研究ノート(大学教員の徒然)

なかたにじゅんいちの個人ブログです。

カテゴリ: 就活講座!

企業は皆さんが「将来活躍してくれる人材か」を見極めています。ゆえに、これからの可能性を語らなければなりませんですよ!

就活講座

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■就活ヒント:「自己PR」の目的を再確認しよう。
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就職活動とは、皆さん自身の「売り込み」です。

となれば、皆さんは「商品」、「自己PR」は商品を説明する「売り込み材料」となりますね。

ただし、皆さんという商品については、「現在の価値」ではなく「将来の価値」が重要です。

この「将来の価値」に重きをおいた「自己PR」が出来ていますか?

同じような内容の「自己PR」でありながら、就活をうまくいく人とうまくいかない人の違いは「将来価値の訴求」の違いです。

うまくいかない人は、自己PRにおいて、大学時代の経験を元にした事実を列挙して自分を説明するのみです。

うまくいく人は、同じ経験であっても、その経験を元に今後どのように成長するかどのような活躍を目指すかを説明します。

企業は「今のあなた自身」ではなく、「将来のあなた」に興味があるのです。

過去にどんな経験してきたかという事実は意味はなく、そうした過去の経験をどう将来に活かすかが大切なポイントです。

今一度、目的を再確認し、現在の自己PR内容を見なおしてみましょう。 
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面接などで企業側は家庭環境や親の仕事などを質問することは基本NGですが、実は学生がどんな人間なのか知るためには、質問しておきたい内容なのです。

就活講座

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■就活ヒント:「家族」の話もしっかりしよう。
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前回に続き自己PRの内容についてです。

バイト、サークルの話ではなく「学業」について加えることが前回のお話でした。

今回は「家族」の話についてです。

企業側は採用において、「皆さん自身がどんな人なのか」を見極めています。

それは実は皆さんが

「どのような家庭環境で育ち、今があるのか」

を伝えるのが実は効果的です。

この内容は採用側からは積極的に聞けない内容ゆえに。
皆さんの方から自然な形で、話をしてしまうことをおすすめします。

実際、親子関係、兄弟姉妹関係などこれまでの家庭環境が現在の皆さんに与えている影響は大学生活の比ではありません。

そうした内容をベースとして、志望動機につなげると企業側の納得感は格段に違ってきます。

皆さん自身を知ってもらうために、「家族」の話を積極的に話をすることを準備しましょう。
 
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大学指定の履歴書には「学業で力を注いだこと」という記入欄があるのですが、書くことに困っている学生が少なからずいるようです。

1〜2つは大学での勉強のことを話せるように準備しておきましょうね。

就活講座

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■就活ヒント:「学業」の話もしっかりしよう。
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自己PRの内容は固まりまっていますか?

多くの人は、ゼミ、サークル、バイトなど大学時代の経験を元にした内容で構成されているかと思いますが、「学業」について内容盛り込んでいる人は少ないようです。

学生の本分は勉強です。

何故その分野に関心を持ったのか、そして、どのようなことを
学び、そして研究してきたのか。

これが志望動機、自己PRにつなげる。

これをしっかりと話が出来る学生は「強い」ですね。

「大学時代、サークル、アルバイトばかりで全く勉強してこなかった」

こんな学生は企業も欲しくないですからね…。

もし、今現在、学業の話を就活に使っていないようであれば、
今一度、学生時代を振り返り、盛り込めるようにしていきましょう。

企業側は「サークルとアルバイト」の話は聞き飽きています。

もちろん、そのネタが駄目ということではりませんが、
余程の内容で無い限り、その他大勢の就活生と大差が無い話になってしまいます。

「学業の話」

是非取り入れていきましょう。

 
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久しぶりの就活講座の投稿。

3月中旬となり就活も本格的になってきているころでしょうか。
春休み中に目処をつけておきたいですよね。

就活講座

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■就活ヒント:就活におけるメールのお作法
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前回の携帯電話のお作法に続いて、今回はメールに関してです。早速いってみましょう。

□ メールアドレスについて

企業の採用担当者が見ることを意識し、恥ずかしくないアドレスにしましょう。
特に、以下のようなアドレス(特に携帯メールアドレス)を設定している方は
就職活動を機に思い切って変更するのもよいでしょう。

例)痛すぎるアドレス 
  (name).loves.(name).forever.xxx@docomo.ne.jp
例)ドットやハイフン、アンダーバーを大量に使用
例)初期設定から変えていない
□受信ドメイン制限を解除しておきましょう。

企業からメールが来る際はその会社ドメインからになります。
ドメイン受信制限がされていないか確認をしておきましょうね。

□ケータイアドレスしか持っていない人はPCアドレスを取得しましょう。

ファイル添付など、ケータイメールでは不十分な場合があります。
ケータイだけでなくPCアドレスも取得しておきましょう。
(gmail もしくは Yahoo!メールが無難です。)

□署名は必ず設定しておきましょう。

ケータイアドレスのみの方に多いのですが署名なしメールがよく見られます。
最低限、以下の内容は署名として記載しましょう。
大学名・学部・学科/名前/メールアドレス/携帯番号/※SNS・ブログ

□メール文章の慣習・お作法を知っておきましょう。

NG タイトル無し
NG お手紙のような季節の挨拶から入る
NG 宛名無し
NG 名乗らない
NG 改行無し
NG 敬語が間違っている

メール文章は慣れが必要ですので、ビジネスマナーや就活ハウツー本を1冊読んで、今日から練習を始めましょう。
不安があれば、友人知人に送付前に見てもらうのも良いですね。

 
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2018年3月卒の就職活動がスタートしましたね!
エントリーは充分な社数済んでいますか?20社は最低限。30社くらいはエントリーしておきたいですね。スタートで出遅れることないようガツガツ活動予定を入れましょうね!

就活講座

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■就活ヒント:就活における携帯電話のお作法
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就活におて携帯電話は無くてはならない必需品ですよね。

その携帯電話について、注意してもらいたいお作法についてお届けします。

□電話応答

企業から電話は携帯電話に直接連絡が来ます。
非通知・未登録の番号に出る場合も「名乗る」習慣をつけましょう。
一瞬の電話応対でその人を判断されてしまいます。
失礼な対応で心象を悪くすることないよう注意しましょう。
例)NG 「はい」(不審そうな声、横柄な声)
  G00D「はい、●●です」(声を張り、少し大きめで)
□伝言メモ・留守番電話設定

伝言設定、留守番設定をしておけば、授業中や電車の中で電話を取る必要性はありません。
「電源を切っているか、電波の届かないところにあります」となったり
何コールしても伝言・留守電に切り替わらないといったことでは機会損失となります。

留守番電話サービスは必ず加入しておきましょう。
伝言メモ・留守電設定の際は、必ず「設定秒数」の確認しておきましょう。

30秒以上は長すぎます。15秒〜20秒程度が無難です。
□メロディコール(呼び出し音設定)

皆さん、自分自身の携帯電話の呼び出し音を知っていますか?
設定した記憶が無くとも、契約時にセットプションとして初めから
メロディ音となっている場合があります。必ず確認しておきましょう。

センスを疑うような呼び出し音設定は避けましょう。
一般呼び出し音、メロディを使用するならば自然音など無難なものが良いでしょう。

どれも、社会人にとっては当たり前のレベルです。
斜に構えず、こうした細かなところから気を使っていくことが大切です。

 
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2018年新卒採用の解禁まで残り2週間弱となりましたってことで、24回の就活講座です。

就活講座


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■就活ヒント:就活における「質」と「量」
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就活に不安を感じながら、立ち止まっている人がいます。
活動量が絶対的に少ない状態で、急に就活がよくなることはありえないので注意が必要です。

ということで、今回は就活における「質」と「量」のお話をしたいと思います。

就活における「質」とは、自己分析の質、
エントリーシートの質、業界業種・企業選びの質
グループワーク・面接の質 などなどですね。

言い換えれば、「内定獲得力」とも言えます。

エントリーシートがなかなか通過しないと悩む方は
その質が低いということであり、面接も質次第で通過確率が変わります。
(そもそも、学歴フィルター的に落とされている可能性もありますが)

一方で、「量」とは。これは、「選考を受ける企業数」です。
「エントリーした数」ではありません。
当然「説明会に参加した企業数」でもはありません。


この「質」と「量」の関係を式にすると、

「質」×「量」=「成果=内定獲得」

と表すことができます。

質の最大値は「1」です。量は無限です。
質が「1」の人は選考を受けただけ内定を獲得します。

逆に0.1の人は、10社受けてやっと1社です。

昨今の就活生を見ていると、平均値「0.04〜0.05」くらいでしょうか。
20〜25社選考を受けて1社内定という感覚です。

「質」が低いと思えば、就活の各ステップにおける「質」を高める努力をしなければなりません。

「量」が少ないと思えば、増やさなければなりません。

至ってシンプルですよね。

そうわかれば次は「質」と「量」どちらを優先すべきか?

まずは「量」です。

質の向上を意識して量を増やさないと、質はあがりません。

質のことばかり考え、動かないということを野球に例えるなら、

野球素人が本を読んで素振りは沢山するけれど、試合に出ないようなものです。

沢山練習し、沢山試合に出る。
そのことで実力がついてくるのです。

就活も一緒。考えてばかりいないで動きましょう。
 
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昨日で大学の試験も全て終わり、本日から長い春休みに突入です。

就活講座


就活生は春休みこそが勝負、頑張ってね!ってことで23回の就活講座です。

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■就活ヒント:企業選びの基準(その2)
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前回、これからの就活のスタンスとして大切なことは、

「会社に依存する」という気持ちを捨てること。

不安定の中を生きていく覚悟。

と書きました。

会社も大きな変化の中で生き残りをかけて戦っています。

そんな変化の中で、これまでのことを粛々と続けるだけでは、生き残っていけないのです。

故に、多くの企業は採用する人材に、

「変化の中で柔軟に対応し、そして成長していける人材」

を求めます。

大きなストレスにも耐えられる人、
自ら意欲的に仕事を創造できる人、
未知なる状況にもチャレンジできる人

表現の仕方は企業により様々ですが、いずれにせよ、「弱っちい人」は求められていません。

でありながら、先行き不安な世の中で就活をする人は、どうしても「寄らば大樹の陰」的な雰囲気を出してしまいがち。

そんな本音が少しでも見えてしまったらアウトですよ。

次に、前回記載した

「その会社の仕事を通じて、本物の仕事力を身につけられるか否か」

という基準。

その会社で頑張ってみたものの、実はその会社でしか通用しない他の業界・業種では全く使えない仕事力だった…

なんてことでは変化の世の中では生きていけませんよね。

では、これをどう見極めるか?

これは残念ながら採用ホームページや説明会に出ただけでは判りません。
悪く言えば「騙されて」しまいます。

唯一の方法は、

「働いている現場社員」に接して話を聞くこと

です。

※社員と言えど「採用・人事担当」ではダメですよ。良いことしか言いませんから!

実際に働いている、将来先輩となる可能性のある社員が、自信をもって仕事をしている、成長実感をもっている

そして、皆さんの数年後のイメージが持てる。

そんな会社であれば良いですね。

採用過程で「間違いない」と思っていたのに、実際に入社してみたら働いている人が皆疲れきって成長なんて無縁の状態だった…

なんてことになっては目も当てられません。

会社を選ぶ時は必ず「現在働いている人に会う」、そして決める。
このことは是非覚えておいてください。
 
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就活講座の連載をしながら、肝心な自身のゼミ生たちの就活準備が充分でない状況がわかり、本日研究室に集合してもらい、3月末までの命令に近い活動目標を設定しました(笑)

その内容は、もちろんこの就活講座に書いてきていることに準じていますが、言い回しや、ここでは書けないような例え話はかなりエグいものです(笑)

就活講座

ということで、22回目です。

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■就活ヒント:企業選びの基準(その1)
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前回、就活は「決める」ことが大事であり、最終的には企業を「決める」ことという話をしました。

無知なままでは企業を決められません。
そこで、企業選びの基準について少しお話します。

今、世の中は大きな変化の中にありますよね?

皆さんは企業選びについて、どのような基準を持っていますか?

例えば、「安定」という言葉を出す学生がいますが、意味不明です。
安定しているからと言った瞬間に面接は落とされると思っておいてよいでしょう。

大手企業だから「安定」しているということは一切ありません。

このことを「アタマ」では分かっていても、実際に就活を始めてみると、「安定」を求めてしまう人は少なくありません。

安定を求め超大手に就職し喜んでいたけれど、希望していた仕事には就けず、気づいたら部門ごと売却された。

配属となった事業部が縮小となり、転職を余儀なくされた。

などという話は決してレアケースではないのが実態です。

また、

毎年成長し利益が出ている会社だから安心、

などということもありません。

前年度に最高収益を上げながら翌年は大赤字となる会社だって沢山あります。

そんな中、社会人経験の無い皆さんが社会人として第一歩を踏み出す会社を選ばなければならない。

難しいですよね。

どのようなスタンスで、何を基準に会社を選べば良いのか?

これからの就活のスタンスとして大切なことは、「会社に依存する」という気持ちを捨てることです。

不安定の中を生きていく覚悟です。

初めから「安定」を求めるような学生を残念ながら企業側は100%採用しません。

そして、
 
「その会社の仕事を通じて、本物の仕事力を身につけられるか否か」

という基準をもって会社選びをすることが大切です。

次回、このスタンスと基準について補足解説します。。
 
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2月になりましたね。今年の就活解禁は3月1日ですので、準備期間は残り1ヶ月となりました。

とは言え、もう実質的には始まっているのですよね。

未だに具体的な準備をしていないゼミ生たちが心配で、そろそろ個別指導することにしました(笑)

就活講座

ということで、21回です。どぞ。

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■就活ヒント:就活は「決める」ことが大切
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就活は「決める」ことが大切です。

何も決められないまま就活を続けている人がいます。

「今は広く情報収集しながら考える」

という人は多いことでしょうが、多くの就活生は、何を解決するために情報収集するのか「決めず」に情報収集していることがあります。

就職活動は、最終的には社会人の一歩となる就職する企業を決めることですが、それまでの過程に決めなければならないことが沢山ありますよね。

例えば、企業検索する際の「条件」は決めなければならない1つですね。

「それは『決めている』」という人もいるかもしれませんが、それが「希望願望」ではなく「決めた」ことであるか自問自答してください。

柔軟に状況にあわせて考えを改めるのは大切ですが、希望願望レベルで企業を探しているうちは、就活全て出たとこ勝負になってしまいます。

検索する条件を「決める」こと。そして、企業にエントリーするかしないか「決める」こと、説明会に参加するかしないかを「決める」こと。

そして「決める」うえでは、皆さんの「意思」が重要です。

自分は

「何故、この業界業種を希望するのか」
「何故、この会社にエントリーするのか」
「何故、この会社の説明会に参加するのか」

と自問自答してみましょう。

就活に対する意思を明確にしていくことで「決める」力がついてきます。

そして、常に「決める」ことを意識し活動を積み重ねるようしましょう。

 
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1月ももうすぐ終わり。
解禁は3月ですが、準備を考えると、2月から就活も本格的にスタートといったところでしょうか。


就活講座


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■就活ヒント:説明会参加のお作法(その3)
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説明会のお作法、その3は説明会終了後です。

説明会の質疑応答にて質問は絶対です。

その上で、説明会が終わったら、そのまま帰るのではなく当日説明会に参加している社員の人のところに行き、更に質問をしましょう。

これは、その後の選考への布石です。
 
選考に進んだ際に、「説明会でその会社の社員と話をした」という事実が使えるのです。

社員を捕まえて聞くことは、説明会の質疑応答では聞けない内容でOKです。

例えば、
 
「どうしてこの会社を選んだのか?」
「入社後、どのような仕事をしてきたのか?」

などですね。

これは説明会にてその会社に印象を残すための手段であり、対応してくれた社員の方に好印象を残すことができれば、説明会後の社員間での話題で

「説明会後に話をしてきた○○さん、良いのでは?」

といった形で応援してくれる可能性があります。

そこまでにならなくとも、
選考にて、

「説明会にて社員の○○さんにお話を聞き、御社で働くイメージがより鮮明になった」

と言った感じで話題の1つにすることが可能になります。

説明会から選考は始まっているのです。
 
その他大勢から抜け出す為に、できることは全てやっておきましょう。



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ということで、19回目の就活講座です。
内容は、合同説明会などでも当てはまるお作法です。事前に参加企業を調べておき、その準備をしておくと良いですね!
就活講座

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■就活ヒント:説明会参加のお作法(その2)
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前回に引き続き、説明会でのお作法です。

今回は説明会当日についてお伝えします。

説明会当日の留意点は以下の3つです。

1)遅刻厳禁、15分前には会場入りしましょう。
2)座る場所は躊躇なく最前列で。
3)話に集中しながらメモをたくさんとりましょう。

特別難しいことは何も無いですよね?
1)は基本中の基本。時間に余裕を持って行きましょう。

2)についても、説明会は会社に如何に印象を残すかを考えれば一番目立つ場所に座ることが不可欠です。

「御社の内定が欲しいのです!」オーラを全開に出し、遠慮せず一番前に座ってしまいましょう。

15分前に到着し、一番前に陣取ったら印刷してきた会社ホームページと準備してきた質問に目を通しつつ待ちます。

そして、説明会が始まったら話に全力集中です。

その際にポイントになるのが3)に記載したメモです。
これは意外と出来ない(しない)学生が多いのですが、大切です。

ノートを広げ、説明会での話を一生懸命メモをとりましょう。

前にたって話をする側からは意外と参加している学生の手元が見えるものなのですよ。

聞きながら一生懸命メモをとっている学生と、ただ座って聞いている学生、どちらが好印象を与えるかは議論の余地がありません。

細かなことですが、小さな積み重ねが大きな差を生むのです。

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大学が始まると毎日があっと言う間ですね。
就職活動は春休みが勝負どころです。1月、がつっと準備し2月になったら一気に動き出してくださいね。

就活講座

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■就活ヒント:説明会参加のお作法(その1)
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1月も中旬を過ぎ、そろそろ会社説明会への参加も本格化してくるころでしょうか。

就活は選考からが本番ではなく、説明会からが本番です。
ということで、これから数回に分け、基本的なお作法をお伝えします。

まず第一に説明会では、如何に企業側の印象に残るかがポイントです。
その為には最低限の事前準備が必要となります。

説明会参加にあたっては最低限、以下の2点は準備しましょう。

1)企業ホームページの印刷
2)質問事項の整理

1社1社、「説明会で内定をとる」くらいの意気込みが大切です。

その為には、事前に会社のことを調べられるだけ調べる。

「自分がもしその会社で働くならば」を想定し質問を準備しておきましょう。
「とりあえず情報収集のために参加」では、その他大勢に埋もれてしまいます。

1)は「ちゃんと情報収集して参加していますよ」というアピールにもなりますので、席についたら印刷した紙を出しておきましょう。

2)については、説明会を通じて解決した内容にはチェックを入れておき、説明がなかったこと、更に詳しく聞きたい内容を、質疑応答の時間になったら真っ先に手を挙げ質問をしましょう。

本気でその会社で働きたいと思うならば聞きたいことはいくらでもあるはずですよね。

「こんな質問したら恥をかくのではないか?」

などと躊躇する必要は全くありません。
 
質問=自己PRくらいのつもりで質問となったら躊躇なく最初に質問しましょう。

そのためにも、事前に質問を準備しておく必要があるのです。
説明会で質問は絶対です。
 
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全国的に今日に成人式を開催しているところが多いようですね。大学教員となり、新成人をお祝いできることは喜びの1つだったりします。

就活講座

とおいうことで、就活講座17回ですね。どぞ!

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■就活ヒント:スペシャリスト?ゼネラリスト?
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職種に関するお話を今回も続けます。

職種を考える際によくでる議論に

「スペシャリストを目指すか?ゼネラリストを目指すか?」

というものがあります。

基本的には「スペシャリスト」を目指すべきですが、企業が求める「スペシャリスト」の定義が一昔と若干違ってきていますので留意してください。

昔は「スペシャリスト=専門家」で良かったのですが、現在は「スペシャリスト=1分野に特に秀でたゼネラリスト」が求められています。

例えば、マーケティングのスペシャリストであるならば、マーケティングの知識と経験のみを積み上げる事は当然ながら、営業経験やITや財務会計の基本的な知識が不可欠です。

故に大企業であれば能力のある人材であればあるほど、様々な業務経験を若いうちに積ませようとします。

中堅中小企業だと、そういう事ができない場合がありますが、そこは皆さん次第。

目指したい「スペシャリスト」イメージを持ち、20代のうちに様々な経験、仕事の能力を身につけられるよう貪欲に仕事をし、そして学ぶというスタンスが大切です。

となると、企業を選ぶ際に、20代でどのような仕事に携わり経験が積める「可能性」があるかを充分に見極めることが大切になりますね。

これは企業の大小に関係がありません。
大企業であっても限られた経験しか詰めない企業もありますし、中小企業であっても多くの経験が得られる企業も沢山あります。

是非、上記の点を説明会や選考の際に意識してみてください。

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新年も4日にもなると、もう新年気分も無くなりますが、一応、あけましておめでとうございます。

就活講座


ということで、新年最初の就活講座です。どぞー。


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■就活ヒント:「事務職」を希望する際の留意点
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以前、職種選びからキャリアパスについてのお話をしましたが、大切な事を伝え忘れていました。

その大切な事とは「事務職」に対する考え方です。

「事務職」という採用枠を持つ企業も当然存在しますが、

「私は『事務職』につきたい」

というレベルでしか考えられていない人は採用されません。

今現在、「事務職」を考えている就活生の方は、

・「事務職」とは具体的に何をする仕事ですか?
・「事務職」に求められる能力はなんですか?
・そもそも何故「事務職」を希望するのですか?

という事を自問自答してみてください。

これまで「事務職を希望している」という学生で上記に答えにスパっと答えられた人はいませんでした。

答えられたとしても企業が求める答えではありませんでした。

「事務なら残業がすくないイメージだから」

とか、

「自分は営業は向いていないから事務がいい」

という目も当てられない回答をした学生すらいたぐらいです。
 
そういう人は就活を辞めてしまい派遣社員にでもなるべきですね。

安易に「事務職」を希望しているとあらば、今一度考えをしっかり持ち直さないと、就職活動は惨敗してしまいますのでご留意。

 
 
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年内最後の就活講座です。

就活生の皆さん、よい年末年始を!(なかたに3年ゼミ生は、冬休みの就活準備の宿題ちゃんとやりなさいね!)
就活講座

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■就活ヒント:就活準備、年末年始にやるべきこと(その3)
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就活において、年末年始に必ずやっておいて欲しいことの(その3)です。

1つ目は、『両親(親しい親戚)と就活の真面目な話をしよう』で、
2つ目は、『2014年7月までの就活計画を詳細に立てよう』でした。

そして最後の3つ目は、

『自己分析、希望業界業種選定と志望動機を一旦完成させよう』

です。

これは計画づくりにも関係するところなのですが、エントリーごとに考えていたのでは都度立ち止まってしまいますので、まずは一旦完成させることが大切です。

自己分析の進め方は、もう山ほど情報を集めているでしょうから、細かくは言及しませんが、実践的なアドバイスを1つだけ。

それは

「とにかく文章として書き出すこと」

です。

頭で考えていることを、とにかく書き出す。
グルグルと頭のなかで考えているだけでは完成しません。

書き出し、読み返してみる。
できれば「声に出して」読んでみるとよいでしょう。

一度に全ては完成しません。

小学校時代の自分はどんな子どもだったか、中学生時代、高校時代はどんな毎日を過ごしていたか、当時のことを思い出しながら、

「小学校時代の自分は、〜〜〜〜〜 」
「中学校時代の自分は、〜〜〜〜〜 」
「高校時代の自分は、〜〜〜〜〜 」
「部活では〜〜〜〜」
「サークルでは〜〜〜」

と、言った具合で項目ごととにかく書き出してみる。

書き出してみることで不足している部分も見えてきますので、その後、追記していく。これの繰り返しです。

文章の綺麗さは、その後直していけばよいのです。

一度で完成された文章にしようとする就活生は失敗します。

続いて、業種業界について決めてしまうことです。

就活の要諦は「絞り込み」にあるのですが、現段階で完全に絞りこまなくともよいでしょう。

しかし、1月中にはある程度絞って活動をすべきであり、そのための優先順位を年末年始に決めておくと、その後の就活がスッキリとすすめることができるでしょう。
※業種業界の考え方はまた別の機会にお伝えします。

「いろいろな業界の話を聴いてから決めたい」

としている人は、いつまでたっても決まりません。
一度、現段階での希望と優先順位を決めてから情報を集めることが大切です。

自己分析と、業界業種選定はセットで年末年始に行ってくださいね。

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