクアといったハイブリッド車。これも、ハイブリッドという技術・性能で売れているわけですよね。

デザイン性で近年人気があるマツダ車も販売数を伸ばしていますが、プリウス・アクアの牙城を崩すまでには至らなかったことからも、デザインよりも技術・性能が購買につながる因子であるってことを証明してくれた感があります。
 
デザインは重要であることを否定しているのではありません。コモディティ化したカテゴリーではデザインは非常に有効な差別化手段となりますが、クルマのように技術革新、性能の向上による差別化が可能な製品カテゴリーにおいては、デザインより技術・性能なんだなと。

こうしたテーマで研究をしている方は沢山いるはずで、論文も多数あるはずなのですが、すぐにそうした類での詳細情報が出ないのがもどかしい。掘っていけば面白い研究テーマですよね。もう研究しつくされているかもしれませんが…。

と、いったところで、こちらからは以上です。

カタログのKindle版ってのがあるのですね。





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